欧州車あるあるの1つでもある、天井の垂れ…
車を買った当初から、気持ちが良いほど全部垂れていたので、放置しようと思っていましたが、天井の張り替えってやった事がないのでやることにしました。
※いつも動機が不純だと言われます。
この記事では、天井の外し方について軽くお話しします。
そこまで難しい作業ではないので、誰にでも可能だと思います。
天井の張替え作業はコチラです。
使用する工具
- 内張剥がし
- +ドライバー
- ラチェット
- トルクスソケット
- クリップ外し
天井を外すためには、天井と共締めされている小部品を外す必要があります。
それらを外すのに、ドライバーやトルクスソケットが必要です。
内張剥がしやクリップ外しは安いやつでも、持っているとかなり役立ちます。
学生のころはずっとマイナスドライバーを使っていましたが、もっと早く買っておけばよかったって思うぐらい。
天井を外す方法
E46の天井を外すためには、これらを外す必要があります。
- Aピラー
- Bピラー
- Cピラー
- ルームランプ
- サンバイザー
- 助手席取手
- ハイマウントのカバー
大体、どの車も同じような感じですが…
簡単ではありますが、各部品ごとに書いていきます。
小部品を外す
サンバイザーやら取手やらは全てプラスドライバーで外せます。
取っ手はカバーを外すと、ボルトが見えます。
クーペの場合、後部座席には取っ手では無く、コチラのフックが一個ずつ設置されています。
ネジを外したら、あとは引っ張れば外せます。
Aピラーを外す
Aピラーは、カバーを外すとトルクスのボルトが3つありますので、これを外します。
ボルトの存在に気が付かないまま、ピラーを引っ張ると割れちゃうので注意です。
ボルトを外したら、上側に持ち上げるイメージで外れます。
余談かもしれませんが、ピラーの内側にあるのはエアバックです。
Bピラーを外す
Bピラーは、内張を浮かせると下側にクリップが2つあります。これを引き抜くと外せます。
クリップは、センターのポッチを引き上げて、クリップ外しでクリップ本体持ち上げるようにすれば簡単です。
クリップを外したら、Bピラーは下側に抜きます。引っ掛けの形状を確認して外しましょう。※画像参照
Bピラーは、シートベルトが通してあるのでこのままでは完全に外す事は出来ません。
※天井の外し作業に関しては、何の問題もない。
もし、Bピラーを完全に外したい方は、シートベルトの下側をトルクス(T50)で外してやれば取り外し可能です。
シートベルトの下側を外してやれば、ピラーからシートベルトが外せるのでピラーを外すことが可能です。
ピラーもセットで張り替える人も多いと思うので、参考にしてみて下さい。
Cピラーを外す
Cピラーに関しては、爪が引っ掛かっているだけです。ボルトはありません。
強いて言えば、Cピラーには配線がありますので、カプラーを外しましょう。
ハイマウントのカバーも、クリップを引き抜けばOK。Bピラーを固定していたクリップと同じです。
ルームランプを外す
ルームランプは、枠にハマっているだけですので、内張剥がしなどを差し込み引っ張れば外せます。
当然ですが、配線があるのでカプラーも外して下さいね。
天井を室外に引っ張り出す
これらの部品が全て外せたら、あとは天井を外していきます。
天井は、前方と後方にクリップがあります。
天井を外す際は、ドアのゴムを外してやりましょう。このゴムに天井が挟み込まれているためです。
ここのモール?を外さずに無理矢理天井を外そうとすると、天井が割れたり折れたりしちゃいます。
あとは、天井の向き等を考えながら、ドアから天井を引っ張り出せばOKです。
くれぐれも無理矢理引っ張り出そうとしないように。天井が折れてしまいます…。必ず引き出せる角度や向きがあります。
今回、クーペだったのでかなり簡単にドアから天井を引っ張り出せました。(ドアが大きいからね。)
やっぱりクーペだね。
天井を引き出したら、外していたゴムモールを再度はめ直しておきましょう。忘れたままドアを閉めたりすると、モールを痛める原因になります。
まとめ
焦らずにやれば、とても簡単な作業です。天井に付いている部品を1つずつ外していきましょう。
天井の張り替えDIYに関する記事はコチラで解説しています。
それではまた。
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