先日、メーカー様の方から直接ご連絡頂き、商品提供頂いた、ゼウスクリアシラザン50の方施工致しました。
そこでこの記事では、ゼウスクリアシラザン50の施工方法を分かりやすく紹介していきます。
合わせて、シラザン50の施工可能な材質(車のパーツ)や施工時の注意点についてもまとめます。
【ゼウスクリア】シラザン50の施工方法
ゼウスクリアシラザン50の施工手順は以下の通りです。
- 専用のシャンプーにて洗車をする
- 水を完全に拭き取る(拭き残しが無いように)
- コーティング剤の混合
- コーティング剤の施工
基本的に、洗車以外の下処理は不要です。ただ、ポリッシャーを持っているので、今回は折角なのでボディを軽く磨いてからコーティングの施工を行なっています。
本記事とは全く関係ない話ですが、リョービのRSE1250は素人でも研磨力がそれほど強くないので、失敗しにくくお勧めです。結構初めての方でも綺麗に磨けますね。
それでは、施工手順を順番に紹介していきます。
専用のシャンプーにて洗車をする
まず初めにコーティング剤に付属してくる、専用の洗車用シャンプーにて普段通りの洗車を行います。
この時、洗車用シャンプーの希釈は、20倍に薄めて使用して下さい。とのことです。付属してくるボトル丸々1本使用します。この時の水の量は1900mlです。
間違えて適当に水の量を入れないように注意です。(指示されている量は、割と水が少なめなので。)
普段洗車をする際のシャンプーの量が多すぎるのか、少しばかりシャンプーの量が少なく感じましたが、十分な量でした。コンパクトカー2台は洗えそうな感じ。結構このシャンプー使い心地が良い…。
付属する専用のシャンプー以外を使用される場合は、以下の点だけクリアすればそれでもOKです。
- ワックス成分無し
- 撥水成分無し
- 中性シャンプー
水を完全に拭き取る(拭き残しが無いように)
専用のシャンプーにて、洗車を済ませたらボディに水滴が残らなぬよう、よく水を拭きあげます。
拭き残しがあると、コーティングを施工する際に、コーティングと水分が混ざってしまい、コーディングの施工に支障が出るようです。ブロワーがあれば良いですね…。
僕はブロワーは持っていませんので、念入りに拭きあげたあとは、全てのドアやボンネット等を開けた状態にして、しばらく時間を置いて乾燥タイムを取っています。
特に、フロントのグリスや、ドアミラー、ワイパー、リアハッチ、ボンネット、給油口などは拭きあげた後も水滴が垂れてきやすいので細心の注意が必要です。
コーティング剤の混合
洗車が終わり、水の拭き上げが完了したら、ガラスの容器に入っている【A液】と【B液】を、透明のプラ容器に入れて良く混ぜます。この時、施工時の気温が15度以下の場合は、一緒に付属しいている【硬化促進剤】を一緒に混ぜてやります。
促進剤を入れる際には、この手順で入れてやればOKです。
- A液を入れる
- B液を入れる
- 硬化促進剤を入れる
今回は、施工時の気温が20度を超えていましたので、硬化促進剤は使用していません。
溶剤を移したあとは、硬化が始まるため6時間以内に使用して下さい。とのことです。ガラス瓶に入れたまま、保管も出来ないため、ガラス瓶に入っているA液とB液は全てプラ容器の方に移して使用します。
コーティング剤の施工
A液とB液(気温が低い際には、硬化促進剤も)を混ぜたら、あとは付属してきたマイクロタオルを使用して、コーティング剤を車のボディに塗っていきます。
コーティング剤を施工する際には、ボティに直接吹き掛けてマイクロタオルで拭いても良いし、マイクロタオルにコーティング剤を吹き掛けマイクロタオルでボディを拭くように施工してもOKです。
ボディに直接吹き掛けた方が、使用するコーティング剤の量は必要最低限で済みます。
今回は、ボディに直接吹き掛けてそれを拭き上げる方法でコーティングの方施工しました。
コーティング剤を吹き掛ける量に関しては、セダンクラスのボンネットで20ショット程度。(これが1つの目安になるかと思います。)広い面積の場合は、一度に施工せず、半分ずつ、または4分の1程度に分けて施工することをお勧めします。
コーティングはムラになりにくいのでそこまで神経質になる必要はありませんが、吹き掛けてから拭き上げるまでに、時間が経過するとムラが出来る原因になりますので、分割して拭きあげすることをお勧めします。
仮に拭きムラが出来てしまった場合は、30分以内に再度コーティング剤を施工してやればOKです。そのため、施工してコーティング剤を拭きあげた箇所に関しては、その都度拭き残しやムラが無いかを確認してから、次の場所に移動することをお勧めします。
施工時の注意点
ゼウスクリアシラザン50を施工する前に抑えておくべき注意点は以下の通りです。
- 吸引すると害があるので換気、マスクなどの着用
- 拭き残しや拭きムラは30分以内に再度施工する
- コーティング施工時には、水と混ざらないようにする
- プラ容器に移してから6時間以内に使用する
- ガラス瓶の溶剤は全て一度に使い切ること
- 施工から2時間以内は水に濡らさない
- 気温15度以下の場合は、硬化促進剤を混ぜる
- コーティングの使用期限は、購入より1年間
直接肌に触れたり、吸い込んだり、目や口に入るとかなり有害なので、マスクと手袋を着用して作業することを強くお勧めします。マスクも手袋もコーティングのセット内に含まれています。
本文中とも被っている内容もあるかとは思いますが、使用時の注意点はこんな感じです。
施工可能な材質(場所)
※画像出典:日本ライティングHPより
基本的に、車のパーツほとんどにゼウスクリアシラザン50が施工可能です。
- ボディ全般
- ヘッドライト
- ガラス
- ドアミラー
- メッキ部分
- 樹脂パーツ
- ホイール
まとめ
施工は誰にでも出来るぐらい簡単な作業です。
普段通り洗車を済ませたら、完全に水分を拭き取り、コーティング剤をボディに拭き掛け、それをすぐに拭きあげてやるだけです。普段から洗車をしている方であれば、女性の方でも簡単に施工が可能です。
施工してみた感じ、全く拭きムラが出来る様子はありませんでしたので、それほど神経質になってコーティング施工しなくても大丈夫です。ただ、ボディに吹きかける際には、一度に広い面積ではなく、分割して吹きつけ、拭きあげ。これを繰り返す感じで施工するのが良いかと思います。
ドアもボンネットも4分割ずつぐらいで施工するのがやりやすかったです。
施工から1年ちょっとが経過し、撥水が弱まってきたため、シラザン50の撥水復活剤を使用し、施工当時の撥水力に復活しました。
それでは。
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