先日から作成していたBMW【E91】もカタチになりひと段落しているところであります。
思っていたより周りからの評判が良かったことにビックリ。
https://twitter.com/09_dax/status/1193450651390365697?s=21
それはさておき、インスタグラムやツイッターをはじめとするSNSのメッセージより、フロントキャンバーに関する質問が多数届きます…
どうやってそんなにフロントのキャンバーを付けているのですか?
一人一人に返信していいくのがちょっぴり面倒になってしまったので、この記事でE90系(E90・E91・E92・E93)のフロントキャンバーの付け方について詳しく解説していきます。
E90・E91・E92・E93全て同じサスペンションが使われているので、どの車にも対応可能です。
【BMW】E90系のフロントキャンバーを付ける2つの方法
まずはじめにお伝えしたいのは、E90系にフロントキャンバーを付ける方法は2つある!ということです。
- 調整式ピロアッパーマウント
- ブラケット加工(屈折加工)
調整式のピロアッパーマウントなんて既に使っている。
そんな方でも、ピロアッパーマウントを買い換えることで、キャンバーを付けることが出来ます。
ブラケット加工は少し費用が割高かもしれませんが、がっつりキャンバーを付けたい!という方におすすめです。
順番に2つの方法を解説していきます。
調整式ピロアッパーマウント
調整式のピロアッパーマウントは車高調に標準装備されている場合も多く、すでに使っているという方も多いかもしれません。
しかし、多くのメーカーで市販化されているピロアッパーマウントは調整幅が少なく、思いの外キャンバーがつきません。
そこで、キャンバー調整のキャパが大きいピロアッパーマウントに交換することで、今まで付かなかったキャンバー角を手に入れることが可能になります。
そんな夢のようなピロアッパーマウントを販売するメーカーがコチラです。
- 326power
- T-DEMAND
- 日正タイヤ
※他にもあるかもしれませんが、とりあえずこの3メーカーをアップしておきます。
ちなみに、コチラは326powerのピロアッパーマウントです。
コチラは実際に僕自身が、過去の車に使用していたものになります。
ピロボールを固定している、ボルト部分にザグリ加工がされており、ボルトの出っ張りを避けることで車体との干渉を防ぎ、一般的なピロアッパーマウントよりも過激なキャンバー角を手に入れることが可能です。
ブラケット加工(屈折加工)
今回僕のE91はコチラの方法がメインでこのキャンバー角を実現しています。(ピロアッパーマウントと併用です。)
ちなみにこれが屈折加工されているブラケットです。
差し込みストラットは一般的なボルト2点で固定する訳ではないので、キャンバーボルトを使うことが許されません。(構造的に使えない)
そこで、ナックル部分に差し込まれる、車高調ブラケットに角度をつけることでキャンバーをつけるのです。
コチラの記事でブラケットの屈折加工について詳しく解説しています。
これは、差し込みストラットでキャンバーを付ける常套手段といっても過言ではありません。
僕自身、E91の前にミニクーパーに乗っていたのですが、コチラも差し込みストラット…
ブラケットを屈折加工してキャンバーを付けていました。
ブラケットを屈折加工してくれるショップは以下の2つ。(僕が知っている限り)
- 326power
- チビ鬼
ミニクーパーの時も、E91も326powerさんに加工をお願いしましたが、加工の精度やクオリティーは申し分ありません。
どこを加工したのかわかりません。
ブラケットの屈折加工は金額が高い上、現物を現地に(ショップ)に送り加工してもらうので、手間もかかりますが周りの車両たちと大きな差が生まれるのでおすすめです。
フロントキャンバーがつかない…
そう思っているのはあなただけではなく、周りのユーザーも同じ気持ちだからです。
まとめ
差し込みストラットを採用しているBMWの3シリーズでは、年式や形式に関わらずフロントキャンバーが付けにくいです。
しかしながら、キャンバーを付ける事は充分可能です。
フロントキャンバーを付けることで、市販のアームを入れるだけでキャンバーが付くリアとのキャンバー角を揃えるまたは、近い角度にする事が出来ます。
是非参考にしてみて下さい。
それでは。