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スズキッドのTIG溶接機にガスレンズ取り付け

少し前から購入を検討していた、ガスレンズ。

 

たまたま別のTIG溶接関連の部品を購入する機会があったため、セットでガスレンズも購入してみたので、スズキッドのTIG溶接機にガスレンズの取り付けを行いました。

目次

使用したガスレンズ

 

今回購入したガスレンズは、普段TIG溶接関連の商品を購入する株式会社東安という溶接関連の消耗品専門店で取り扱いがあったこちらを購入。

 

全体的にレビューも良いし、注文から商品の到着まで早いので、溶接棒やタングステンなどの消耗品は全てこのショップさんから購入しております。

 

 

スズキッドからも、ガスレンズは出ておりますが、今回は同じショップからセットで購入して送料を浮かせたかったため、スズキッドのガスレンズは購入しませんでした。

 

ガスレンズのメーカーに関しては、別のメーカーでも適合さえあえば問題なく使用可能です。

 

スズキッドのTIG溶接機(DC160)に付属するトーチは、WP-17という型式なので、これに適合するガスレンズであれば、どこのものを購入しても取り付けできます。

 

 

型式はトーチに書いてあります。

 

 

 

ガスレンズの取り付け

 

購入したガスレンズのセットは以下の通りです。

 

  • コレット
  • ガスレンズコレットボディ
  • ガスレンズセラミックノズル

 

コレットに関しては、標準のコレットボディと共通のケースがほとんどかと思いますが、今回購入して取り付けるガスレンズはミニ(全長が短い)タイプになるので、コレットも専用品に交換します。

 

インシュレーター(白いやつ)はそのまま使用します。これも専用品に交換するものもあります。

 

  • 上側 標準のコレットボディ
  • 下側 ガスレンズコレットボディ

 

ここでは細かいガスレンズの説明はしませんが、ガスレンズを使用すると標準のコレットボディは横の穴からガスが出て、ノズルの中を充満してからアルゴンガスがノズルの外に出るのに対して、ガスレンズは特殊なネットによってガスを整流して、真っ直ぐ排出してくれます。そのため、より遠くにアルゴンガスを到達させることが可能です。

 

つまり、タングステンの突き出し量を大きく取ることができます。

 

取り付けに関しては、ノズルを外してコレットボディを付け替えるだけですので難しいことはないかと思います。

 

 

まとめ

僕自身、ガスレンズを普段使いするかは微妙ですが、たまにトーチがうまく入らず、タングステンの突き出し量を多く取りたい場面に出くわすため、とりあえず1セット購入しておいた次第です。

 

試しにガスレンズを使用して溶接してみましたが、30mmほどタングステンを突き出して溶接が問題なく出来ましたので、今回買った商品自体も問題なさそうです。

 

ミニサイズという点も、視界の妨げにならなくて良い感じです。

 

価格帯もセット購入でかなり安いのでワンセット持っておくと安心ですね。

 

 

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