調整式スタビリンクの効果と目的!メリット・デメリットを合わせて解説

 

スタビリンクって調整式のものが出ているけど、スタビリンクを調整式にするとどんな効果があるんだろう?アレって本当に必要なの?

 

そんな事を思っていらっしゃる方は多いと思います。

 

そこでこの記事では【調整式スタビリンク】の効果と必要性(目的)について『メリット・デメリット』を交えながら解説していきます。

 

 

 

調整式スタビリンクの効果

  • スタビリンクの剛性アップ
  • スタビライザーのバンザイ解消

 

調整式スタビリンクにはこの2つの効果(目的)があります。

 

この2つは『理論』の話です。調整式のスタビリンクを付ける事で起こる、目に見える変化!と思って貰ったら分かりやすいと思います。

 

体感の話はメリットでお話します。

 

スタビリンクの剛性アップ

スタビライザーとスタビリンクは剛性がとても大切です。剛性というのは言い換えると強さですね。

 

つまり、純正のスタビリンクよりも社外の調整式スタビリンクの方が太いのです。

 

■赤色が調整式スタビリンク

f:id:yuichan53world:20200113214801j:image

 

明らかに社外品のスタビリンクの方が太いですよね?

 

スタビリンクが太い方が、スタビリンクに掛かる力が逃げないので、スタビライザー本来の力を発揮する事が出来ます。

 

ただここに関しては、スタビリンクが太くても、スタビライザー本体の剛性も大きく影響するので一概に【良い!】という事は出来ません…

 

スタビライザーのバンザイ解消

スタビライザーのバンザイを解消する事で乗り心地の向上効果があるのです。

 

主な効果というか【目的】はこちらにあります。

 

調整式スタビリンクには車高を下げた事で、バンザイしてしまったスタビライザーを平常値に戻してやる事が可能です。

 

スタビリンクは『スタビライザー』に左右のタイヤ側で連結されています。

 

f:id:yuichan53world:20200113214938j:image

 

車がストロークしたり、車高を下げるとスタビライザーも一緒に可動します。

 

スタビライザーにはある程度理想の可動範囲があります。

 

しかし、車高を下げる事でその理想の可動範囲を超えてしまいます。

 

f:id:yuichan53world:20200114211216j:image

 

そんな時にスタビリンクの長さを短くしたり長くしたりしてあげる事で、再び元の位置にスタビライザーが戻り、乗り心地の向上が見込めます。

 

関連記事

 車高を下げたから、スタビリンクの長さを変えてスタビライザーを補正しよう!車高を下げたからスタビリンクは短くすれば良いんだよね? こんな風に考えている人をたまに見かけます。 […]

 

調整式スタビリンクのメリット・デメリット

メリット

  • 突き上げが減る
  • ショックの動きが滑らかになる

 

理由は先程お伝えした『理論』、調整式スタビリンクの効果でお話した通りです。

 

こちらのメリットで挙げた2つは【体感面】に関する内容をリストアップしています。

 

調整式スタビリンクを取り付けて、スタビライザーのバンザイを解消する事で【乗り心地】が向上します。

 

これはスタビライザーがバンザイした状態だと、スタビライザー本来の性能が発揮出来ないためです。

 

車がストロークする前から、スタビライザーだけストロークしてしまっている状態です。

 

デメリット

  • 緩む可能性がある
  • 効果をあまり体感出来ない人もいる

 

調整式最大のデメリットは【緩んでしまうリスク】を背負う事です。

 

f:id:yuichan53world:20200113215237j:image

 

調整式のスタビリンクが走行中に緩んでしまうと、スタビライザーが本来の役割を果たせなくなってしまう事が1つ。

 

もう1つは異音の原因になってしまう可能性があります。

 

特に【ストラット車】で車高調に取り付けるタイプの車は緩みやすいです。これはハンドルを切る事で車高調が回転し、スタビリンクによじれる力が働くためです。

 

f:id:yuichan53world:20200113215255j:image

 

とは言え、調整式のスタビリンクを取り付ける際に、しっかりナットを固定しておけば大丈夫です。

 

僕自身、何度も調整式のスタビリンクを使用していますが、緩んだことなんて一度たりともありません。

 

調整式のスタビリンクは緩んでしまうだけでは無く、あまり効果が体感出来ない場合もあります。

 

これは車高の下げ幅だったり、どのくらいの乗り心地向上を期待しているかによります。

 

調整式スタビリンクは車検に通る?

f:id:yuichan53world:20200113215353j:image

 

結論を先にお伝えしておくと、調整式のスタビリンクは問題無く車検に通ります。

 

元々調整出来ない部品を、調整式に変えているのに何で?!

