先日、リアの純正アッパーアームを短縮したのですが、やっぱり補強を入れたいな…と。
加工の様子はこちらの記事で紹介しています。
たまたま、リアのアッパーアームを取り外す用があったので、補強プレートを追加しました。
この記事では、アッパーアームの短縮加工における補強プレートの追加についてお話ししていきます。
補強に使用した材料
今回、補強の追加に伴い、使用した材料はホームセンター等でも売っているフラットバーです。
板厚が4.5ミリの幅38ミリの材料です。
板厚に関しては、純正アッパーアームとほぼ同じ板厚だったのでこちらを使用しています。
※特に拘りは無いけども…
自作短縮アームに補強プレート追加
作業手順は以下の通りです。
- フラットバーを切り出す
- 短縮ヶ所を中心にフラットバーを仮付
- アームの形状に馴染ませる
- フラットバーを溶接
1連の流れはこんな感じです。
順番にお話ししていきます。
フラットバーを切り出す
今回購入したフラットバーは、長さが900ミリあるので使用する分だけをカット。
これを2つ切り出して置きます。
長さは何となくで決めています。幅の方は何も触らず、そのまま使用します。
短縮ヶ所を中心にフラットバーを仮付
フラットバーを切り出したら、短縮ヶ所が中心に来るようにフラットバーを乗せて溶接します。
今回はアームの形状が湾曲しているので、まず初めは中心部分だけを溶接します。
大凡ですが、50ミリぐらいかな…。
そんなに仮付段階で溶接する必要はありませんが、ある程度溶接しておかないと、ハンマーでフラットバーを叩いた時に、外れてしまう恐れがあります。
上手く形状を整えられなかったり。
アームの形状に馴染ませる
フラットバーの中心を左右溶接出来たら、アームの湾曲に合うように、叩いて馴染ませます。
ちなみに横から見ると、こんな感じです。
■馴染ませる前
■馴染ませた後
これでフラットバーを端から端まで溶接することが可能になりますね。
溶接でフラットバーに熱が入っているので、かなり簡単にアーム本体の形状と同じように馴染ませることが可能です。(板厚の問題もありますが。)
そんな意味合いもあって、溶接後すぐにフラットバーの形状を変えたほうが作業しやすいと思います。
フラットバーを溶接
あとは、フラットバーを溶接してやればOKです。
アーム本体とフラットバーの間に、良い感じの隙間があるのでそこが完全に埋まる溶接しておきました。
2.3回溶接を走らせたかな…
溶接後は錆止めを塗って作業完了です。
まとめ
おそらく今回のフラットバーを入れなくても、問題無いと思いますが…
アッパーアームを外すついでに、フラットバーを溶接しておきました。
もし、補強を入れたいけど見てくれを気にされる場合は、一回り幅の狭いフラットバーを、アームの内側に溶接してやると良いと思います。
今回みたいな、コの字形状のアームであればのハナシですが。
それでは。
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