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【モンキー】ジャッキアップ方法。タイヤを脱着する際にはどうする?

  • 2023年9月6日
  • 2023年9月6日
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モンキーのホイール周りを初め、足回りを分解する際、いつもどのような方法で作業して良いのか分からず、苦戦します…。タイヤを脱着するような時にはどのような方法でモンキーをジャッキアップしていますか?

 

先日、このような質問を頂きました。

 

そこでこの記事では、モンキーのタイヤを脱着する際に役立つ、モンキーのジャッキアップ方法(タイヤを浮かせる)について幾つかの方法を紹介していきます。

 

 

【モンキー】ジャッキアップ方法

 

個人的に、モンキーのタイヤを脱着する際に使用するジャッキアップ方法は以下の3つです。

 

  • 脚立とタイダウンで吊り上げる
  • ステップにウマを噛ませる
  • エンジンの下に木の板を入れる

 

個人的によくやるのは、車用のウマをステップに掛ける方法と、脚立とタイダウンで吊り上げる方法です。

 

バイクがバランスを崩すことがないので安心感があることに加えて、マフラーを外さなくても、タイヤ周りや足回りを分解出来るという点も、この2つの方法の強みです。

 

▪️脚立とタイダウンで吊り上げる

 

大きな脚立とタイダウンがあれば、この方法が最も個人的にはお勧めの方法です。

 

タイヤを浮かせた状態でも、バランスを崩すこともありませんので、バイクが倒れる心配もありません。

 

 

 

▪️ステップにウマを噛ませる

 

ウマを使用する際には、車高短用の高さが低いリジットラックを使用しています。

 

これ↓。車でもよく使用しますが、モンキーでも良く使用します。

 

 

ただし、モンキーの純正ステップの場合、ステップ部分が折れる構造になっているので、ステップの付け根部分までリジットラックを入れる必要があります。

 

※ダックスやシャリーのステップは折れないから、この方法で問題なくタイヤを浮かせることが可能ですね。

 

▪️エンジンの下に木の板を入れる

 

マフラーを外さなくてはいけませんが、この方法が最も手っ取り早く誰にでも真似しやすい方法かと思います。

 

ホームセンター等で売っている木の板を複数枚重ねて、ビス止めするだけです。ちなみに、画像の木の板は学生時代に使っていたベッドのフレームを切断して使用…。笑

 

この方法を取る際には、持ち上げたい側に車重が傾かないように、車用のパンタジャッキを併用してやることをお勧めします。

 

  • リア側を浮かせる   エンジン後方のフレーム部分
  • フロント側を浮かせる シリンダーヘッド付近

 

 

バイク用ジャッキやメンテナンススタンドという選択も

個人的には、どちらも必要性を感じないので購入はしていませんが、人によってはバイク用ジャッキやメンテナンススタンドが有効です。

 

現在、自分が所有しているモンキーとダックスは純正タイプのスイングアームで、塗装されているものになりますので、そこにメンテナンススタンドを掛けたくない。という理由から使用していませんが、アルミ製のスイングアームだったら、リアのタイヤ周りを分解するには、かなり有効かと思います。

 

 

保護用のゴムが付いているとはいえ、塗装面で車重を支えるのはちょっと…。

 

バイク用のジャッキに関しては、使用したことがありますが、正直モンキーやダックスサイズのバイクを持ち上げるのに、ジャッキの機構をそこまで必要としない。というのが個人的な意見。

 

あったら便利ですけどね…。そこまで使用頻度が高くないことに加えて、先ほど紹介した3つの方法で事足りていることから、購入するまでには至らないのが現状です。

 

学生時代に、先輩が所有しておりちょこちょこ借りて使っていましたので、購入したら使うんでしょうけど…。

 

 

 

頻繁に使用するなら、バイク用のジャッキを買ってしまうのもお勧めです。雰囲気も良いですし。(そういうの結構大事。雰囲気とか。)

 

まとめ

 

どんな作業をするかによっても話は変わってきますが、個人的にお勧めの方法は、脚立とタイダウンを使用して車体を吊り上げてしまう方法と、ステップにリジットラックを掛けてタイヤを浮かせる方法。

 

場合によっては、マフラーを外して木の板をビスで固定した厚みのある木の板にエンジンを乗せるような形で、タイヤを浮かせます。

 

この方法を取る際には、浮かせたい側(フロントなのかリアなのか)に車重が傾かないように、車のパンタジャッキを使って、支えを追加してやると、作業中にモンキーがシーソーにようにならないのでお勧めです。

 

上の画像がまさにその状態で、リア側にバイクが傾かないよう、エンジン後方側のフレーム箇所にパンタジャッキが掛けてある状態です。

 

使用頻度が多いようなら、バイク用のジャッキを持っておくと便利です。エンジン下にジャッキを入れて持ち上げる用途がメインになると思いますが。

 

 

 

それでは。

 

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