HA25アルトの整備を少しだけ行いました。それに伴いジャッキアップを行なったので…
この記事では、HA25Sアルトのジャッキアップポイントについて【フロント、リア】それぞれ紹介していきます。
正確には、アルトではなくキャロル(HB25S)だけど…。スズキのOEM車両なので、HA25Sのアルトと全く同じです。
アルト(HA25S)のジャッキアップポイント
HA25Sアルト(キャロルHB25S)のジャッキアップポイントについて解説していきます。
- フロント
- リア
それぞれ順番にいきます。
ちなみに使用しているジャッキはコストコジャッキです。
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フロント
フロントのジャッキアップポイントは、サスペンションメンバーになります。
- 中央部分(少しだけ横にズレたところ)
- 左右ロアアームの付け根
このどちらかに油圧ジャッキを掛けてやればokです。
今回はガレージジャッキを使用しているため、真ん中(気持ち横にズレたところ)にかけて両輪を一度に浮かせています。
ど真ん中を避けているのは、エンジンマウントを固定するナットが溶接されているためです。(画像の赤丸部分に掛ければOK)
小さめのジャッキの場合は、ロアアームの付け根に掛けて、片側ずつジャッキアップするのがおすすめです。
サスペンションメンバーを覗くと、ロアアームの付け根に丸い箇所があります。こちらにジャッキを掛けられます。
矢印の少し奥側にも同じような丸部分があります。そこでもジャッキアップ可能ですね。
リア
リアのジャッキアップポイントは、車体の後方中央部分にある【牽引フック】で持ち上げます。
間違ってもアクスルでジャッキアップしないように…(画像の矢印部分です。)
もちろん、アクスルの手前にあるラテラルロッドもだめ。(アクスルの10倍ダメ。)
絶対とは言いませんが、曲がる恐れがあります。(アクスルはジャッキアップポイントじゃ無いよ。)
牽引フックは少し位置が高く、使用するジャッキによっては高さが足りません。
※リジットラックに掛けられるほど持ち上がらない。
その際は、トレーリングアームの付け根で持ち上げる事も可能です。
リジットラックを掛ける場所
リジットラックを掛ける場所は、フロントもリアもサイドのジャッキアップポイントに掛けてやります。
スズキ車のジャッキアップポイントは、少しゴツいので見つけやすいですね。
ここをそのままリジットラックに乗せればOKです。スズキのジャッキアップポイントは強度があり歪みにくい点も良い点かも。
※多くの車は切掛けがあるよね。
車体の内側を走る2本のフレームに掛けても良いですが、掛ける場所ややり方をミスると凹むのであんまりおすすめしません。
掛けられる場所があれば、サスペンションメンバーにも掛けられます。
まとめ
油圧ジャッキを使用して、車を持ち上げる際は必ずリジットラックを併用するようにしましょう。
ジャッキアップの基本的な話はこちらの記事でしているので不安な方はこちらも目を通して見てください。
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それでは。
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