これから、車高調のブラケットを屈折加工してもらうんだけど、何度で加工してもらえばいいのかよく分からない…
僕自身も初めて屈折加工をしてもらった際、非常に悩みました。
そこで、この記事では僕自身が3度の屈折加工を行なってきた体験談をもとに、角度の決め方についてお話ししていきます。
これから、ブラケットを屈折加工する方は参考にしてみて下さい。
屈折ブラケットの角度はどうやって決める?
あくまで筆者自身の主観に過ぎませんが、分かりやすく伝わるように以下のようにまとめました。
■今より少しキャンバーが付けば良い
- 3度
■同じ車種の人との差別化を図りたい
- 5度
■ガッツリキャンバーを付けたい
- 8度
イメージはこんな感じです。結構ざっくりですが、3回屈折加工を行った身としてなかなかイメージしやすいです。(自画自賛)
もっと掘り下げていくと、角度を決める2つの重要ポイントがあります。
- 内側のクリアランス
- キャンバーを何度付けたいのか
屈折加工の角度を決めるにあたってポイントになるのは、この2点です。
内側のクリアランス
コチラは、屈折加工する前に撮った内側のクリアランス写真です。
ブラケットを屈折加工すると、ホイールが車高調に近づくためクリアランスが狭くなります。
コチラは屈折加工した後の写真です。
※ネジ式の車高調は屈折加工が出来ないので、フルタップ式の車高調に変わっています。
ちょっと写真の写りが悪く当たっているようにも見えますが、紙一重で干渉はしていません。
いかにここのクリアランスを追い込めるかで、履けるホイールの太さやオフセットが変わってきます。
屈折加工の角度を攻め過ぎると、車高調に干渉するし角度を甘くし過ぎると履けるホイールが限られてしまいます。
参考までに、先程の写真は約8度でブラケットを屈折させています。
※こちらのブラケットは自作で屈折させています。
今回は初のDIY屈折加工に挑戦してみました。詳しくは全てこちらの記事で紹介しています。
キャンバーを何度付けたいのか
あとは、単刀直入にキャンバーをどのぐらい付けたいのか?という点です。
大凡ですが、屈折した角度部キャンバー角が付きます。(加工ショップに聞いた)
個人的なおすすめは、自分の付けたい角度からマイナス2度分ぐらいの屈折角です。
自分の付けたい角度分屈折加工すれば良いんじゃないの?
これは、ピロアッパーマウントと併用してキャンバーを付けた方がより太いホイールを履かせる事が出来るためです。
詳しくはコチラでお話ししています。
326powerのキャンバーエイト
多くのユーザーはブラケットの屈折加工=326powerのイメージが強いと思います。
過去に乗っていた、ミニクーパーとBMW(E91)は326powerさんに現物を郵送して加工してもらっています。
キャンバーエイト(∞)という商品名で販売されている、ブラケットを郵送して加工してもらってから再び郵送してもらう商品です。
326powerさんの角度は3パターン用意されています。
- ローキャンバー 2〜3度
- ミドルキャンバー 3〜5度
- ハイキャンバー 5〜7度
過去にしてもらった加工は、【ミドルキャンバー】と【ハイキャンバー】です。
参考程度に、ブラケットの写真と装着後の写真を載せておきます。
ミドルキャンバー
ややこしくてもう訳無いですが、コチラのミニクーパー はピロアッパーマウントにも326powerの商品を使っているため、キャンバー角がさらについています…
そんな理由から、ミドルキャンバーの角度ではここまでキャンバーは付きません。
ハイキャンバー
こちらは、326powerさんのハイキャンバーで加工してもらったブラケットを装着した様子です。
iPhoneの計測ですが、ピロアッパーマウントとの併用で10度付いていないぐらいだと思います。
まとめ
ブラケットの屈折加工は金額も安く無いし、加工してから角度を変える事が出来ません。
そんな理由もあってか…
どのぐらい角度を付けたら良いのかなかなか決まらない。
僕自身も初めて屈折加工をお願いする際は、かなりの時間悩みました。
そんな方はこちらを参考に加工すると良いと思います。責任は取れませんが、的外れな角度になることは無いと思います。
■今より少しキャンバーが付けば良い
- 3度
■同じ車種の人との差別化を図りたい
- 5度
■ガッツリキャンバーを付けたい
- 8度
それでは。
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