中古車を探す上で『前期』と『後期』どちらを買えばいいのかな?と悩む人は少なくありません。
結論から伝えて置くと『後期』を購入する事をお勧めします。
しかし、なかなかには前期と後期って何?と思う方もいるでしょう!
そこでこの記事では『前期』と『後期』の違いと、『後期』を買うべき2つの理由についてお話していきます。
『前期と後期』はマイナーチェンジの前か後
前期と後期の違いが分からない!という方に簡単に説明しておきますね!!
多くの車は、新しい車が発売されてから約2年が経つと『マイナーチェンジ』を行います。
- マイナーチェンジ前=前期
- マイナーチェンジ後=後期
マイナーチェンジとは見た目に大きな違いが無く、内装や外装のちょっとした部分が変更されます。例えば『ある車が発売された当時』は無かったけど、マイナーチェンジによって『USBソケット』が取り付けられた!みたいな感じです。
後はヘッドライトやバンパーのデザインが少し変化する事も多いです。他にも足回りの部品が変更になったり、部品が変わる事もあります。
つまり、興味の無い人からしたらパッと見で区別が出来ないのがマイナーチェンジになります。
自分の乗っている車や興味のある車種なら前期と後期の見分けが出来る人も多いですが、区別が付かない人が大半です。
一方で『フルモデルチェンジ』という言葉を耳にする事があるかと思いますが、こちらは車の性能や見た目を大きく変えて発売されます。分かりやすいワードを挙げると『現行』や『型落ち』なんかがピンと来る方が多いかもしれません!
後期を買うべき2つの理由
売却値が高い
年式が当然新しい『後期』に値段が付くのは当たり前の事じゃんか!!って思われる方も多いと思いますが、僕が伝えたいのは車の購入後から数年先を見据えて『売却値』が高いという意味ではありません。
10年後の売却値に値段の開きが出るケースがかなり多いです。
正直、新車から10年経ってしまえば1.2年の差なんて関係無いんです。大きく影響を与えるのはマイナーチェンジの後か前かという所になってきます。
とは言うもののあまりにも値段の差が激しいようでしたら少し考えようですが、『10万、20万』ぐらいの金額差であれば間違いなく後期を購入する事をお勧めします。
型落ちになればなるほど、前期と後期の値段は大きく開いてくるケースが多いですからね。
弱点の改良と使い勝手が良くなる
車が発売されてから2年も経つと、『改良』した方が良い点というのはどんな車にも必ず出てきます。
- 壊れやすい部品
- リコール対象の部品
- 整備性の悪さ(修理時の工賃に関わる)
- 内部空間の利便性
そのような言ってしまえば『問題点』というのを開発者達の方で改良して車を完成形に持っていきます。
当然、売り物になってある時点で『完成形』なのですが、モノって1回目で良いものが出来る事って少ないし、実際に使う用途で長く使わないと見えない部分も多いです。
実際に前期でよく壊れる部品が後期になって、対策品が取り付けられているケースは多いです。
そんな理由からマイナーチェンジ後(後期)の車を購入する事をお勧めします。
購入前に比較する
後期の購入をおすすめしていますが、前期がダメ。という事では決してありません。購入前に前期と後期の違い(内面)を把握して置くのも大切な判断材料になります。
ネットで検索をすればマイナーチェンジによって何が変わったのか?という情報は沢山出てきます。
車によってマイナーチェンジの後と前で変更されている箇所は異なりますので、購入前にしっかり把握した上で判断する事も大切です。
まとめ
中古車は前期より後期がいい!という内容のお話をしました。
しかし、これは比較的多くの車に出来るアドバイスではあるものの、中には後期に拘る必要が全く無い車もあります。
必ず、購入前に前期と後期の違いを明確にした上で車を探しをすると後々後悔する可能性は大幅に低くなると思います!!
関連記事はコチラ!!