先日から乗っているBMWのE46ですが、ETCが付いていない…笑
正直、ほとんど乗ることもなければ高速を走ることもないのでいらないかな〜。なんて思ってましたが、たまたまETCをゲット。
自分でETCを付けようかな?僕にも出来るかな?
この記事では、そんなユーザーに向けて、ETCの取り付け方法を紹介していきます。
使用する工具
- プラスドライバー
- 内張剥がし
- ギボシ端子
- 電工ペンチ
- インパクトドリル(穴を開ける場合)
取り付ける場所によっては、インパクトドライバーが必要です。
もし、持ってないのなら、穴を開けずに配線が取り回せる場所に設置すればOKです。絶対に必要な訳ではないです。
※ETCを取り付ける場所や車種ごとに多少、必要な工具が変わってくる場合もあります。
ETCを取り付ける際に、簡単な配線加工がありますので電工ペンチとギボシ端子のセット(オスやメス、場合によって分岐)
ETCの取り付け方法
手順は以下の通りです。
- ETCを取り付ける場所を決める
- 必要に応じて内装をバラす
- ETCを割り込ませる配線を加工
- ETCアンテナを取り回す
- ETCを固定する
- セットアップをする
※後でも説明しますが、セットアップは自分で出来ません。
手順ごとに解説していきます。
ETCを取り付ける場所を決める
今回、僕がETCの設置場所に選んだのは運転席にある、小物ケース的な場所です。
ココは配線の通しようがないので、穴を開けます。
取り付け場所に関しては、自分の好きな場所に配置してやればOKです。
え〜どこにしよう…
そんな方のために、後でETCの設置場所についていくつか提案をしておきます。
配線を通す穴を開ける
小物入れを外して、ETCの配線が通せるように穴を開けます。
内装に穴を開ける際に、木工用の穴あけビットが使いやすいです。
こんな感じのドリル。穴径はETCのカプラーが通るサイズで開けてやります。
穴を空けたくない人は、穴を空けずに配線が通せる場所を選びましょう。
ETCを割り込ませる配線を加工
ETCは基本、3本の配線を接続してあげれば取り付け可能です。
- バッテリー+ (黄色)
- アクセサリー (赤色)
- アース − (黒色)
ダッシュボード内を散策すると、同じ色の配線(黄色、赤色)がありますのでそこに接続します。
配線はよく分からなくて、不安…
そんな方は、カーオーディオの配線に割り込ませるのが1番分かりやすいと思います。
どんな車でもカーオーディオに、バッテリー(赤色)とアクセサリー(黄色)の配線があります。(純正オーディオ、社外オーディオ、ナビ問わず。)
アース線にはクワガタ端子が付いていると思うので、どこかにボルト止めしてやります。ちなみにこういうやつ。
どこにも固定する場所が無いのであれば、オーディオ固定用のステー等に共締めするのがラクです。
もちろん、ボルト固定ではなくアース線(黒色)に組み込ませてもOKです。
配線加工については、こちらの記事で詳しく解説済みです。
ETCアンテナを取り回す
配線の接続が終わったら、ETCのアンテナを取り回します。
- ダッシュボードの脇
- Aピラー
- 天井
こんな感じの順道で、アンテナを添わしてやれば配線が見えずに綺麗に収まります。
ダッシュボードの脇からアンテナを取り出す際は、ドア部分のゴムモール(ウェザーストリップ)を一旦外してやると作業効率が良いです。
ウェザーストリップはハマっているだけなので、引っ張れば外せるし押し込めば元に戻ります。
アンテナがダッシュボード上面まで持って来れたら、Aピラーを外してその中に配線を通しましょう。
Aピラーは車種ごとに外し方があるので、各自で調べてもらうと助かります。
ピラーを通した後は、天井の中に配線を入れ込みフロントガラス中央部分にアンテナだけを出してやればOKです。
※両面テープが無かったので、仮で挟み込んで固定してます…。左側の糊の跡はおそらく過去のETCアンテナかと思われます。気が向いたら取りまーす。
