通勤に使用しているムーヴラテのドライブシャフトブーツが破れてグリスが…
放置しているとドライブシャフトのベアリング(等速ジョイント)が逝っちゃう恐れがあるので早めに交換します。
この記事では、ムーヴラテのドライブシャフトブーツの交換について軽くお話ししていきます。
基本的な作業方法が知りたい方にはこちらの記事がおすすめです。
使用したドライブシャフトブーツ
今回使用したドライブシャフトブーツは、スピージーの分割タイプです。
過去に乗っていたl150ムーヴの時もこちらを使用しています。
これは、接着剤は使わないタイプです。
個人的な経験談ですが、接着剤を使わないタイプはブーツが開く恐れがあります…
※特に車高とか下げてると…
不安な方はこちらの接着剤を使用するタイプをお勧めします。昔、HITACHIのブーツを使用したことがありますが、車高を下げていても全く問題無しでした。
ムーヴラテのドライブシャフトブーツ交換
作業手順は以下の通りです。
- ジャッキアップする
- ブーツを外す
- 古いグリスを拭き取る
- 新しいグリスを入れる
- ブーツを被せる
- ブーツバンドをカシメる
作業する際は、両輪をジャッキアップし、リジットラックに乗せて作業します。
安全なスペース確保に加えて、肩輪が地面に着いた状態では、作業する側のタイヤが回せないのでブーツ交換がやり難い…
※ニュートラルに入れたら良い話だけども。
ジャッキアップについてはこちらをご覧下さい。
■ブーツバンドを取って、切れたブーツを外す。
バンドのカシメ部分をマイナスドライバーで起こせば、画像のように横にズラせるのでそこをニッパー等で切断。
ブーツ本体は、カッターで切っちゃえばOKです。
■グリスを綺麗に拭き取る
■新しいグリスを入れる
■新しいブーツを被せる
■ブーツバンドをカシメる
これでドライブシャフトブーツの交換が完了です。
こちらの記事で詳しい交換方法について、解説済みですのでこちらをご覧下さい。
ドライブシャフトブーツを購入する際は適合確認
同じムーヴラテでもNA(ターボ無し)とターボ車でドライブシャフトブーツの種類が異なります。
ターボ車の場合は、NA車に比べてドライブシャフトが太くなっているためです。
※大体どの車もそうです。(中には共通の車もあるかも。知らんけど。)
ムーヴラテにはMT設定が無いので、NAかターボかを確認すればOKです。
あと追加でアウター側(ホイールの近く)とインナー側(オートマの近く)で種類が異なるので購入する際は、よくよく確認を。
左右のブーツは共通なのでそこは気にする必要ありません。
※ちなみにですが、商品の品番からムーヴ(L150)とムーヴラテのブーツは同じ部品です。(どうでもいい情報だけども。)
まとめ
本来であれば、分割式では無く一体式のブーツバンドを使用するに越したことはありません。
長く大切に乗るのであれば、少し手間ですがドライブシャフトを引き抜き一体型を使用することをお勧めします。
ブーツの破れを放置していると、金額が高く付いてしまう恐れがあるので、早めの交換をおすすめします。
そこら辺に関しては、こちらの記事で詳しくお話ししています。
それでは。
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