ワイトレ取り付けのメリットとデメリット【注意点も解説】

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『ワイトレ』は車業界では良く聞くワードの1つですね。

 

これは『ワイドトレッドスペーサー』の略語です。

 

これからワイトレを付けようと思っているけど、何か注意する点はあるのかな?

この記事ではそんな方に向けてワイトレの注意点と【メリット・デメリット】について解説していきます。

 

 

ワイトレとは?

 

ワイトレって普通のスペーサーとは違うの?

 

通常のスペーサーは一般的に3mm〜5mm程度の厚みが薄いものを意味します。

 

これはホイールを取り付ける際にハブとホイールの間に挟み込みホイール取り付けナットと共閉めして使用します。

 

一方でワイドトレッドスペーサーは厚みは一般的に15mm〜30mm、探せばもっと厚みのある商品も出てきます。

 

これは普通のスペーサーとは異なり、スペーサー自体をハブにナット固定し、スペーサーにハブボルトが生えているのでそちらからホイールの固定をする仕組みです。

 

当然メリットも多いワイドトレッドスペーサーですが、選び方や取り付けを誤ると大きな事故に繋がってしまうパーツだと言う事を頭に入れておいて下さいね。

 

巷のネットショッピングで見かける安物についての注意点についてもお話していきます。

 

ワイトレのメリット・デメリット

▪️メリット

  • ホイールを大幅にオフセット出来る
  • トレッド幅が広くなる

 

▪️デメリット

  • ホイールのオフセットが稼げなくなる
  • 取り付けを間違えると大きな事故に繋がる

 

メリットとデメリットについて順番に解説していきます。

 

メリット

ワイトレを取り付ける際には人それぞれかもしれませんが様々なメリットがあります。

 

  • ホイールを大幅にオフセット出来る
  • トレッド幅が広くなる

 

ワイトレ一番のメリットはホイールを大幅にオフセット出来る!つまりカッコよくなる!自分好みになる!これが一番のメリットです。

 

トレッド幅が広くなり、走りや乗り心地が〜なんて事も言われていますが、これはあくまで理論上の話で体感出来る人はほんの一握りだと思います。

 

僕もワイドトレッドスペーサーの取り付けは過去何度もしてきましたが全く体感出来ませんね。笑

 

デメリット

  • ホイールのオフセットが稼げなくなる
  • 取り付けを間違えると大きな事故に繋がる

 

ワイトレを使う事で、本来ワイトレ分ホイール自体のオフセットを稼ぐ方ができ、その分のリム幅が取れなくなる!という事がよく言われています。

 

これは考え方人それぞれなので気にしなくても問題ないですね。

 

問題は取り付けを間違えると走行中にタイヤが取れてしまうといった重大な事故に繋がるリスクという事が一番のデメリットです。

 

本当にそんな事あるの?

 

なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが実例もあります。

 

ワイトレ取り付け時の『注意点』

  1. ブボルトやナットの飛び出しをチェック
  2. ホイール側の逃げをチェック
  3. トルクレンチでトルク管理をする

 

1つずつ順番に解説していきます。

 

ハブボルトやナットの飛び出しをチェックする

ワイトレを取り付ける際には、ワイトレにホイールを取り付ける際何処にも干渉せずワイトレとホイールが面で当たっているか?というところから始めます。

 

ワイトレをハブボルトに固定する際に、車体側のハブボルトがワイトレからはみ出してしまったり、ワイトレを固定するナットがワイトレから飛び出してしまうケースがよくあります。

 

使うワイトレや車体側のハブボルトによっても異なりますが、【25ミリ以下のワイトレ】はボルトが飛び出す事が多いです。

 

ホイールの逃げをチェックする

次にホイール側のチェックをします。

 

これはボルトもナットも完全にワイトレからはみ出していない場合はする必要はありません。

 

ボルトやナットがはみ出してしまう場合はホイール側の逃げを必ず確認して下さい。

 

ホイールをひっくり返し、取り付け面を見てみると分かります。

 

写真のようなくぼみがホイールの逃げになり、この逃げでボルトやナットの突出を交わす事が出来るかどうかを確認しましょう。

 

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ボルトやナットが飛び出しているのに、ホイール側に逃げがない状態でホイールを付けてしまうと…

 

ボルトやナットにホイールが当たって、ホイールが面で接地しないのでかなり危ないです。

 

その場合は、ワイトレの取り付けを絶対にやめましょう。

 

トルクレンチを使ってトルク管理をする

 

ワイドトレッドスペーサーの取り付けトルクをしっかり管理しましょう。

 