ETCを固定する
最後にETC本体を固定してあげれば取り付けは完了です。
ETC本体の固定方法は…
- 両面テープ
- マジックテープ
- ビス止め など
鍵を回すなり(アクセサリーON状態)エンジンを掛けるなりして、ETC本体のランプが付けばOK。ここでETCカードを試しに入れて読み込み確認も済ませておくと良いですね。
機種によっては、カードの有無を喋ったりETCの有効期限を教えてくれたりします。
凄くどうでも良い話ですが、今回取り付けたPanasonicのETCは【タッチの朝倉南ちゃん】の声優さんの声です。
Panasonicは全部朝倉南ちゃんだったかと思います。
セットアップをする
ETCの取り付けが終わったら、忘れずに【セットアップ】を行います。
セットアップは自分では出来ません。
▪️セットアップをお願いする場所
- 自動車ディーラー
- オートバックス
- イエローハット
- タイヤ館 などなど
セットアップは多くのお店で可能です。値段もだいたい同じような金額なので近くのお店に確認をしていきましょう。
約3000円程度でセットアップが可能です。
ちなみにですが、車体に取り付ける前にETCと配線を持っていけば単体でもセットアップが可能です。
ETCの設置場所に迷ったら?注意点あり
よくあるETCの設置場所は以下の通りです。
- ステアリング周りの小物入れ
- グローブボックス
- センターコンソール内
- 運転席の足元付近 などなど
正直、ETCの設置場所はその人の好みだったり使用状況によります。
頻繁にカードの出し入れをするなら、運転席から手が届くところに設置した方が便利だし、滅多に使わないのらグローブボックでも良いし。みたいな。
僕が自分の車につける時は、運転席から容易に手が届く範囲に設置します。(基本は)
1つだけ注意点ときてお伝えしておきたいのが、あからさまに外から確認出来る場所に付けない方が良いよ!という事です。
かなり前の話ですが、過去に2件ほどガラスを割られてETCカードの盗難にあった話を身近から聞きました。
ETCカードなんてパクってどうするの?
それは僕の知ったことではないですが、パクってもすぐに止められて使えなくなるオチ。
問題はそこでは無く、そんなくだらないことでガラスを割られる方です。
かなりレアな事例だったとしても、あなたがやられるリスクも0ではないと思うので一応お話ししておきました。
頭の片隅にでも置いておいて貰えると嬉しいです。
中古ETCのセットアップはどうする?
中古でETCを購入したから、この車載器はすでにセットアップ済みだよな?
中古で購入したETCも再セットアップするのが基本です。
ETCのセットアップは車体情報を取り込みます。これは、車格によって高速道路の料金が異なる為です。
要するに、軽自動車でセットアップしてあるETCを普通車に付ければ、軽自動車の方が安いから問題ですよね。ディズニーランドに大人が子供料金で入るようなニュアンスです。
軽自動車に使ってたETCを再び、軽自動車に使う場合は再セットアップせずに使っていても問題はありません。
ただし、メルカリとかヤフオクとか知らない人から購入している場合は、仮に前車の情報をもらっていても再セットアップすることをお勧めします。
全使用者も、もしかしたら中古で購入したしてそのまま付けていただけかも分かりません。
僕なら知らない人を信用しないので、3000円ぐらい払います。
まとめ
ETCの取り付け方法は、比較的簡単な作業です。
3本配線を繋いで、配線やらETCアンテナを取り回してやれば完結します。
車種によっても多少異なりますが、とは言えども1台取り付けしてしまえば、今後の人生ETC取り付けで不安になる事はないと思います。
どうしても自分では出来そうにない…
そんな方は無理せず、お店にお願いすると良いでしょう。そんなに工賃が高い訳でもないので。
それではまた。
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