【ハイブリッドエアサス】って言葉を耳にするけど、ハイブリッドエアサスって何?
こんな疑問を持たれる方も少なくありません。
そこで、この記事ではハイブリッドエアサスとは何か?ココについてお話ししていきます。また、簡単ではありますがメリットとデメリットについてもお話していきます。
先に結論をお伝えしておくと、エアバックとバネ(スプリング)の両方を兼ね揃えたショックです。
ハイブリッドエアサスとは?
※ユニバーサルエアーホームページより
ハイブリッドエアサスとは、【エアバック】+【バネ】の両方が共存するサスペンションを意味します。
※ハイブリッドって、異なるモノ同士の組み合わせによって出来ているモノを示す言葉だよ。
ハイブリッドカーはモーターとエンジンの組み合わせ。
ハイブリッドエアサスは、【エア】と【バネ】の組み合わせです。
ハイブリッドエアサスのメリット
ハイブリッドエアサスには、2つのメリットがあります。
- 構造変更が不要
- 故障しても走れる
メリットがこれだけか?と聞かれたらそうとも限りませんが、分かりやすく簡単にお伝えできるのはこの2つ。
※文章で分かりやすく解説するって結構難しいよ。
ハイブリッドエアサスの場合、構造変更はしなくてもそのまま車検に通すことが可能です。
また、仮に【エア】側の故障が起きても(エア漏れとかコンプレッサーが動かないとか…)そのまま走行出来るのもメリットです。トラブルが起きても車高調の機能が残るのでそのまま走れます。
使用の用途は、緊急時(段差がエグい所を走る時とか)のみ車高を上げて悪路を回避する【ロベルタカップ】に近いです。
ロベルタカップとの違いは、エアを入れた状態での走行可能速度が異なります。
※その辺りは、メーカーホームページ等で。
基本的に、ハイブリッドエアサスはエアバックにエアを張った状態で通常走行することが可能です。
ハイブリッドエアサスのデメリット
ハイブリッドエアサスの唯一のデメリットは、以下の2点です。
- エアサス同様にお金が掛かる
- 走行車高か駐車時の車高か強制2択
※基本的には、エアサスを組む時と同じパーツが必要だからです。取り付けの手間もなんら変わりないと思います。
2つ目に関しては使う人の考え方(実現したいスタイル)次第です。デメリットに感じる人もいれば感じない人もいるという事です。
駐車場している際は、イベントに来るような車みたいに、ベッタリ地面に着地させつつ、走行車高はゆとりを持って…
そんな方には向かないかもしれません。
エアバックとバネを共存させるには、ショックアブソーバー側のスペースを考慮する必要があるためです。
バネを入れつつエアバックも装着するとなれば、エアサスのみの状態と比較してエアバックの全長が短くなることは明確です。
つまるところ、車高の上げ下げの幅はどうしても少なくなってしまうという事です。
※ココに関しても、車種によりけりショックアブソーバーの全長(サスペンション構造)やらによっても異なります。
まとめ
ハイブリッドエアサスは、バネとエアバックが共存するサスペンションです。
構造変更が不要な点や、出先で故障してしまっても車高調としての機能が残るので、走行できる点がメリットに値します。
※エアサスとの違いとも言えるかも。
それでは。
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