ヘルパースプリングはメインスプリングとは違い周りに入れている人も少ないし、ネットの情報も手薄出し、どこのメーカーを選ぼうか迷う方も多いと思います。
そこでそんな方に向けて【ヘルパースプリング】のおすすめメーカーは5社紹介していきます。合わせてヘルパースプリングの選び方についてもお話ししていきます。
これからヘルパースプリングの購入を考えている方は参考にしてみて下さい。
ヘルパースプリングとは?
ヘルパースプリングとは、車高調の伸び側のストローク長を確保するために使うスプリングです。
メインスプリングと併用して使うスプリングです。
ヘルパースプリングの使用目的や効果についてはコチラの記事で詳しく解説しています。
ヘルパースプリングの選び方
ヘルパースプリングを選ぶ上で大事なことは5つあります。
- バネID
- 自由長
- 密着長
- バネレート
- ストローク長
この数値はそれぞれ自分の目的にあった数値を購入する必要があります。
- どれぐらい車高を下げたいのか?
- どれぐらい伸び側ストロークを確保するのか?
- どれだけメインストロークを減らせるのか?
あくまで一例ではありますが、ヘルパースプリングを選ぶ為に必要な項目を挙げました。
どれぐらい車高を下げたいのか?
とにかく車高を下げたい。
そのような目的であれば…
- ストローク調が長いスプリング
- バネレートが低いスプリング
このようなヘルパースプリングを選んであげれば、目的に沿ったカタチの実現が可能になります。
どれだけ伸び側のストロークを確保するのか?
メインのバネレートがハイレート過ぎて、伸び側ストロークを確保する為にヘルパースプリングを入れたい。
このように思っている方も、車高を下げたい方同様に…
- ストローク調が長いスプリング
- バネレートが低いスプリング
このようなヘルパースプリングを選んであげれば、伸び側ストロークの確保に繋がります。
より、ストローク調を長いヘルパースプリングやバネレートの低いヘルパースプリングを使えば使っただけ、伸び側のストロークの確保量が多くなります。
どれだけメインストロークを減らせるのか?
- どれだけ車高を下げるのか?
- どれでだけ伸び側のストロークを確保するのか?
この2つに加えて、どれだけメインストロークを減らせるのかと言うことを把握した上で、ヘルパースプリングを選びましょう。
ヘルパースプリングを導入すると言う事は、メインストロークを失うと言う事です。
メインストロークを意識せずに、ヘルパースプリングを導入してしまうと、メインストロークが足りなくなってバンプタッチや底付きの原因になってしまいます。
車重が掛かった時(1G状態)にどれだけサスペンションが沈むのか?この数値を車高調のストローク量を引いてあげれば、どのくらいメインストロークを減らしても底付きする事がないかを把握する事が可能です。
そもそも車高調のストローク量が分からない…
車高調のストローク量が分からないのであれば、車高調を外しバネを外した状態で、ショックを押し込んで見れば確認する事が可能です。
もしかしたら、メーカーに問い合わせれば教えてくれるかもしれません。
ヘルパースプリングのおすすめメーカー【5選】
ここでは5社のヘルパースプリングを紹介していきます。
- 326power
- HKS
- クラフト
- スイフト
- ラルグス
326power
誰もが1度は目にした事があると思います。カラフルなカラーリングな特徴な326powerのスプリング。
326powerのヘルパースプリングの特徴はヘルパースプリングの中ではかなり短い自由調の商品ラインナップがある事です。
1番短いもので40ミリから!恐らく商品化されているヘルパースプリングの最短です。
※自由調とはスプリングの長さです。
またバネレートのラインナップも他社メーカーには無い【1K】【2K】と2つのレートが選択可能です。
最後にもう1つおすすめの理由があります。
それは【リセールバリュー】が良い!!という事です。326powerのヘルパースプリングは購入時の価格が1万円を超えますが、売る時も高く売れるのが良い点です。
恐らくこれだけのリセールバリューが良いヘルパースプリングは他にありません。
そんな理由から僕は326powerのヘルパースプリングを選択しました。
HKS
HKSは車高調も販売している足回りメーカーです。HKSのヘルパースプリングはここで挙げたメーカーの中で最も商品価格が安いですね。
正直なところ、バネレートとID、長さが合えばどこのメーカーを使っても街乗り程度であれば大した差は体感出来ませんので、安いHKSを選択するのは正しい選択だと思います。
まずはHKSのヘルパースプリングを見てみましょう。
クラフト
クラフトのヘルパースプリングはヤフオクで【ヘルパースプリング】と検索すると送料無料でたくさん出てくるので1度は目にした事のある方も多いのでは無いでしょうか?
赤色がトレードマークのヘルパースプリングです。使っている方も多いです。
- 自由調 80ミリ
- バネレート 1.3K
多く方が扱いやすい王道サイズのヘルパースプリングです。
スイフト
スイフトはご存知の方も多いかと思いますがスプリングのプロフェッショナルです。
スプリングと言えばスイフトと言われる事も。
ちなみに326powerの一部スプリングはスイフトとの共同開発だったりします。(ホームページ記載情報)
スイフト最大の特徴は豊富なバネレート設定に加えて、IDの種類も豊富です。他社メーカーに設定が少ないID70など太いスプリングに対応する商品ラインナップが揃っています。
ラルグス
意外と知られていませんが車高調メーカーのラルグスからもオプション設定として【ヘルパースプリング】が売られています。
ラルグスの車高調を使っているユーザーなら見た目のバランスも良くおすすめです。
金額設定も7000円前後と安い設定になっています。
まとめ
ここで挙げた5社メーカーは比較的多くのユーザーが使っているメーカーを挙げました。他にのヘルパースプリングを取り扱うメーカーはありますが、大体のユーザー用途に合うスプリング選択が可能だと思います。
ヘルパースプリングを購入前は自分が求める密着長を基準に選んでいくと決めやすいです。
またバネレートはメインスプリングの兼ね合いを考慮し選んで挙げましょう。1キロ〜1.5キロ程度が王道なレートです。
それでは。
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