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社外ナビに純正のバックカメラを映す方法。変換アダプターを購入するだけ。

 

純正のナビから社外品のカーナビに交換したんだけど、純正のバックカメラをそのまま使用して社外ナビにカメラの映像をそのまま映すことは出来るのかな?

 

こんな疑問を持たれる方も珍しくありません。

 

そこでこの記事では、社外ナビに純正のバックカメラを映す方法について解説していきます。結論アダプターを購入して、純正のバックカメラを接続するだけです。

 

 

必要なもの

 

用意する物は、純正のバックカメラのカプラーから【RCAケーブル】への変換アダプターを購入するだけです。上の画像がそれに当たります。

 

車種(メーカー)によって、変換用のハーネスは種類が異なりますので、自分が乗っている車用の変換ハーネスを用意する必要があります。

 

▪️日産

 

▪️トヨタ・ダイハツ

 

▪️ホンダ

 

▪️マツダ

 

※メーカーが同じでも、車の年式によって使用出来たり出来なかったりするので、よく調べてから購入するようにして下さい。

 

これに加えて、少しだけ配線の加工が必要になるので、電光ペンチやギボシ端子も必要になります。

 

※付属のエレクトロタップをそのまま使用するなら、配線加工は不要ですが…。個人的には接触不良の原因になるのでお勧めしません。

 

社外ナビに純正のバックカメラを映す方法

 

社外ナビに純正のバックカメラを接続する際の作業手順は以下の通りです。

 

  1. 純正バックカメラのカプラーを探す
  2. バックカメラのカプラーに変換アダプターを接続
  3. 変換アダプターのアースを固定する
  4. 変換アダプターのプラスをバック信号に接続する
  5. RCAケーブルを接続する
  6. ナビ側でバックカメラの設定をする

 

まず初めに、純正のバックカメラから来ている純正のカプラーを探して、そのカプラーに購入した変換アダプターを接続してやります。

 

 

変換アダプターのマイナスを接続

次に、変換アダプターから出ているアース線(クワ端子)とプラス側の配線を接続してやります。アース線は、カーナビの取り付けボルトに共締めしてやればOKです。

 

下の画像がバックカメラのアース線(黒色のクワ端子)です。

 

 

もちろん、オーディオ周りはにアースの線があるので、そちらに割り込ませてアースしてもOKです。どうしてもネジ止めが嫌であれば…。

 

変換アダプターのプラスを接続

次に、プラス側の配線を車体から出ているバック信号の配線に接続してやります。

 

購入したアダプターのプラス側の配線には、エレクトロタップが付属していますが、バック信号の配線は細いため接触不良が起こる可能性があります。そのため、車体側のバック信号の配線にダブルのギボシ端子を組み込み、そちらに接続してやるのがお勧めです。

 

 

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  • 白色 車体側のバック信号
  • 赤色 バックカメラのバック信号
  • 紫白 ナビのバック信号

 

バックカメラにバック信号を接続してやるのも大事ですが、カーナビ側にバック信号を入れてやるのも重要です。ここを接続してやらないと、バックギアに入れてもバック信号がナビに入っていかないので、モニターが切り替えてくれません…。

 

変換アダプターの赤色線はカメラのプラス線なので、必ずバック信号に接続しなければいけない訳ではありません。もちろん、アクセサリー電源と接続しても問題ありません。

 

ただ、バックギアに入れた時だけカメラにプラス電流が流れれば事足りますので、バック信号との接続がお勧めです。

 

RCAケーブルを接続する

 

純正バックカメラの配線からプラスとマイナスの配線の接続が終わったら、最後にRCAケーズを接続して純正バックカメラが映し出す映像を、社外ナビに読み込む動線を用意します。

 

※別に一番最初に接続してもOKです。

 

社外ナビの場合、オプションの配線等を用意しないと、バックカメラの映像を送るためのRCAケーブルが接続出来ない場合があります。ここは、使用している社外ナビによって話が変わるので、ご自身のカーナビをご確認下さい。

 

ナビの種類によっては、ナビに直接バックカメラの映像入力用のRCAケーブルが直接刺さる場合もあります。

 

 

ちなみに、今回僕が使用しいてるカロッツェリアのカーナビは、変換ハーネスを使わないとRCAケーブルからの映像入力が出来ません。

 

 

 

ナビ側でバックカメラの設定をする

 

ココまで説明してきた配線の接続が全て終わったら、最後にカーナビ側でバックカメラの設定をしてやります。

 

ナビの種類によって設定方法は異なると思いますが、基本的にはカーナビの設定からバックカメラの設定に辿り着けると思います。自分から設定してやらない限りは、バックカメラがOFFの状態になっています。(上の画像)

 

ココをONの状態にしてやればナビ側の設定が完了し、バックギアに入れるとモニターがバックカメラの映像に切り替わります。

 

この設定をやっておかないと、配線の接続が正しく行われていてもバックギアに入れた時にバックカメラの映像に切り替わりませんので注意して下さい。

 

 

カメラ極性の選択に関しては、バックギアに入れた際にバックカメラの映像に切り替わる側に設定しておけばOKです。

 

もしここまでやって、バックカメラの映像が映らない方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。

 

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まとめ

 

純正のバックカメラを使って、社外ナビでバックカメラを接続したい場合は、純正バックカメラ用の変換アダプターを購入し、純正の配線に接続後、変換ハーネスから出てくる3本の配線をそれぞれに接続するだけで純正のバックカメラが社外ナビで使用できるようになります。

 

  • プラス線(バック信号)
  • アース線(ナビの固定ボルトに共締め)
  • RCAケーブル

 

今回はホンダ車だったので、こちらを購入して使用しています。ネット最安値の商品ですが、問題なく純正のバックカメラを社外ナビに映し出すことが可能でした。

 

 

使用している社外ナビによっては、オプションのバックカメラ入力用の変換ハーネスが必要になる場合があります。(ナビにRCAケーブルから映像を入力するための変換。)

 

 

それでは。

 

 

 

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