ブレーキパッドの残量が3ミリぐらいになったら交換した方が良いって言われたんだけど、ブレーキパッドの残量ってどうやって測れば良いの?
こんな疑問を抱く方もいらっしゃるかと思います。
そこでこの記事では、ブレーキパッド残量の測り方について紹介していきます。
ブレーキパッド残量の測り方
ブレーキパッドの残量を計測する場合は、ノギスを使用しても良いし、スケール(定規)で計測してもOKです。もし、定規で計測する場合は、定規の端っこが0になるものを使用することを強くお勧めします。
ブレーキパッドの残量を計測する際には、ブレーキパッドの台座からブレーキパッドの先端までの距離を測ってやればOKです。台座は金属で出来ており。パッドよりも一回り大きくなっていますので、見たらすぐに分かります。
▪️ノギスで計測
ノギスで残量を計測する場合は、上の画像のような形でノギスを当てて計測します。2枚の画像は、1枚目の画像を裏から見た図になります。
計測結果は、訳6.2mmでした。
もちろん、下の画像のこの当て方でも測れます。
▪️スケール(定規)で計測
※スケールで計測しているパッドは、新品。約8.3ミリぐらいありました。(ノギス計測で。)日本車だと大体新品はこのぐらいの厚みがあります。
ブレーキパッドの残量を測る際には、最もブレーキパッドが減っている箇所で測るのが基本です。
ブレーキパッドは必ずしも、均一に減るとは限らず、他の場所よりも多く減っている箇所がある場合もあります。そのため、目視で最も減っている場所を計測するか、4箇所ぐらいで計測することで、より正確なパッド残量を計測することが可能です。
最もブレーキパッドが減っている箇所の計測結果が、そのブレーキパッドの残量になるのですが、ブレーキパッドの両端は下の画像のように、斜めに削られているケースが大半です。ここに関しては、別にブレーキパッドが減っていてこうなっているわけではなく、面取りがされているだけですので、ここでは数値を測らないように…。
ブレーキパッドを外さずに計測する方法
先ほどの紹介した方法は、ブレーキパッドが外してある状態でしたが、もちろんブレーキパッドをキャリパーから外さない状態でも計測することは可能です。
この場合は、下の画像のようにスケールをブレーキローターにピッタリ合わせて、台座までの距離を測ってやればブレーキパッドの残量を測ることが可能です。
ブレーキパッドとブレーキローターの間には隙間がありますが、パッド残量の計測をするぐらいなら何も気にならない程度の隙間しかありませんので、何の問題もありません。
このパッドは先ほど、ノギスで計測(6.2mm)したものと同じパッドです。大体6mmちょっとの残量が確認出来ますので、この方法でも外して計測した場合と差はありませんね。
ただし、キャリパーに付いた状態で計測すると、見えないところが片減りしていたような場合だと、正確な数値の計測にならない場合も中にはありますので、注意が必要です。
※とは言え、最もパッドが残っているところと、片減りしているところで2ミリも3ミリも差があるわけではありませんので、それなりの残量があれば気にすることはないかと思いますけど…。
まとめ
ブレーキパッドの残量を計測する場合は、ノギスやスケール(定規)を使用して計測することが可能です。
正直、そこまでシビアに計測する必要性があるものではないので、スケールで十分ですけどね…。
工具箱に小さなスケールを1つ入れておくと、結構役に立ちますよ。
パッドの残量を計測する際には、パッドを外した方が確実ではありますが、もちろんパッドがキャリパーに固定された状態でも計測することが可能です。
それでは。
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