 

そんな風に思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

分かりやすく伝えると【車高調】と同じ理由です。【スタビリンク】や【車高調】は指定部品なので調整式に変えてもそのまま車検に通るのです。

 

注意しておくべき点は、調整部分の緩みと純正同様にゴムブーツの破れのみです。

 

そもそもスタビリンクに関しては、ゴッソリ取り外してしまっても車検に通ります。

 

条件として、スタビライザーも取り外す必要がありますが。

 

関連記事

 スタビライザーは複数のパーツによって支えられています。 スタビライザー付近の部品は、車検時に検査項目に当てはまる部分で、車屋さんからこのままでは車検に通りません...と言われた方も多いでしょう。&nbs[…]

 

おすすめ出来る人と出来ない人

ここまでの話を読んで、結局付けた方が良いのかよく分からない…

 

そんな方のために調整式スタビリンクをおすすめ出来るユーザーと出来ないユーザーについて簡単に説明します。

 

■おすすめ出来るユーザー

  • 車高の下げ幅が50ミリ以上
  • 少しでも乗り心地を良くしたい
  • 純正スタビリンクがボロボロ
  • 悪路でゴトゴト異音がする

 

■おすすめ出来ないユーザー

  • 車高の下げ幅が50ミリ以下
  • 乗り心地の向上をかなり期待している
  • スタビリンクの状態が良い

 

これはあくまで僕の基準ですので参考程度でよろしくお願いします。

 

僕自身、過去3台調整式のスタビリンクを入れましたが、取り付けてすぐは効果を体感しています。

 

  • 突き上げ感が無くなった
  • ロールがマイルドになった

 

ですが…

 

正直取り付けた2日後には、全く効果はもう分かりません。笑

 

慣れてしまうので仕方ないですが、その程度の変化という事です。あまり期待して取り付けると後悔するかも…

 

僕自身その辺は割り切って毎回取り付けています。取り付けてすぐだけでも効果を体感出来れば入れて良かったと!

 

まとめ

 

調整式のスタビリンクは金額もバラバラで、どれを付ければ良いか分からない挙句、効果があるのかすら分からず、取り付けを迷う人も多いと思います。

 

  • ちょっとでも乗り心地改善したい
  • 悪路を走るとゴトゴト異音がする
  • スタビリンクがボロボロ

 

ここに当てはまるユーザーだったら、調整式のスタビリンクを取り付けて満足出来ると思います。

 

 

スタビリンクのブッシュが切れていると、車検に通らないしリフレッシュついでに調整式にしてみるのもアリだと思います。

 

  • 乗り心地の改善を結構期待している!

 

こんな考えのユーザーなら僕はおすすめしませんね…

 

もし少しでも価格を抑えたいユーザーにはこの記事を見てみて下さい。純正品を自分で加工する方法もありますよ〜。

 

関連記事

車高を下げたらスタビリンクの角度が物凄く万歳している事に気が付きました。車高を下げている以上当然起こりうる現象なんですけどね...。 とりあえず車種専用の調整式スタビリンクを見てみると...『15000円!!!!』高すぎる[…]

関連記事

スタビリンクの劣化とローダウンに伴う補正の意味も込めて調整式スタビリクの導入をすることに。 以前は、純正のスタビリンクを切断後、タップをたてて加工しましたが... [sitecard subt[…]

 

 

▪️関連記事はコチラ

関連記事

新車から年数が経ったり、距離を走ってくるとどうしても避けては通れなかったりします。 段差を変える度に足回りからの『コトコト』『ガタガタ』『コンコン』異音が気になる人も多いです。 車の足回りは毎日、路面から[…]

関連記事

 車高を下げたから、スタビリンクの長さを変えてスタビライザーを補正しよう!車高を下げたからスタビリンクは短くすれば良いんだよね? こんな風に考えている人をたまに見かけます。 […]

関連記事

先日、知人のよりこんな質問を頂きました。 近々、スタビリンクの交換を予定しているのだけど、交換作業のポイントはある? そんな疑問にお答えすべく、この記事では全車輌に共通するスタビリンク交換方法であったり、[…]

関連記事

中古品のスタビリンクを買って、少しでも金額を終えたいのに中古品が全然出ていない... そんなとき誰もが考えるのは他車種からの【流用】だと思います。 結論からお伝えしておくと、スタビリンクの流用は充分可能で[…]

最新情報をチェックしよう!