【MH21S】アクスル交換のやり方

先日購入してきたMH21S(ワゴンR)に加工アクスルの取り付けを行いました。

 

そこでこの記事では、MH21(22)のアクスル交換のやり方について紹介していきます。

 

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使う工具

 

  • スピンナーハンドル
  • ラチェット
  • ソケット(10、12、17、30ミリ)
  • マイナスドライバー
  • ハンマー
  • グラインダー

 

【MH21S】アクスル交換のやり方

 

アクスル交換の作業手順は以下の通りです。

 

  1. ジャッキアップする
  2. センターナットを外す
  3. ドラムのバックプレートを外す
  4. ブレーキ配管をアクスルから外す
  5. ショックの下部を外す
  6. アクスルの固定ボルトを外す
  7. アクスルを車体から引き出す
  8. 交換するアクスルを逆の手順で取り付ける

 

ジャッキアップに関しては、こちらの記事をご覧下さい。

 

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センターナットを外す

 

まず始めに、ドラムカバーの中央にあるハブのセンターキャップを外します。

 

ただハマっているだけなので、マイナスドライバー等でこじって外す事が可能です。このキャップを外すと、中にセンターナット(30ミリ)がありますので、それを外します。

 

 

ナットの一部がアクスル側のシャフトの溝にカシメてあるので、それをマイナスドライバーで起こして…

 

スピンナーハンドルと30ミリのコマを使って緩めます。

 

 

 

 

スピンナーハンドルだけでは、緩まなかったのでさらにジャッキのパイプを差し込み緩めました。

 

スズキのハブキャップは外す際に、変形する事が多いので新品を用意しておいた方が良いかもしれません。(多分再利用禁止の部品かと思います。)ナットの方はカシメので再利用NGです。

 

1回ぐらいなら再利用出来ないこともありませんが…。

 

 

 

ドラムのバックプレートを外す

ハブのセンターナットを外すと、ドラムカバーを外す事が可能です。

 

※サイドブレーキの解除を忘れずに。サイドブレーキが掛かっていれば、ドラムカバーを外すことは出来ません。

 

 

この中にドラムブレーキのバックプレートとアクスルを固定しているボルトが4本あります。この4本のボルト(12ミリ)を全て外しておきます。

 

このボルトを4本外してやると、バックプレートがフリーの状態になります。

 

ブレーキ配管をアクスルから外す

 

ドラムブレーキのバックパネルから出ているブレーキ配管は、アクスルに溶接してあるステーに固定されています。

 

ステー部分にある金具をマイナスドライバーで外し、ステーの上部を切断し、ブレーキ配管をフリーにしておきます。もし、アクスルを切断したくない場合は、ブレーキ配管を1度切り離してやれば、ステーを切る事無く外せます。

 

当然、その際にはブレーキフルードのエア抜き作業が必要になります。

 

ムーヴのアクスル交換をした際に、ここを切り離しているのでこちらの記事でエア抜きについて紹介しています。もし、ステーを切断したくない場合は、こちらの記事を参考にしてみて下さい。

 

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ここを切断しても、車検には問題なく通るので僕は切断する事がほとんどです。

 

ショックの下部を外す

 

ドラムブレーキの周りが外せたら、ショックアブソーバーの下部を外し、バネを外しておきます。

 

ショック下側の固定ボルトは、17ミリです。(ボルトの頭、ナット共に。)

 

ついでにここらで、ラテラルロッドの固定ナット(17ミリ)も一緒に外しておきます。アクスルとの固定側だけ外しておけばOKです。ラテラルロッドを調整式に交換する場合は、車体側も外さないとダメですが…。

 

 

 

少々余談ですが、調整式のラテラルロッドを入れる場合はピロボールのタイプではなく、ゴムブッシュの方を選択することをお勧めします。ピロボールの場合は、強度計算書が必要だった気がします。(そのまま車検に通したいのであれば。)

 

アクスルの固定ボルトを外す

 

最後にアクスルとトレーリングアームを固定するボルトを合計4本(片側2本づつ)を外してやります。

 

ボルトは全て17ミリです。ここのボルトを引き抜くとアクスルとトレーリングアームを切り離す事が可能です。

 

アクスルを車体から引き出す

 

ここまで来れば、車体に取り付けられていたアクスルを、取り出す事が可能です。ドラムブレーキのバックプレートを外すのに、サイドブレーキのワイヤーが張ってしまい、上手く外せませんのでトレーリングアーム部分に固定されているステーを外してあります。

 

10ミリのボルト1本で固定されているだけです。

 

交換するアクスルを逆の手順で取り付ける

 

後は逆の手順で交換するアクスルを車体側に取り付ければOKです。

 

今回取り付けたアクスルは、パルテックさんのキャンバー可変式です。おそらく50ミリ上げぐらいのキャンバーは0度〜10度程度かと思われます。

 

可変式アクスルの調整方法に関しては、以前別の記事で紹介していますので、こちらをご覧ください。

 

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ここのシャフト部分にはグリスを塗って組み付けです。(錆びている場合は、ペーパー等で磨いておいた方が良いと思います。そのまま組んだけど…。)

 

まとめ

 

スズキのアクスルはトレーリングアームがあるタイプなので、アクスル交換はダイハツ車等のH型に比べると交換がラクだと思います。

 

2人いた方がラクですが、1人でも十分作業可能です。

 

H型のアクスルでも、軽自動車サイズなら十分1人で作業可能ですけどね…。

 

リアバネには毎度お馴染みの【オーバーテック】さんのバネを使用しました。(人生6セット目のバネです。笑)

 

 

それでは。

 

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