100Vの溶接機を買って、DIYの幅を広げたいんだけど、100Vの溶接機って使えるの?100Vだと、使い物にならないんじゃない?
こんな疑問を持たれる方も少なくありません。
そこでこの記事では、100Vの溶接機は使えるのかあ?どんな溶接が出来るのか?というテーマについてお話ししていきます。実際に溶接した画像多めで紹介していきます。
結論、100Vの溶接機は使えます。
100Vの溶接機は使える?
結論から先にお伝えしておくと、100Vの溶接機でも使えます。もちろん、使用する用途によっても異なりますが、十分溶接が可能です。
実際に鉄板を溶接した画像がこちらです。
適当にいらない鉄板を溶接したもので、表面の皮膜を削り忘れたせいもあり、見栄えは悪いですがそれなりに溶接が出来ております。
ちなみに、ちゃんと皮膜を削って溶接すると…
へたっぴな僕がやっても、そこそこ綺麗なビートに仕上がっていると思います。(ど素人の割に。)
ちなみに角を溶接するとこんな感じです。
どうしても、ノンガスタイプでフラックスワイヤーを使用しているため、スパッタが目立ちますがそこは仕方がないですね…。
それに加えて、材料によっても溶接の見栄えが変わります…。ホームセンター等の安い材料(フラットバー、アングル、単管等)は特にスパッタが目立ちます。
※溶接の技量によってもある程度のリカバリーが効くとは思いますが…。
こちらも僕が100Vの溶接機で溶接した鉄板の画像です。(友人からの頼まれもので精一杯綺麗なビートを心掛けて溶接したものです…。)
ちなみにこちらの材料は、ホームセンターの安いものではありません。見ての通り、スパッタの量も溶接のビート外観も素人の割には綺麗に仕上がっていると思います。
塗料や皮膜をしっかり削り、上手に溶接出来るようになってくると、スパッタの量もある程度はマシになってきます。
ちなみに僕が使っている溶接機はこちらです。
溶接経験者からの評判が高いだけあって、購入後の後悔は1ミリもないです。他の100V溶接機も2台ほど使用経験がありますが、かなり優秀だと思います。
ブレーカーは落ちないの?
一般家庭の契約アンペアで、溶接中にブレーカーが落ちたりする事はないの?
ブレーカーに関することを周りの友人達から聞かれることも多いですが、僕自身一度も溶接中にブレーカーが落ちた事はありません。
普段溶接する際には、60A〜80Aの間で溶接をしていますが(上限は100A)、ブレーカーは気にせず溶接可能です。ちなみに我が家の契約アンペアは【40A】です。
エアコンやら電子レンジやらドライヤーなど一斉にフル稼働すれば分かりませんが…。
最終的には腕しだし
どこまでの溶接を求めているかにもよりますが、最終的には腕次第です。
▪️溶接機購入直後の溶接
▪️2年後の溶接
僕自身も誰かに教わったわけではないですが、それなりに上達はしていると思います。
購入したからには、使えるか否かではなく【使えるようにするだけ】だと思いますので、買ってしまえば何とでもなるんじゃない?というのが個人的な意見です。
まとめ
僕自身も100Vの溶接機はそこまで信用して購入した訳ではありませんでしたが、期待以上の活躍でした。100Vの溶接機って結構使えますよ。
これまで、マフラーを溶接してみたり穴の空いたオイルパンを直したりと様々な場面で活躍中です。工具を加工するのに使ってみたりね。
マフラーも友人達のものを含め、何本か溶接していますがその後折れたマフラーは今の所ありません。
溶接したいような場面が、ちょこちょこあるような方であれば、購入して後悔はしないと個人的には思います。
購入したら、しばらくは練習が必要ですが、やっているうちにコツを掴んで、すぐに僕ぐらいの溶接は可能になると思います。
それでは。
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