先日、BMWを手放しIS250への乗り換えを行いました。
その際、名義変更を自分で行いましたので、普通車の名義変更に必要な書類についてリストアップしておきます。
■こんな方に向けた記事
- これから名義変更に行く
- 初めての名義変更で何が必要か分からない
普通車の名義変更に必要な書類
- 車検証(名義はもちろん前の持ち主)
- 車庫証明書
- 印鑑証明書(前の持ち主)
- 印鑑証明書(自分のやつ)
- 譲渡証明書
- 委任状
- 名義変更の申請書
- ※旧所有者の住民票
これが普通車の名義変更に必要な全ての書類です。
■旧所有者の住民票
これは絶対に必要なものではありません。この後詳しく解説します。
ここから以下の3つに分けて分かりやすく解説します。
- 旧所有者が用意するもの
- 新所有者が用意するもの
- 陸運局で当日入手する書類
旧所有者が用意するもの
- 車検証
- 印鑑証明書
- 譲渡証明書(実印)
- 委任状(実印)
- ※住民票
これは、名義変更する車の次の所有者では無く、前の持ち主が用意する書類です。
- 譲渡証明書
- 委任状
この2つには、旧所有者の【実印】が必要になります。
なので、必ず相手に書類を用意してもらい、実印を押してもらった状態で書類を受け取ります。
また、そこに押してある実印と同じハンコの印鑑証明書が必要になります。
稀なケースですが、旧所有者の住民票が必要になる場合があります。(基本は不要です。)
これは、車検証に記載されている住所が変更になっている場合です。
車検証の住所から引越しをして、住民票が変更されている場合は、新しい(現在住んでいる場所)住民票も用意してもらいます。
新所有者が用意するもの
- 印鑑証明書(発行後3ヶ月以内)
- 車庫証明書(発行後1ヶ月以内)
- 実印
車庫証明書は、事前に警察に申請を出して発行してもらう必要があります。
申請を出してから、早くとも4日程度は時間が掛かるので早めに用意しておきましょう。
車庫証明書は、管轄の警察署に行くと必要書類をもらう事ができ、そこに必要事項を記載して、再度警察署に提出して発行されるのを待ちます。
詳しくはこちらの記事が分かりやすく解説してくれています。
車庫証明の取り方や必要書類、書き方についてご説明。車庫証明とは、車に保管場所があることを証明する書類です。車庫証明は、警…
陸運局に着いてから用意するもの
- 名義変更の申請書
こちらは名義変更をする日に、陸運局に着いてから書類をもらいその場で記載します。
ここに記載する内容は主に、車検証に記されている車の情報です。
- 車名
- 車体番号
- 車体寸法
- 現在のナンバープレート情報 など
書類を書くテーブルに見本が置いてありますので、それを見ながら書けば大丈夫です。
それに加えて、住所コードと言うものが必要になります。
住所コードって何?
住所コードとは、都道府県から始まり◯◯町までを数字等で表すためのコードです。
例えば…
北海道 1
札幌市 2
みたいな感じです。
住所コードは陸運局で調べる事も出来ますが、ネットで誰でも簡単に調べられるので事前に、自分の住所コードを控えておくのがおすすめ。
陸運局に行く前に、住所コードを調べておいた方が名義変更がよりスムーズになります。
こちらで住所コードを調べる事が出来ます。
名義変更当日の持ち物
- 名義変更する車
- 車検証(名義はもちろん前の持ち主)
- 車庫証明書
- 印鑑証明書(前の持ち主)
- 印鑑証明書(自分のやつ)
- 譲渡証明書
- 委任状
- 実印
当たり前ですが、普通車の名義変更は名義変更をする車に乗って、陸運局に行く必要があります。
これは普通車ならではの【封印】がある為です。
新所有者本人が名義変更に行く場合は、忘れずに実印も持っていきましょう。
書類の記載方法
- 譲渡証明書
- 委任状
この2つの書類についての書き方を解説しておきます。この書類は名義変更をしに陸運局に行く前に書いておきましょう。(その方がスムーズ)
譲渡証明書の書き方
- 車検証に記載されている情報
- 旧所有者(名前、住所、実印)
- 新所有者(名前、住所、日付)
譲渡証明書の記載で気を付けてるのは、③新所有者の欄は実印を押してはいけません。
空白にしておきます。
また、旧所有者の実印が押してあることもしっかり確認しておきましょう。
新所有者の横にある日付は、車が手元に来た日付を記載しておけばOKです。
大体で構いません。
委任状の書き方
①名義変更に行く人(新所有者)
②旧所有者(実印)
④ナンバープレートの番号(地名、平仮名、数字)
赤丸部分には【移転】と書きます。
- 名義変更=自動車の移転申請手続き
③の項目に関しては、もし新所有者が名義変更に行けず、代わりの人に行ってもらう場合、新所有者の名前と実印を押します。
なので、新所有者が自分で名義変更に行く場合は、③は空白になります。
委任状の日付も、車が手元に来た日付を書いておけばOKです。こちらも譲渡証明書同様大体で大丈夫です。
書類を自宅でダウンロードする方法
名義変更に絶対必要となる委任状と譲渡証明書は自宅で簡単にダウンロードして、コピーする事が可能です。
特に用紙のサイズ指定はありません。以下のサイト(国土交通省の公式)を開けばすぐに画像が出てきますので、【A4】サイズでコピーしましょう。
▪️譲渡証明書
https://www.mlit.go.jp/common/001287980.pdf
▪️委任状
https://www.mlit.go.jp/common/001287982.pdf
まとめ
少し、車の名義変更は種類が多く大変そうですが、決められた書類を用意して、陸運局に行けば全て教えてもらえるので、そんなに難しくありません。
過去に、僕の都合が合わず、全く知識の無い彼女に、代理をお願いしましたが難なく名義変更を済ませて帰って来ました。
もう一度、必要書類は全て揃っているかを確認して名義変更に備えましょう。
- 車検証(名義はもちろん前の持ち主)
- 車庫証明書
- 印鑑証明書(前の持ち主)
- 印鑑証明書(自分のやつ)
- 譲渡証明書(前の持ち主の実印)
- 委任状(前の持ち主の実印)
- 実印
特に、旧所有者の実印を押すところは良く確認しましょう。自分ではどうしようも出来ないですかね。
それでは。