新しいホイールを履いたら、もう少しだけホイールを内側に入れたい…。これ以上ホイールを内側に入れるのは無理だから、何とか少しだけでも良いからフェンダーを綺麗に広げる方法は無いかな?
こんな疑問を抱く方も珍しく無いと思います。
そこでこの記事では、あと少しだけフェンダーを広げたい…。そんな時に役立つ、誰でも簡単に出来るナチュラルに少しだけフェンダーを広げる方法について紹介していきます。
使用する物
- 油圧ジャッキ
- 雑誌や新聞紙
フェンダーをナチュラルに広げる方法
車のフェンダーをナチュラルに広げる方法は、フェンダーとホイールの間に雑誌や新聞紙を挟み込み、雑誌や新聞紙の厚みを使ってフェンダーを外に押し出してやります。
- ジャッキアップする
- フェンダーとホイールの間に雑誌を挟む
- 油圧ジャッキを下ろす
- しばらく放置して雑誌を抜き取る
雑誌等を挟み込んでジャッキを下ろすと、フェンダーが外に押されて広がっていきますが、すぐにジャッキを上げてしまうと、押し出されたフェンダーは元の形に戻っていきますので少し時間を置いておきます。
今回の車両は2、3ミリ程度フェンダーが外に広がってくれれば良いので、新聞紙を2日分合わせて、半分に折り曲げた状態で挟み込んでいます。
ホイールとフェンダーのクリアランス次第ですが、ガッツリフェンダーを外に出したい方は、少年ジャンプがおすすめ。
■広げる前
■広げた後
ビフォーアフターで画像のアングルが違うので少し分かりずらいですが、ホイールとフェンダーのクリアランスが少しだけ広がっています。
この方法でフェンダーを広げてやると、フェンダーを痛めることなく、広がります。
写真では伝わらないかと思いますが、側面側からフェンダーを見ても、フェンダーが広げてあることは誰にも気が付かれることはないかと思います。フェンダーがウネウネしてしまうようなこともありませんので、ナチュラルに広げることが可能です。
ハンマーで叩いたり、手で無理に広げようとするとボコボコになったり、ウネウネになったりしてしまいますからね…。
まとめ
あと少しだけフェンダーを広げたい場合は、フェンダーとホイールの間に雑誌等を挟み込んでやることでナチュラルにフェンダーを広げることが可能です。
挟み込む雑誌の厚みによって、フェンダーがどのぐらい外に出るかは異なりますので、広げたい幅に合わせて挟み込む物の厚み調整が必要です。
初めてこの方法を取られる方は、厚みを少しずつ調整していくことをおすすめします。
厚み=広がるわけではないので、ある程度の厚みが必要ですが、広がり過ぎたフェンダーは元には戻せないので注意です。
また、フロントフェンダーを広げるのか、リアフェンダーを広げるのかによっても、同じ厚さの雑誌を挟み込んでも、フェンダーが広がり方は異なりますので、そこも注意です。(フロントフェンダーの方が広がります。)
余談ですが、爪折り機を使ってフェンダーを押し出す方法もあります。ただ、これに関しては、ある程度の技量も必要になるので、失敗出来ないような車ではあまりお勧めはしませんが…。
それでは。
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