【モンキー】スペシャルクラッチの組み付け方法/ノーマルメインシャフト用

先日、オーバーホールを終えたばかりのモンキーエンジンですが、やっぱりレスポンスの悪さが気になるので…

 

武川さんのスペシャルクラッチを組み込むことにしました。

 

そこでこの記事では、武川製のスペシャルクラッチキットの組み付け方法について解説していきます。

 

※ノーマルメインシャフト用のスペクラです。

 

 

 

用意する工具

 

  • ロックナットレンチ
  • スナップリング外し
  • オイル差し
  • ユニバーサルホルダー

 

 

 

ロックナットレンチのサイズは…

  • 純正    内径24ミリ 外径30ミリ
  • スペクラ  内径20ミリ 外径26ミリ

 

これが1セットあればOKです。どっちもこれ1つで外せます。

 

 

スペシャルクラッチキットの組み付け方法

 

スペシャルクラッチキットの組み付け手順は以下の通りです。

 

  1. 純正クラッチをバラす
  2. クランクシャフト側の組み付け
  3. クラッチアウターの組み付け
  4. クラッチディスクの組み付け
  5. クラッチカバーの取り付け

 

純正クラッチの分解方法については、こちらの記事をご覧下さい。

 

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クランクシャフト側の組み付け

 

純正クラッチがバラせたら、クランクシャフト側から部品を組み付けていきます。

 

組み付ける順番は、上の画像の(左から)順番に組み付けます。(ロックワッシャーは新品を注文してあるのでそれを使用します。)

 

先頭にあるカラーに関しては、純正のカラーをそのまま再利用します。カラーを入れ、ギア、ロックワッシャー、ワッシャーロックナットの順番です。

 

 

ロックナットの手前に入るワッシャーは、純正クラッチ同様の向きで取り付けます。(膨らんでいる方が外向き)

 

ロックワッシャーに関しては、純正のロックワッシャーはサイズが微妙に違い使えません。もし、オーバーホール等で交換される場合は、武川から部品を購入しておく必要があります。(品番00-01-0098)

 

 

とりあえず、ロックナットの本締めはクラッチディスク側を組み付けてから行うので、仮組の状態でOKです。

 

本締めする際には、フライホイール側をユニバーサルホルダーで押さえながら締め込みます。今回は、アウターローターが小さ過ぎて抑えられなかったので、インパクトレンチで締め込みましたが…。

 

 

クラッチアウターの組み付け

 

ロックナットまで組み付け出来たら、メインシャフト側にクラッチを組み付けていきます。

 

ベアリングシートはクランクケースにハマり、回転しなくなるように取り付け。その次にベアリングを入れてスラストワッシャーの順番です。

 

ベアリングシートは、クランクケース側の形状と同じような形状をしているので、ケース側の形状に合わせた向きで組み付ければOKです。(下の画像のような感じ。)

 

 

※当然ですが、ベアリング部分にはオイルを塗って組み付けて下さい。

 

この3つを組み付けたら、クラッチアウターを入れつつメインシャフトのアダプターとベアリング、ストッパーを入れて固定します。

 

ストッパーは、画像のようにメインシャフトの溝に爪を引っ掛けるように固定します。ここのイメージをしておくと、組みやすくなります。

 

 

このストッパーをアダプターの中に入れた状態で、メインシャフト側に差し込み、スナップリング外しでストッパーを握り、クルッと回してやるとメインシャフト側の溝に爪が引っ掛かり抜けなくなる仕組みです。

 

アダプターにストッパーを入れる際には、アダプターの出っ張りに爪を綺麗に合わせた状態で入れておきます。(ストッパーの爪とアダプターの切掛けが横にある状態で入れておくことも忘れずに…。)

 

画像だと分かりにくいですが…。メインシャフト側にこの溝がはまり込む構造なので、そこを理解すれば意味が分かると思います。

 

 

この時、ストッパーの爪がズレてしまっている状態だと、爪が引っかかってしまうため、アダプターがメインシャフトに上手く入り込まないので、組み付け出来ません。

 

この状態が出来たら、クラッチアウターにベアリングをはめ込み、アダプターを通しメインシャフト側に全部まとめて差し込んでやります。

 

あとはストッパーを少し右に回して、爪を引っ掛ければOKです。この時の、コツは3つ。

 

  • ストッパーの位置
  • ストッパーを強く握り過ぎない
  • ストッパーを揺さぶりながら右に回す

 

※ストッパーの位置は、アダプターより気持ち内側に入り込んでいるかを確認。位置が合っていないと、爪と溝の位置がズレている状態なので、いくらストッパーを回しても無駄です。

 

 

 

ストッパーの爪がアダプターの切り欠けにピッタリの位置に来ていれば、爪が引っ掛かった証拠です。爪を折り込んでおいて下さい。ここの爪を折り込み、切掛けにはめるので、組み付け時には爪の位置に注意して下さい。

 

爪を折り込む前に、クラッチアウターを少し手間に引っ張り、抜けないかの確認もしておくと確実です。

 

基本的にストッパーは再利用不可なので、オーバーホール時には部品を用意しておきましょう。新品のキットには予備が入っていたような…。(折り込む爪が折れちゃうから使えない。)

 

▪️品番 00-02-0142

 

クラッチティスクの組み付け

 

クラッチアウターが組み付けられたら、あとはクラッチセンターの中にクラッチプレートとクラッチディスクを交互に入れて、クラッチプレッシャープレートで挟み込む。

 

クラッチディスクとプレートは1枚づつ、オイルを塗って組み付けます。

 

あとは、それをアッシーした状態で一気にクラッチアウターの中に突っ込こみ、スナップリングで固定すればディスク周りの組み付けが完了です。

 

 

あとはスプリングを4つ入れて、クラッチリフタープレートのボルトを4本均等に締め込めばクラッチディスク周りの組み付けが完了です。

 

必ず対角上に締めていくことと、締め過ぎに注意です。プレートが割れてしまいます。

 

 

クラッチカバーの取り付け

 

最後にノックピンを入れて、ガスケットを入れた状態でクラッチカバーを取り付ければ、スペシャルクラッチキットの組み付けは完了です。

 

フィルターの前にバネが入るので、バネの入れ忘れに注意です。

 

もしここからオイルクーラーに繋げる場合は、別売りのアダプターが必要です。

 

 

 

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ちなみにオイル量は、車体を平行にした状態で右下にある窓半分まで油面が来ればOKです。(スペシャルクラッチに純正のようなオイルゲージはありません。)

 

オイル量の確認方法に関しては、こちらの記事にて解説済みです。

 

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まとめ

 

それほど大変な作業ではないので、すんなり組み付けが可能です。

 

もし苦戦する箇所があるとすれば、おそらくストッパー部分の引っ掛け箇所だと思います。記事中でも少しだけコツを書きましたが、あの3つだけを意識しておけば、10秒程で組み付け出来ると思います。

 

ストッパーは少しだけ握るようにして、回すとスムーズに引っ掛けられます。(握り過ぎるとダメです。)

 

記事中、事細かくは書いていませんが、組み付け時にはベアリングやギア部分に十分オイルを塗りながら組み付けて下さい。

 

 

 

それでは。

 

 

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