車高調を取り付けたいけど、車高調を付けたまま車検に通す事は出来るのかな?
こんな風に車高調の取り付けを迷っている方が多いのは事実です。
結論から先にお伝えしておくと、車高調を取り付けたままでも問題なく車検に通す事が出来ます。もちろんディーラー車検も問題ありません。
しかし、注意をしなければならないポイントもありますので、そのあたりについて詳しく解説していきます。
車高調は車検に通るの?
これは先ほども冒頭でお伝えさせて頂きましたが、車高調は取り付けたままで車検に通ります。
車高調には強度計算書は無いの?
そんな風に思っている方もいらっしゃいますが、車高調は構造変更が不要なパーツなので、強度計算書はありません。(中にはあるメーカーもあるかも)
ショックアブソーバーやサスペンション(スプリング)は社外品でも問題なく車検に通りますので頭に入れておきましょう。
車高調を付けた車が車検で注意するポイント
- 最低地上高
- フォグランプの位置(高さ)
- スプリングの遊び
- ピロボールのガタ
車高調を取り付けること自体は何の問題もありませんが、別の問題で車検に落ちてしまうケースもあります。
1つずつ分かりやすく解説していきます。
最低地上高の確保
最低地上高はご存知の方も多いかもしれません。
地面から車の1番低い部分が【9センチ以上】確保されている事が必要です。
車検時の最低地上高については以前に別の記事で解説しています。
どうやって9センチを測るの?
そんな事まで詳しく解説していますので、気になった方は合わせてこちらもご覧下さい。
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フォグランプの最低地上高
最低地上高は認識されている方が多いですが、意外と知らないのがフォグランプの位置です。
これは、地面からフォグランプの最低地上高が決められているのです。
- フォグランプの最低地上高は23センチ以上
ただし、これは初年度登録が平成18年以降の車に限ります。
それよりも古い車は関係ありません。
最近の車はフォグランプの位置が結構低い場所に付いていることが多かったりするので、注意が必要です。
スプリングの遊び
車高調は、スプリングが乗っかるスプリングシートの位置を自由に変えられる事で、バネを遊ばせているユーザーも多いです。
しかし、車検においてバネの遊びはNGです。
検査官も人間ですから、見落とす場合もあるかもしれませんが、見つかれば確実に指摘されます。
スプリングの遊びについてはこちらの記事で解説しています。
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ピロボールのガタ
車高調には、アッパーマウント部分にピロボールを採用しているものが存在します。
このピロボールがあ古くなってきたり、メンテナンスを怠っているとガタが発生する場合があります。
足回りのガタは車検の検査基準にもなっていて、ピロボールにガタが発覚した場合は、再検査(車検に落ちる)になるでしょう。
ピロボールのガタについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
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こんな状態の車高調は車検に通りますか?
よくありがちな疑問として挙げられるのがこの2つです。
知恵袋の投稿を見ていてもよく目に着きます。
- 車高調のオイル漏れは車検に通るのか?
- ダストブーツの破れは車検に通るのか?
ここに関しては、どちらも問題なく車検に通ります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
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まとめ
結論、車高調を取り付ける事自体は、車検を通す上で全く問題ありません。
しかし、最低地上高が確保出来ていなかった場合や取り付け不備があった場合は、車検に落ちてしまうケースもあるということを頭に入れておきましょう。
特にフォグランプの最低地上高を知らない方が多いのでよく頭に入れておきましょう。
それでは。
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