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ブレーキパッドの面取りのやり方

 

ブレーキパッドを交換する時には、ブレーキパッドの面取りをした方が良いって聞いたけど、イマイチ面取りのやり方が分からない…。

 

こんなユーザーもいらっしゃるかと思います。

 

そこでこの記事では、ブレーキパッドの面取りのやり方について紹介していきます。

  • どこを削れば良い?
  • 何で削れば良い?
  • どのぐらい削れば良い?

 

 

使用する道具

 

  • グラインダー
  • 棒ヤスリ

 

ブレーキパッドの面取りを行う際には、グラインダーもしくは棒ヤスリがあれば作業可能です。

 

 

ブレーキパッドの面取りのやり方

 

ブレーキパッドの面取り方法は、ブレーキパッドの端と端を斜めに削ってやるだけです。削るための道具は、棒ヤスリを使用しても良いし、グラインダーを使用してもOKです。

 

僕は面倒なので、グラインダーで削っちゃいます。

 

 

※グラインダーを使用する際には、必ず保護メガネの使用をお勧めします。金属を削るよりも、破片が飛んできますよ…。

 

 

多くの人が把握しているかと思いますが、面取りする箇所は画像の矢印部分になります。

 

 

面取りをする際には、幅を1〜2センチ程度。深さ2〜3ミリ程度に削ってやればOKです。

 

パッドの減りが早い外車に関しては、最も深めに削っても良いぐらいです。

 

イメージとしては、こんな感じ。上側のパッドが面取りをしていない状態で、下側のパッドが面取り加工を済ませたパッドになります。幅に関してはこのぐらいで十分ですが、深さに関してはもう少し削っても良いかな?ぐらいの感覚。

 

 

左のブレーキパッドは、新品状態から面取りがされているブレーキパッドの画像で、その左は使用済みで交換後のブレーキパッドになります。

 

画像を見ると分かりますが、ブレーキパッドの残量が減っても、ブレーキパッドの面取りがまだ残っているのが確認できますね。つまり、面取りの深さが浅すぎると、ブレーキパッドが減ったとき、すぐに面取り部分がなくなってしまうため、ある程度の深さで面取り加工をすることをお勧めします。

 

まとめ

 

最近のブレーキパッドは、出荷状態から面取り加工がされている商品も多いですが、面取り加工がされていない状態で手元に届くブレーキパッドもあります。

 

ブレーキパッドを面取りする際には、棒ヤスリまたはグラインダーを使用して、幅1.5〜2センチ程度で深さを2〜3ミリ程度に削ってやればOKです。

 

パッドの減りが早い外車のブレーキパッドは、面取り後最もパッドが薄くなるところが3〜4ミリ程度になるぐらいまで面取りしても良いぐらいです。

 

面取りが浅すぎると、ブレーキパッドが減った際にすぐに面取り部分がなくなってしまうので、程よく深めに削ることをお勧めします。

 

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