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【L175やL375】ロアアームの交換方法

少し前に乗っていたムーヴを譲った友人より、ホイールを購入したのでこのサイズのホイールが履けるように、足回りを組み直して欲しいとのお願い。

 

そのため、フロントのキャンバー角を変更するにあたって、ロアアームの変更が必要に…。

 

そこでロアアームの交換を行いましたので、この記事では【L175(ムーブ)やL375(タント)】のロアアームの交換方法を紹介していきます。

 

 

▪️その他同作業で交換可能車種

  • L275(ミラ)
  • L575(ムーブコンテ)
  • L675(ミラココア)

 

 

 

必要な工具

  • スピンナーハンドル
  • ラチェット
  • ソケット(14,17ミリ)
  • メガネレンチ(17ミリ)
  • エクステンションバー

 

ざっくりですが、今回ロアアームの交換で使用した主要工具はこんな感じです。

 

【L175やL375】ロアアームの交換方法

 

ロアアームの固定は、合計3ヶ所のボルトで固定されているだけですので、これらを全て取り外してやれば、ロアアームの交換が可能です。

 

  • フロント側から固定のボルト
  • 後方下側からの固定ボルト
  • ボールジョイント部分のナット(割りピン)

 

ちなみにボルトとナットのサイズは全て17ミリです。

 

ボールジョイント部分には、割りピンが入っていることと、スペースが狭いのでメガネレンチの使用が必須です。

 

 

ボールジョイント部分のテーパーに関して、この手の部品にはタイロッドエンドプーラーやギアプーラーといった専用工具を使用するのがセオリーですが、この車に関しては工具が入りません。

 

そのため、テーパーが食っているナックル部分を鉄のハンマーで叩いて、振動を与えてやることでテーパー部分を外します。

 

 

取り付けに関しては、逆の手順で戻していくだけです。

 

ボールジョイント部分のはめ込み部分に関しては、ロアアームに油圧ジャッキをあてがい、少しだけ入れ込んでやりながらナットを占めてやるとスムーズです。

 

 

助手席側はボルトが抜けない…

 

ただし、助手席側のロアアームに関しては、フロント側から入っているボルトが1本、オイルパンに干渉してしまい、ボルトを引き抜くことが出来ません。

 

そのため、サスペンションメンバーを固定しているボルトを緩めて、少しだけサスペンションメンバーを下にズラしてボルトを1本出し入れする必要があります。

 

  • 1枚目 17ミリ
  • 2枚目 14ミリ

 

1枚目に写っているボルトに関しては、ロアアームの中心部分に空いている穴から工具を通してやればボルトにアクセス可能です。

 

※画像からも分かる通り、長めのエクステンションバーが必須です。

 

 

この合計4ヶ所(左右合わせて)のボルトを緩める際には、サスペンションメンバーにジャッキを当てて、メンバーが下がらない状態を作ってからボルトを緩めてやります。

 

※ちなみに、ロアアームを下側から固定しているボルトに関しても、サスペンションメンバーをセットでフレームに固定しているので、緩めるor外しておく必要あり。

 

あとは、サスペンションメンバーとフレームの間(下側からロアアームを固定している部分あたり)に長めの棒を入れ込み、てこの原理でサスペンションメンバーを下げている間にボルトの出し入れをすれば、助手席側のロアアーム交換が可能です。

 

 

どうしてもエンジンマウントがヘタってくると、オイルパンの位置が元々の位置よりも低くなってしまうため、ボルトが抜けづらくなってしまいます。

 

その場合は、上の写真のようにオイルパンに木の板をあてがい、数ミリだけミッションを持ち上げた状態にして作業することでボルトをスムーズに抜くことが可能です。

 

※垂れ下がっている分だけ、下から押し戻してやる程度で、ガッツリ持ち上げるとマウントの負担になりますので絶対にダメです…。

 

 

ここのボルトが抜けて、助手席側のロアアームが取り外せたら、そのままの状態を維持しながら交換するロアアームをさっさと取り付けてしまうことをお勧めします。

 

まとめ

 

運転席側のロアアームに関しては、何事もなくボルトとナットを合計3つ取り外し、ボールジョイント部分を外してやることで交換が可能ですが、助手席側に関してはオイルパンが邪魔になり、サスペンションメンバーをズラしてやる必要があります。

 

サスペンションメンバーを完全に外すわけではなく、少しだけ下にズラしてやるだけですのでそこまで大変な作業ではありませんが、不安な方はショップや整備工場等に依頼することをお勧めします。

 

年式的にもミッションマウントがヘタリ出している頃合いになりますので、本文中でも紹介したようオイルパン部分を少し持ち上げてると作業がスムーズに進みます。

 

L175やL375に限らず、同年年式のL275やL575等も同じ作業内容になります。

 

 

それでは。

 

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