先日、ユーザー車検に行ったところ、ブレーキテストで不合格になってしまいました…。どうしたら、ブレーキ検査を通過することが出来ますか…。
先日、このような質問が…。
そこでこの記事では、ユーザー車検でブレーキ検査に落ちる原因についてお話ししていきます。結論、大概はブレーキ操作の問題。
【ユーザー車検】ブレーキ検査で落ちる原因
ユーザー車検時にブレーキ検査で落ちる(不合格)になる原因の大半は、ブレーキ操作に問題があるケースが多いです。
以下の2つがブレーキ検査で引っかかる要因です。
- いきなりガッツリブレーキを踏み込む
- ブレーキの踏み方が甘い
電光板の表示にも出ると思いますが、【ゆっくりブレーキをかけてください】とあるように、いきなりガッツリブレーキをかけてしまうと、×の表示が出ます。(やったことある…。)
また、ゆっくりブレーキを…と言われると、なんだか優しくブレーキしてしまいがちですが、ブレーキの踏み込みが甘くても、制動力が足りずに落ちる。
そのため、ブレーキペダルをゆっくり踏み込み始めたら、最後はガッツリブレーキペダルを踏み込む。これでブレーキに異常がない車であれば、ブレーキテストに合格可能です。1発で合格に出来ないと、後ろにも迷惑になりますので、底が抜ける勢いで踏み込め。と初めてユーザー車検に行く前、車屋さんよりアドバイスをもらったことを今でも覚えています…。笑
サイドブレーキに関しても、同様です。
ゆっくりサイドブレーキをかけ始めて最後はガッツリ。普段、車を駐車してサイドブレーキを掛ける時よりもガッツリ掛ける。
ブレーキの制動力に左右差があるケースもある
真っ当な車であれば、ほとんどブレーキ検査で落ちることはありませんので、ブレーキ操作の問題で不合格になっているパターンが多いかとは思いますが、中にはブレーキの制動力に左右差があって落ちるケースもあります。
▪️こんなケースを除いては、左右差かと思われます。
- ブレーキパッドが著しく摩耗
- ブレーキライニングが著しく摩耗
- ドラムブレーキの調整がゆるゆる
ブレーキ操作にも自信があって、ブレーキ周りの状態にも自信があるのであれば、テスター屋さんに入庫し、ブレーキテストを受けて左右のブレーキ差を調整してもらえば、ブレーキ検査に合格出来るかと思います。
ドラムブレーキの効き調整ですね。
※リアがドラムブレーキの場合。
まとめ
よほどノーメンテナンスの状態の悪い車はさておき、ユーザー車検でブレーキ検査に落ちる大半の原因はブレーキ操作に問題があるケースが大半です。
検査する際には、ブレーキをゆっくり掛け始めて最後は底が抜ける勢いでガッツリ踏んでみて下さい。多分、これで通る。
※ブレーキに何の問題もない限りは。
サイドブレーキも同様です。
操作方法に絶対の自信がある場合は、本当に制動力が足りてないか、左右差が生じているかと思いますので、ブレーキの調整が必要です。
それでは。
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