『車高調』って車弄りにおいて欠かせない部品の1つ!と考える人も多いでしょう。
車高調って色々なメーカーがあるし、金額も安くはありません。だからこそどこのメーカーがいいんだろう?
そんな悩みをよく耳にします。
そこでこの記事では『車高短にしたい!』そんな方に向けて下がる車高調メーカー5選を紹介していきます。
勿論個人差が大きく分かれる議題です。あくまで個人的な意見(値段・下げ幅・乗り心地のバランス)で紹介させて頂きます。
※今回5選に選ばせて頂いた車高調メーカーは多くの車種設定を設けているメーカーの中から抽出致しました。
下がる車高調メーカー5選
ここで挙げる5つは一度は耳にした事のあるメーカーかもしれません。
- ブリッツ
- イデアル
- RSR
- 326Power
- ファイナルコレクション
車高をガッツリ下げていきたい。
そんな方にお勧めできるメーカーであり、車高が低いユーザーに良く使われているメーカーです。
ブリッツ
ブリッツの車高調は金額設定が8万〜程度でありながら乗り心地・下げ幅共に申し分のない車高調だと思います。
僕自身ブリッツの車高調は、ミニクーパーに乗っている時に使っていました。
また車高調にありがちなショック抜けの際の対応が素晴らしく、従来のオーバーホールでは車高調をメーカーに送り直して貰うというものだったのですが、今はメーカーから新しいショックアブソーバーが送られてきて古い物を転送するシステムを取っている事で気軽にオーバーホールを味わう事が可能です。
オーバーホールというか新品になるんですけどね!笑 もちろん金額も良心的ですよ。
余談ですがブ○ッツさんと良く似た車高調を販売しているラ○グスさんの車高調はOEMという噂もあります。
一度メーカーさんに問い合わせをさせて頂いた際に否定されましたので本当の所は分かりませんが…
イデアル
今回選ばせて頂いた5つの車高調メーカーの中で唯一エアサスを販売しているイデアルでもあります。
乗り心地や下げ幅も良心的なメーカーさんです。僕の主観ではありますが他の車高調メーカーさんと比べると出荷状態の脚の硬さはまあまあ硬いかもしれません。
大体のメーカーさんが出荷状態のバネレート選定ではふわふわした感じがあったりしますが少しゴツゴツしている印象です。
またイデアルの一番のメリットとして車高調からのエアサス変更が行いやすい点にあります。
一度は車高調を取り付けたもののやっぱりエアサスに!なんて事は良くある事ですからね。同じメーカーさんからエアサス設定があると言うのは強みかもしれません。
RSR
RSRの車高調が選ばれる一番の理由は下げ幅にあります。
もちろん車高調のグレードにより下げ幅は変わってきますが、 RSRの最高グレード『BLACK I』の下げ幅は多くの車両を通して群を抜いていると言っても過言ではないでしょう。
僕も一度使用した事があるので身を持って体感しましたが、下げ幅だけでは無く乗り心地も良くとてもいい車高調でした。
強いてデメリットを上げるとすれば、ストラット車には致命的とも言える調整ピロアッパーマウントの設定がない為、フロントキャンバーの調整が難しい点だと思います。
物によっては他者メーカーさんの調整式ピロアッパーマウントを流用することも可能です。実際に、僕自身流用した経験があります。
※最近ではピロアッパー設定のある車重も少しずつ増えているみたいです。
326Power
車を車高短にしたい!と考えている方なら一度は耳にした事があるでしょう。
カラフルな車高調やバネで有名なあのショップさんですね。
- 乗り心地
- 下げ幅
この2つにおいて申し分ない車高調だと思います!では何故この順位に置いたのか?
それは少し値段が高いという点にあります。ドレスアップに使用されている多くのメーカーさんが10万ちょっとの金額設定の中20万近い金額設定のため、今回はこの順位に置かせて頂きました。
もちろん値段が高いのには下げ幅以上に乗り心地に気を配っている点が一番かもしれません。
バネレートとショックアブソーバーの組み合わせはメーカー様の方で考えられている為、安い車高調にありがちな不快な跳ねたりなどはありませんね。
ファイナルコネクション
ファイナルコネクションはセダンから軽カーと幅広いジャンルの車に愛用されている車高調メーカーの1つです。
車高調だけでは無く、アーム類の商品設定も設けているメーカーさんで車の事をよく理解しているメーカーさんでもあると思います。
今回5選の最後に選ばさせて頂いた理由として、他のメーカーさんよりも少し値段が張るというのが理由です。
ネジ式はやめておけ
車高調は2つの種類に分けらます。
- フルタップ式車高調
- ネジ式車高調
この2つの違いはショックアブソーバーが短くなるかどうかです。
フルタップ式車高調はナックルの取り付け位置が調整可能で車高調整が出来るのに比べてネジ式はバネの位置を変えて車高を下げます。
つまりバネを切らずにバネを遊ばせて車高を下げるという方法です。
そのため車高を下げたら下げただけショックアブソーバーのストローク調が無くなってしまい、乗り心地の悪化やショックアブソーバーの底付きによってショックアブソーバーを破損させてしまいます。
そのため下げ幅もあまりありません。
用途次第ではネジ式の車高調でも良いかもしれませんが車高短にしたい!という方には絶対におすすめしません。
安いからと言ってネジ式の車高調を買ってこないようにね。
まとめ
車高調メーカーは沢山あるため、なかなか決めきれない人も多いと思います。
車高調は使用用途や使う人それぞれの好みがあるため一概にこの車高調がいい!!という事は断言する事は出来ません。
- 下げ幅
- コスト
- 乗り心地
自分の中で車高調に求める優先順位をつけるとどこの車高調を付けようか決めやすくなると思います。
▪️合わせて読みたい記事
▪️車高調のレビュー記事