アクスルを加工物に交換したいんだけど、キャンバーは固定と可変式どちらがいいですか?可変式のアクスルって実際どうなんですか?
先日、このような質問をもらいました。
そこでこの記事では、可変式アクスルを実際に使ってみて感じることについてお話していきます。
合わせて、固定式と可変式のアクスルどちらがおすすめなのか?という点も少しお話ししておきます。
可変キャンバーアクスルってどうなの?
あくまでも僕自身の思う事ですが、可変キャンバー式のアクスルは使い勝手が良いです。これまで乗ってきた軽自動車3台は全て、可変キャンバー式のアクスルを使っています。
不満は1ミリも無いですね。
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本来ならキャンバーを調整するどころか、付けることもできないトーションビームの車で両方を手に入れることが可能になります。
ホイールや仕様に合わせてキャンバー調整が出来る点は大きなメリットです。
キャンバープレートや固定式のアクスルを装着されている方では、キャンバー角の変更は出来ませんからね。
キャンバー角の調整はどのように?
可変式のキャンバーアクスルは、多くのものが画像のようにボルト4本(片側2本づつ)でコの字ブラケットを傾けてキャンバー角を調整します。
このボルトが通る穴が長穴になっているので、ブラケットが倒れていきます。
調整する際には、ブラケット背面にあるボルトの出面を変えて、そこに突き当てるように両サイドのボルトを締めこみ固定させてやります。
詳しい調整方法や微調整のやり方、左右の合わせ方についてもは、こちらの記事で詳しく解説しています。
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走行中にキャンバーがズレることはある?
可変式のキャンバーアクスルを取り付けてまも無いころに、一度だけキャンバーがズレた経験があります。
とある日、車を眺めていたら片側だけ、キャンバー角がネガティブ方向へ倒れていました…。
理由は、シンプルにボルトの締め付け不良です。
それ以来、5年ほど可変キャンバーのアクスルを取り付けていますが、年間1万キロちょっと通勤に使用してキャンバーがズレたことはありません。
ボルトの締め付けトルクを管理することと、緩み止めのスプリングワッシャーを入れておけば、キャンバー角のズレを気にする必要はほぼ無いですね。
これですね。初めから付いているアクスルもあれば、付いていない物もあります。
可変式は折れると聞くこともある?
可変式のアクスルは折れるって耳にすることもあるけど…
実際に僕自身の周りでも、そのようなことを囁く人を耳にする機会はありますが、実際に身近で折れている人はみたことがありません。
周りの友人も可変式のアクスルを入れている人が多かったですが。
使い方によっては、可変式のアクスルであろうと固定式のアクスルであろうと、折れる可能性はゼロではありません。
詳しくはこちらの記事で詳しくお話ししています。
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固定と可変式どちらがおすすめか
可変式と固定式どちらがおすすめと言われると難しいですが、結局のところどのような使い方というか弄り方をするかによってより悪死が分かれると思います。
初めからキャンバー角を決めて、足回りを組むのであれば、固定式の方が精度がよかったり、左右のキャンバー差を気にする必要もありません。
そんな人は固定式のアクスルを使った方が良いと思います。
先日、人生初めてキャンバー固定式のアクスルをN-ONEに組み付けましたが、キャンバー角の調整をする必要が無いのでキャンバー角に迷わず楽ちんです。
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ホイールをちょこちょこ変えたりするような人や、先にホイールを買って一気に組み込むような人は可変アクスルがおすすめです。
冬場はスタッドレスを履かせて車を使用する方(地域)なんかも可変式ならキャンバーが起こせるので便利ですね。
先日購入してきたN-ONEに人生初めて固定式のアクスルを組み付けましたが、キャンバー角に合わせてホイールを用意するのであれば、キャンバー角の調整をする手間が省けるので、人によっては固定式の方が向いてると思います。
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両方のアクスルを使用したことがある身としては、どちらにもメリットとデメリットがあるので、一概にこっちが良いですよ。と言い切ることは出来ません…。
まとめ
個人的には可変式のアクスルは使い勝手がよく、今後も加工アクスルを購入したする際は、可変式を選びます。
僕自身はキャンバー角を自由自在に調整が効く状況に慣れていることと、キャンバー角への絶対のこだわりが無いケースが大半なので。(ましてや通勤に使用する軽自動車だから余計に。)
とは言え、全ての人が可変式のアクスルを購入した方が良いとは思いませんが。
キャンバー角を初めから決めて、変更しないという方であれば、固定色の方が良いと思います。
それでは。
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