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デュアルマフラーの自作方法。最も簡単な方法

バイクのマフラーを製作するにあたって、1本デュアルマフラーが欲しくなりまして…。

 

デュアルマフラーの製作を行いましたので、この記事では、最も簡単なデュアルマフラーの作り方について紹介していきます。

目次

使用する材料と道具

 

今回使用するのは、SUS304(ステンレス)のパイプと、パイプの切断にはメタルソーを使用します。

 

パイプのカットは、高速カッターでOKです。

 

 

 

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デュアルマフラーの自作方法

 

最も簡単な方法でデュアルマフラーを製作する手順は以下の通りです。

 

  1. 出口部分を22.5度でカットする
  2. 22.5度の切れ端の反対側を45度でカットする
  3. カットした材料を溶接する
  4. 接続部分をカットする

 

 

まずは出口に必要なパイプ長に合わせて、22.5度でカットしてやります。このカットしたパイプの長さがデュアルマフラーの全長になります。

 

次にカットした反対側のパイプの22.5度の反対側を45度でカット。

 

このパーツを切り出す際、短くすればするほどデュアル部分のクリアラスが狭くなり、逆に長くすればしただけ、2本のパイプのクリアランスが開きます。

 

今回は、22.5度のカットと45度のカット面が10mm程度で作成しました。あまりデュアルのクリアランスを狭くすると、自分の溶接技量では溶接が出来ないので…。

 

 

今回パイプの切断に使用しているメタルソーは、高速カッターと違って切断スピードは遅くなりますが、角度切りが正確に行える上、カット断面のバリがほとんど出ません。もちろん、多少は出ますが高速カッターに比べれば100倍マシです。

 

それに切断時の騒音がかなり静かです。

 

上のカットしたパイプは、切断後バリ取り無しの状態です。高速カッターに比べると、メタルソーは結構お高いですが、優秀な切断機ですね。買った甲斐があります。刃もかなりお高いです…。

 

 

これでデュアルマフラーに必要な材料は切り出し出来ましたので、あとは溶接してやるだけです。

 

 

  • 45度と45度を溶接
  • 22.5度と22.5度を溶接

 

 

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溶接が終わったら、最後に接続箇所をカットしてやれば、デュアルマフラーの完成です。

 

 

まとめ

 

今回は、出口の位置がズレるよう2本のパイプ長を変えて作成しました。

 

このやり方であれば、カットする材料の角度はMax45度で済みますので、このやり方が最も簡単な方法かと思います。

 

分岐箇所がどうしても45度以上の鋭角でカットして製作するデュアルマフラーと比べると、見た目がカッコよく無いのがデメリットではありますが…。

 

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