エリシオンにはラルグスの車高調を取り付けたのですが…
フロント、リア共にバネ並びにバネレートを変更して組み込みました。
そこでこの記事では、エリシオンのバネレートについて少しお話ししておきます。
エリシオンのバネレート変更
今回取り付けたラルグス製の車高調に付属してきたらバネレートは以下の通りです。
- フロント 150ミリ 18k
- リア 170ミリ 16k
ラルグスのスペックDは、他のメーカーの車高調と比較てしもバネレートはやや高めの設定になっています。
バネレートの変更後は以下の通りです。
■変更後のバネレート
- フロント 150ミリ 28k
- リア 150ミリ 28k
フロント、リア共にMAQSさんのスプリングを使用しています。
それぞれフロントとリアのバネレート変更の理由について少しお話ししておきます。
フロント
フロントに関しては、アッパーアームの干渉防止に28kをチョイスしています。
本来なら短縮ナックルを組むべきですが、エリシオン用の信頼出来る短縮ナックルが見当たらなかったのでやめました。
エリシオンはミニバンでありながら、フロントにダブルウィッシュボーンを採用しているため、28kでもそこまで硬さを感じさせません。
※硬いには硬いよ…
とは言え、レバー比を考えると、乗っていられないほどの硬さでは無いですね。また、車重もそれなりにあるので28kでもまあまあ。
これ以上硬くしてしまうと、ラルグスのような番人受けする市販ショックのではキャパが足りず、バネの制御が皆無になります。
もし、これ以上のバネレートを使いたいのであれば、ハイレートスペック用のアブソーバーを使用した方が良いと思います。
※326Powerさんとかね。
今回の車高やツラ程度であれば、28kで充分。24kぐらいでも良かったかな〜。というのが本音ぐらいです。
フロントのタイヤハウス周り(インナーやフェンダーの爪)は全く触っていませんが、何も干渉しません。
リア
リアにもフロントと同様の28kを入れた理由は、シンプルにハウスの内側との干渉を防止するためです。
10.5jのホイールを少ないキャンバーで履かせるべく、内側を切断し溶接して広げてはいるものの…ショックアブソーバーの取り付け部分もあるので、限界があります。
そのため、レートを上げてストロークを多少抑えています。
フロントに比べて、リアの方がレバー比が大きいため、実質のレートはリアの方が低くなります。
- フロント 1:1.5
- リア 1:2
※だったかな。(ちょっとうる覚え)
今回は先にホイールを新品購入してしまっていたので、限られたハウスの中で10.5jを履かなくてはいけない状況だったので、レートを上げましたが…
内側の干渉問題が無いのであれば、スペックDの16kがあれば充分です。
むしろもう少しバネレートが低くても良いぐらいです。
リアバネのバネレート変更に関しては、直巻きスプリングを使えるようにする必要があります。詳しはこちらの記事でお話ししています。
まとめ
今回のエリシオンには、フロントとリア共に28kのスプリングに変更しましたが…
正直少し硬いですね。
リアに関してはもう少しレートを抑えたかったと言うのが本音です。
フロントはエリシオンの足回りと車重なら車高調次第ではありますが30kまでなら許せる範囲内かと個人的には思います。
それでは。
■関連記事はこちら