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【モンキー】エンジンが焼き付く4つの原因

 

先日、モンキーのエンジンがや焼き付いてしまいました…。腰上を開けてみると、ピストンに深い傷が入っていました…。

 

先日、このような質問を頂きました。

 

そこでこの記事では、モンキーのエンジンが焼き付く原因。というテーマでお話ししていきます。全てのエンジンに該当する保証はあいませんが、1つのヒントにはなるはずです。

 

 

目次

【モンキー】エンジンが焼き付く4つの原因

モンキーのエンジンが焼き付いてしまう原因は以下の4つが考えられます。

 

  • 燃料が薄い(キャブセッティング)
  • オイルの管理が悪い
  • オイルポンプが正常に作動していない
  • ピストンやシリンダー内が摩耗している

 

順番に補足を交えながら紹介していきます。

 

燃料が薄い(キャブセッティング)

 

まず1つ目の原因は、キャブセッティングがうまく出来ておらず、燃調が薄い状態で走行し続けてしまったことで、エンジンが焼き付くケースです。

 

エンジンの燃焼室に直接ガソリンが送られるため、ガソリンは爆発の燃料だけではなく、冷却を行うアイテムでもあります。そのため、燃料が極端に薄い状態で走行してしまうと、燃焼室の温度が下がらず、エンジンが焼き付く場合があります。

 

 

※燃焼室の温度が上がりすぎたことで焼き付く。

 

2サイクルエンジンに比べると、キャブセッティングが薄いことでエンジンが焼き付いてしまうケースは多く無いものの、当然4サイクルエンジンのモンキーでも、これが原因となってエンジンが焼き付く場合もあります。

 

オイルの管理が悪い

 

オイル交換のサイクルを無視して、劣化したオイルを使用し続ける行為も、エンジンの焼き付きに繋がります。

 

また、オイル管理が悪いことで、オイルの劣化に加えて、エンジン内部のオイル量が低下することも焼き付きに繋がります。

 

仮に、オイル量が規定量入ってたとしても、エンジンオイルは劣化するとオイル性能はどんどん低下していきます。分かりやすい点で言うと、オイルが劣化してくると、粘り気がないサラサラの液体になっていきます。

 

そうなると、本来であればエンジンの各パーツにしばらく留まっていたはずのオイルが、サラサラになっていることで、すぐに流れ落ちていってしまうため、エンジンが焼き付く原因になったりします。

 

つまるところ、オイルの劣化は油膜切れに繋がるということです。

 

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オイルポンプが正常に作動していない

 

オイル管理も悪くなかったし、キャブセッティングも大丈夫。セッティングはむしろ濃いぐらいだから大丈夫。

 

そんな方の場合は、オイルポンプが正常に作動していない。つまるところ、エンジンオイルの循環に問題があった可能性があるかもしれません。

 

  • オイルポンプ部分のオイル漏れ
  • オイルポンプ部分のローラーが摩耗
  • オイルラインのつまり

 

オイルポンプの取り付けは、エンジン内部にありますが、ポンプの取り付け時にはガスケットが使用されています。このガスケットが劣化しても、エンジン外部へのオイル漏れになることは決してありませんが、オイルポンプによって腰上へと上がっていくはずだったオイルが、そのままクランクケース下側に流れていってしまうことで、オイルの循環不足につながる可能性があります。

 

 

また、オイルポンプが回転する仕組みは、ポンプとは反対側にあるカムチェーンによって、オイルポンプスピンドルを回転させる。このカムチェーンの回転をオイルポンプに伝えているスプロケットは、金属で出来ているため、そこまですぐに摩耗するものではありませんが、金属同士が接触するので当然、減っていきます。

 

山が減っていたり、カムチェーンにテンションを掛けているテンショナー側に付いているローラーが摩耗したりすることで、チェーンのテンションが緩くなったりすることで、チェーンのコマ飛び等が発生するのも、オイルポンプが正常に作動しなくなる原因の1つです。

 

 

※画像左したのスプロケットが、オイルポンプを回すためのスプロケット。

 

ピストンやシリンダー内が摩耗している

 

最後は、ピストンやシリンダー内の摩耗です。

 

ピストンとシリンダーの表面には、付着したエンジンオイルが一定時間そこに留まるよう、溝が設けられています。

 

この溝は、そう滅多になくなったりすることはありませんが、ピストンは常に上下運動を繰り返すブラック労働を強いられられているため、摩耗していき、最終的には溝がツルツルになってしまう場合もあります。そうなると、ピストンやシリンダー内に送られたエンジンオイルは、ピストンやシリンダーの壁面に滞在することなく、流れ落ちてしまいます。

 

▪️新品のシリンダー内

 

そうなれば、実質オイルがない状態でエンジンを動かしているに近しい状況。(少し大袈裟ではありますが、イメージはそれ。)当然、エンジンオイルがない状態でエンジンを始動していれば焼き付きますよね。

 

長いこと乗られているモンキーであれば、焼き付きの原因になっているケースもあるかと思います。

 

まとめ

 

モンキーのエンジンに限ったことではありませんが、モンキーのエンジンが焼き付く原因は以下の中にあるケースが大半です。

 

  • 燃料が薄い(キャブセッティング)
  • オイルの管理が悪い
  • オイルポンプが正常に作動していない
  • ピストンやシリンダー内が摩耗している

 

エンジン内部の温度が高くなり過ぎたか、燃焼室周りの油膜切れか。極論ですが、このどちらかがエンジンが焼き付いてしまう原因です。

 

それでは。

 

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この記事を書いた人

DIY作業で学んだ情報や専門家から得た情報をDIYユーザーに解りやすくお届けします。ずっと乗りたかったミニクーパーを手放し、今は10万円のムーヴと30万円のBMWに乗る25歳。

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