ナットというのは力一杯締めれば緩まない!というものでもありません。

 

あまり認知されていませんが4つまたは5つのナットの締め付けトルクが均等に掛かっているかどうかもとても重要になります。

 

また、ワイトレは薄いためオーバートルクによって割れてしまう場合や肉眼で確認する事の出来ない損傷を起こしてしまうケースもあります。

 

またホイールのナットとは違い出先ですぐに増し締めなんて事も出来ません。

 

ホイールの脱着に慣れている方でもトルクレンチを使ってトルク管理に気を配りましょう。

 

 

安物のワイトレには注意する

 

ワイトレを購入する際多くの人はネットショッピングでの購入を検討されると思います。

 

その際『所詮スペーサー』なんて考えを持たれている方も多く『より安い物』を購入したがる人もいますが、安い物には『理由』があります。

 

安物のワイトレに隠されたリスクについて少しお話ししますね。

 

  • 素材をケチる
  • 加工の精度が出ていない

 

大半のスペーサーは『アルミ』で出来ていて、ぱっと見は安物も有名メーカーが出している1万、2万する物もさほど違いはありません。

 

しかし、一言でアルミと片付けられるほど甘いものではなく、強度が保てない質の悪いアルミも多数存在します。

 

当然人が目視で確認出来るような事ではありません。

 

加工の精度にも安さの秘訣が隠されているケースも多いです。

 

肉眼で見る分にはカタチはどれも同じですが、精度が出ていないものを使用していると車を走らせてワイトレが高速回転した際『ブレ』が生じるケースが多いです。

 

このブレというものは『回転物』にとって致命的なモノになります。

 

回転物がブレるという事は余計な負担を掛けているという事になります。ではその負担は何処が受けると思いますか??

 

  • ハブ
  • ハブボルト
  • ワイトレのハブボルト

 

直接的に負担を受けるのはこの3つが考えられます。

 

ハブが負担を受けるぐらいではすぐに重大な事故に繋がる訳では無いのでここでは省略しますね。

 

問題は『ハブボルトとワイトレのハブボルト』になります。

 

この2つに余計な負担を掛けてしまうと走行中に『折れる』危険があると言う事をしっかり頭に入れておいて下さい。

 

特にブレによる負担というのは車を設計する上で考えられている力ではありません。

 

人力では決して折れる事のないボルトでも、計算されていない力にはとても弱いものなのです。

 

材料には人と同じように『得意・苦手』が存在します。弱点を突かれたものはどんな物においても弱くなるのは当然です。

 

おすすめのワイトレメーカー

 

安物のワイトレに注意とお伝えしましたので、どんなメーカーのワイトレだったら安心して使えるのか?

 

ここでは国産メーカーさんから発売されていて信頼の置けるワイドトレッドスペーサーの紹介をしておきます。

 

今回ここで紹介させれて頂いてるメーカーは信頼の置けるメーカーです。通常の公道走行よりも多重な荷重がかかるドリフト走行車にもよく愛用されているメーカーです!

 

▪️協永産業

 

 

▪️デジキャン

 

 

2つ目のデジキャンは価格も安く、強度保証書も付いてくる為僕もよく使っている商品です。 無名のメーカーから出ている商品とは違って強度実験を行なっているあたり信用が出来ますよね。

 

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すでにワイトレ本体は車体に取り付けてあるため写真がありませんがご了承ください…

 

ワイトレは車検に通る??

ネットの情報をちらほら覗いてみると、タイヤがはみ出していなければ車検に通りますよ〜!

 

なんて謳っている方が見受けられますが、正しい事をお伝えするとワイトレを装着したままでは車検には通りません。

 

車検は我々と同じ人間が目視で見る項目があり、ワイトレの装着が見つかるのはその項目になります。

 

当然人が目で見て検査している場面ですので、検査官の方の見落としで車検を通過する事はあるかもしれませんが。

 

みなみに、ワイトレは車検に不対応品になってしまいますが、ワイトレではない普通のスペーサーは問題なく車検に通りますよ。

 

※車検時にはスペーサーは取り外して受けましょう。

 

まとめ

 

正しく選び、正しく取り付けする事であなたのカーライフに大きく役立ってくれるパーツの1つになります。車弄りの幅を広げてくれるとも言えますかね。

 

しかし、選び方や取り付けの一歩間違えるだけで重大な事故を引き起こす可能性も十分に考えられます。

 

取り付けの際自信が無いのであれば無理せず近くのショップ等にお願いするのも1つの手かもしれませんね。

 

 

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