ジャッキアップ後にやっておくべき安全対策

  • 2021年12月11日
  • 2021年12月12日
  • 作業

 

ジャッキアップ後にやるべき安全対策を教えて下さい。

 

ジャッキアップ後に車の下に潜って作業する際には、最悪の事態を想定した安全対策が必要です。

 

そこでこの記事では、ジャッキアップ後にやっておくべき安全対策についてお話ししていきます。

 

 

ジャッキアップ後にやるべき安全対策

 

ジャッキアップル後にやるべき安全対策は以下の3つです。

 

  • リジットラックの確認
  • 車体の下にタイヤを入れる
  • 油圧ジャッキも掛けておく
  • 輪止めを使用する

 

順番に解説していきます。

 

車の下に潜る場合もそうではない場合もやっておくに越したことはありません。

 

リジットラックの確認

 

車をジャッキアップした後に、リジットラック(ウマ)を掛けますが、掛け終えた後の確認も大切です。

 

  • リジットラックの足は全て地面についているか
  • ジャッキアップポイントはズレていないか?

 

リジットラックを4箇所に掛ける場合であれば、リジットラックに対して垂直に力が掛かります。

 

その反面、前だけ。後ろだけを持ち上げるケースが大半で、リジットラックに対して車重が斜めに掛かってしまう。

 

そうなると、リジットラックが傾く恐れがあります。傾けば、リジットラックの足が全て地面についていない(どこか浮いている)状況になることも…

 

ジャッキの油圧を抜ききり、リジットラックで車を支え切ったら、必ずリジットラックの足元を確認することをお忘れなく。

 

慣れている人なら言われるまでもない点ですが、たまにリジットラックが浮いてるままで作業をし出す人も…。

 

車体の下にタイヤを入れる

 

リジットラックを掛けていても、何かの拍子に車が落ちることも可能性が無いわけではありません。

 

そのため、リジットラックに加えて、車体の下にタイヤを入れておきましょう。

 

この時入れるタイヤは、外したタイヤでも良いし、万が一の時を考えて傷がついてもいいようなタイヤでも。

 

長時間車の下に潜るような作業(マフラーを変えるとか)の場合は、リジットラックラックから車が落ちても体の厚み分を確保できるぐらい太めのタイヤが理想です。

 

あくまでも1つの目安ですが、最低でも7J以上の幅があるタイヤ(ホイール)が理想です。

 

油圧ジャッキも掛けておく

 

これはあくまでも個人的にやっていることで他の人がどうかは知りませんが…

 

リジットラックに車を乗せた後に、再度油圧ジャッキを掛けておくのも1つの安全対策(保険)になります。

 

一度油圧を抜いた後、油圧ジャッキに油圧を掛けてフレーム(サスペンションメンバー等)にジャッキを軽く当てておきます。これもやっておけば、仮にリジットラックが外れてもそのままの高さをキープできる可能性が残されます。

 

※もしかしたらそのままジャッキも倒れちゃうかもしれませんが。(車を倒したことないから知らんけど…。)

 

輪止めを使用する

 

 

一般的に輪止めが必要になる場面は以下のケースです。

 

  • FR車のリアをジャッキアップするとき

 

リアをジャッキアップする際に関しては、サイドブレーキが意味をなしません。そのため、フロントタイヤに輪止めを使用します。

 

FF車であれば、パーキングブレーキが仕事をしてくれますが、FR車はパーキングブレーキも皆無になります。つまり、リアをジャッキアップすると車が前進してしまう可能性が出てきます。

 

FR車のリアをジャッキアップする際には、輪止めが絶対にあった方が良いことは当然なのですが、どんな場面でも輪止めを入れておいて損はありません。(FF車であっても、フロントをジャッキアップする時も。)

 

  • サイドブレーキが弱い車
  • パーキングブレーキは多少前後する

 

FF車であろうが、FR車であろうが前輪、後輪どちらをジャッキアップする場面でもやっておくのが安全対策の1つに繋がります。

 

 

タイヤを入れる場所はどこ?

 

安全対策としてタイヤを入れておくことは把握したけど、どこに入れればいいの?

 

タイヤを入れる場所は、サイドフレームの真下に入れておくのがおすすめです。

 

多くの車で、サイドフレームが丈夫で地面からの距離が近いです。そのため、車がタイヤに乗っかった後、地面との高さを稼ぐことが可能です。

 

それに加えて、自分がどこに潜るかも意識しておいた方が良いと思います。

 

常に自分が同じ位置に潜り続けるようなら、自分の体とそれほど距離が離れない場所に入れておくことで、万が一の時地面との隙間を最大限に保つことが可能です。

 

ただし、気を付けるべき点もあって、あまりにも自分に近すぎると作業に夢中になり、タイヤの上を体が通る(足やら手やら)恐れも…

 

そのタイミングで車が落ちれば、手や足が車とタイヤに挟まれてしまうので、その点は頭に入れて置いた方がいいと思います。

 

タイヤを置く時も、作業している最中も。

 

リジットラックは4本足ではなく3本足が安全

 

リジットラック(ウマ)には、4本足の商品もあれば3本足のものもあります。

 

 

 

どっちを買えば安全なの?

 

ココに関しては、賛否両論あるかと思いますが、個人的には3本足のリジットラックをおすすめします。

 

理由はシンプルで、4本足よりも3本足の方が力が均等に掛かります。

 

もっと言うと、3本足のリジットラックの方が足が浮きにくいです。バランスが良いという表現が1番分かりやすいかもしれません。

 

4本足のリジットラックは、力が少しでも横から掛かると倒れやすい。その反面で、3本足の方は倒れにくいです。

 

平に見えるコンクリートの駐車場でも、水捌けを考えて微妙な傾斜が付いているケースが多い…

 

それに加えて、2輪だけを浮かしてリジットラックに掛ける際は、垂直ではなく少しだけ斜め方向からの力が掛かります。

 

そんなこんなで、バランス感覚に優れている3本足のリジットをおすすめします。

 

 

※基本的には3本足のリジットラックの方が多いです。

 

まとめ

 

ジャッキアップル後にやっておくべき安全対策は…

 

  • リジットラックの確認
  • 車の下にタイヤを入れておく
  • 油圧ジャッキを掛けておく

 

この3つをやっておくことが安全対策に繋がります。

 

言うまでもありませんが、ジャッキで車も持ち上げたままの作業や砂利の駐車場等での作業は危険ですのでおすすめしません。

 

リジットラックを使っても、砂利の駐車場で車の下に潜る作業はやめておきましょう。

 

それでは。

 

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