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リベットの打ち方/ハンドリベッターの使い方

ボルトナットが上手く使えない場所の固定や、一度固定したら外すことがない箇所の固定にはリベットを使用するのが便利です。覚えておくと、固定方法の選択肢が増えるのでお勧めです。

 

そこでこの記事では、リベットの打ち方を紹介してきます。

 

リベットを打つための専用工具を購入すれば、誰にでも簡単にリベットを打つことが可能です。

目次

リベットを打つために必要な工具

 

  • ハンドリベッター
  • 電動ドリル
  • リベットサイズのドリル

 

リベットを新規に打ち込む場合は、リベットをはめ込むための穴が必要になります。

 

そのため、穴を開けるために電動ドリル等の機械と使用するリベットと同じ径のドリルが必要になります。

 

 

 

リベットの打ち方

 

リベットを打つ時は、ハンドリベッターという専用工具を使用し、打ち込みます。この工具無いとリベットは打ち込むことが出来ませんので、必ず用意が必要です。

 

ちなみにこちらの工具がハンドリベッターです。その名の通り、手動でリベットを打ち込むための工具になります。アストロプロダクツさんにて1000円程度で購入することが可能です。

 

 

画像に写っているものが1セットです。4サイズのリベットもそれぞれ10本づつ付属するので、これだけ購入すればすぐにリベットを打つことが可能です。

 

 

リベットは以下の手順で打ち込みます。

 

  1. 下穴を開ける
  2. リベッターにリベットをはめる
  3. リベットを穴に入れてハンドルを握る

 

まずはリベットで固定したい鉄板2枚に、リベットを打ち込むための下穴を開けてやります。リベットサイズの+0.1〜0.2ぐらいの穴径で開けてやるのが理想です。もしくは、同じ穴径でもOKです。

 

今回使用したリベットは【4.8ミリ】なので5ミリの下穴を開けています。

 

下穴がリベット径に対して、あまりにも大き過ぎると、リベットの引っかかる面積が小さくなってしまうため、耐久性が落ちてしまうので注意です。

 

 

下穴を開けたら、リベットをリベッターの先端に差し込み、リベットを打ち込む穴に差し込めば準備完了です。

 

向きは画像でも分かる通り、細いシャフト側をリベッターの先端に入れ込むのが正解です。

 

 

下穴にリベットを入れた状態で、ハンドルを握ればリベットの裏側が縮まり固定され、先端のシャフトも切断されリベット打ちが完了します。

 

リベットを打つ時は、リベッターを材料に少し押し付ける形でハンドルを握って下さい。

 

また、リベットを打ち込む鉄板が薄い場合は、ハンドルを一回握るだけではリベットが上手くカシメられないです。そのため、ハンドルを一度握り切ったら、再度リベッターを奥まで差し直してもう一度ハンドルを握ります。

 

※薄い板の場合は、2回目でカットされると思います。

 

これを繰り返して、リベットの余分な部分がカットされればリベットの打ち込みが完了です。

 

 

リベッターがあれば、誰でも簡単にリベットを打つことが可能です。安物のリベッターを購入すると、リベットを打つ際に少しばかり力が必要です。

 

メーカー物のハンドリベッターの方が、少ない力でリベットを打つことが可能です。DIYでたまに使うぐらいなら、アストロプロダクツさんのハンドリベッターでも十分ですけどね。

 

 

まとめ

リベットを打つためのリベッターという工具を用意し、使用するリベット径の穴を開けてやれば、誰にでも簡単にリベットを打つことが可能です。

 

リベットの下穴は、使用するリベット径より0.1〜0.2mm程度大きい穴を開けてやればOKです。

 

あまりにも下穴が大き過ぎると、リベットの当たる面積が小さくなってしまい、耐久性が下がってしまうので注意が必要です。

 

それでは。

 

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