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車高調とホイールのクリアランスはどのぐらい必要?コレって干渉するかな?

 

新しいホイールに履き替えたけど、ホイールと車高調のクリアランスがパツパツ過ぎて当たらないか心配…

 

SNS等を見ていると、こんな呟きを目にする事も少なくありません。

 

結局のところ、車高調とホイールのクリアランスってどのぐらいあれば良いのか?ここについて簡単にお話ししていきます。

 

 

車高調とホイールのクリアランスはどのぐらい必要?

 

この悩みに直面する方の大半は、ストラット構造のサスペンションを採用している車種に乗っているユーザーになると思います。

 

※ダブルウィッシュボーン式は1000パーセント干渉しないからね。

 

結論ですが、車高調とホイールのクリアランスに関しては、タイヤを回して当たらなけばストロークしても当たりません。

 

こちらの画像は過去に乗っていたE91のフロント周りです。

 

大凡ですが、車高調とホイールのクリアランスは5ミリない程度です。

 

 

ストラット車の場合、これだけクリアランスが空いていれば何の問題もありません。

 

ストロークしたら当たるんじゃない?

 

ストラット車の場合、どんだけストロークしようが車高調とホイールのクリアランス関係に変化はありません。

 

どんなに大きな段差を越えても、交わることがない関係性なのです。

 

オマケですが、こちらはさらにその前に乗っていたミニクーパーです。こちらもストラット車ですので、十分過ぎるクリアランスです。

 

※大体ストラット車で太いホイール履いている人ってこんなクリアランスの人ばかりだよ。

 

もし干渉するとしたら…

少しでもクリアランスが空いていて、タイヤが回せば大丈夫だ!とお伝えしましたが、例外として当たるケースを2つだけお話ししておきます。

 

※本当に例外だよ。この話必要あるのかわからないけど。

 

  • ホイールのリムが変形した時
  • サスペンションが曲がった時

 

もし仮に、ストラット車でジャッキアップ時に、ホイールが干渉していなかったのにも関わらず、当たってしまうケースはこの2つです。

 

※車高調が折れた場合も無きにしもあらずか。

 

ただ、ここに関しては想定外の出来事なので、リスクヘッジのしようが無いです。

 

キャンバーボルトには注意する

 

キャンバーボルトを使って、ネガティブ方向へのキャンバーを付けてここのクリアランスが狭くなっている方は関係のない話です。

 

注意しないといけないのは、キャンバーボルトを取り付けているけど、ネガティブ方向にキャンバーを付けていない方です。

 

この場合、段差を越えた衝撃でキャンバーボルトがズレて、ネガティブ方向へキャンバー角が移動するリスクがあるので、当たる可能性が出てくるよね。というお話しです。

 

このようなケースであれば、キャンバーボルトを外しておくのが得策です。

 

もし、キャンバーボルトでキャンバーを起こしているのであれば、いますぐに撤去してピロアッパーマウントでキャンバーを起こすことをお勧めします。

 

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まとめ

 

ストラット車の場合、車高調のホイールのクリアランスは、ジャッキアップした状態でホイールを回転させて、干渉が無ければOKです。

 

ストラット車で少し太いホイールを履かれているユーザーは、結構パツパツのクリアランスの人が多いです。

 

仮に車がストロークしても、そこの距離関係は変わりません。

 

ストロークで車高調が縮めば、縮んだ量と全く同じだけホイールも移動します。

 

それでは。

 

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