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ワイトレの選び方【失敗しないための情報】

先日、当サイトの読者様よりこんな質問を頂きました。

 

これからワイトレを購入するのですが、どのような事に気を付けて購入すれば良いですか?選び方が知りたいです。

 

このような疑問を抱える方に向けて、失敗しないための【ワイトレの選び方】について解説していきます。

 

 

ワイトレの選び方

ワイトレを選ぶ際に以下のポイントを1つずつ抑えていく必要があります。

 

  • 穴数
  • PCDサイズ
  • ボルトのピッチ
  • ワイトレの厚み
  • ワイトレのメーカー
  • ワイトレのハブ径
  • 取り付けるホイールに逃げはあるのか?

 

全く分からない人にも分かるように、1つずつ解説していきます。

 

そんな事は分かるよ…

 

って方は飛ばし飛ばしでチェックをお願いします。

 

穴数

車のホイールを固定するナットの数は車によって異なります。

 

  • 4穴
  • 5穴
  • 6穴

 

商品説明を見ると【○H】と記載されている事が多いです。

 

【H】=ホール(穴の数)と言う意味です。

 

当然ですが、自分の車と同じ穴数のワイトレを購入します。

 

PCDサイズ

PCDとは取り付けるためのボルトの間隔を示しています。

 

穴数が合っていても、PCDが異なると取り付けが出来ません。

 

  • PCD100
  • PCD114.3

 

国産車で使われているPCDはこの2つが大半です。

 

ワイトレを購入する際は、自分の車のPCDは幾つなのか?ここもチェックします。

 

ボルトのピッチ

意外にも、ワイトレを購入する際にボルトのピッチを見落とす方がいます。

 

ボルトのピッチを間違えてしまうと、付属している取り付け用のナットが、車体に固定出来ないし今使っているナットもワイトレのボルトに取り付け出来ません。

 

ボルトのピッチは【P】で表記されている場合が多いです。

 

  • P1.5     
  • P1.25

 

購入する際は、必ずボルトのピッチまで確認しましょう。

 

ワイトレの厚み

 

▪️ワイトレの厚み=ホイールの出幅

 

ワイトレを付けてどのくらい、ホイールを飛び出させたいかを決める必要があります。

 

1つ厚みに関する注意点として、薄すぎるワイトレの購入は控えましょう。

 

メーカーによっては【10ミリ】のワイトレを販売しているメーカーがありますが、薄いワイトレは強度を出すのが難しく、割れてしまうリスクが高まります。

 

 

でもどうしても10ミリだけホイールをオフセットしたい…

 

そのような時はハブボルトを長いものに変えて、10ミリのスペーサーで対応することをお勧めしまう。

 

ハブボルトを10ミリ長いものに交換してあげれば、10ミリのスペーサーを使えるようになります。

 

 

 

ワイトレのメーカー

ワイトレを購入する際は、メーカー選びに慎重になるようにしましょう。

 

大切なのは、信頼のあるメーカーかどうかと言う事です。

 

ワイトレの金額はメーカーによって異なりますが、あまりにも安いワイトレは製造工程に手抜きがあったり、素材が悪かったりします。

 

 

一昔前に、アルミ製のホイールナットで、記載されている素材とは違う素材で作られていた事で、値段を安くしていたメーカーが話題になりました。

 

ワイトレにも全く同じ事が起こっても、不思議ではありません。

 

なのでワイトレのメーカーは信頼のおけるメーカーの商品を購入する事をお勧めします。

 

■有名なワイトレメーカー

  • デジキャン
  • 協永産業(キックス)

 

 

 

ワイトレのハブ径

ワイトレを購入する際は、【ハブ径】もしっかりチェックしておきましょう。

 

ちなみにワイトレのハブ径は矢印が示す穴の直径です。

 

 

大半のワイトレは、多くの車に取り付け出来る様に、ハブ径を大きく作っています。

 

しかし、中には【メーカーごとの専用設計】をしている商品もあります。

 

ワイトレのハブ径が、車体側のハブ径よりも小さい事があれば取り付け出来ません。

 

■車体側のハブ径

 

そんな理由からハブ径はチェックするようにしておくのがお勧めです。

 

しょうもない失敗を防ぎます。

 

取り付けるホイールに逃げはあるのか?

ワイトレを購入する際は、ワイトレだけではなくホイール側もチェックしておく必要があります。

 

それは、ホイールにワイトレの逃げがあるかどうか?と言う事です。

 

逃げがあると言うのは、ホイールの裏側に【窪み】があるかどうかと言うことです。

 

 

ワイトレを取り付けると、ナットや車体側のハブボルトが飛び出す事があります。

 

こちらの画像は、ワイトレを車体に取り付けて真上から見た写真です。

 

 

ナットは隠れているものの、ハブボルトが飛び出していますね。

 

もし、ホイール側にワイトレの逃げがない場合は、この飛び出したボルトがホイールに当たってしまい取り付け出来ませんよね?

 

30ミリ以下のワイトレはボルトの突出に注意

先ほど、ホイールのワイトレの逃げがあるかどうかのチェックをしましょうとお伝えしました。

 

あくまで目安ですが、30ミリ以下のワイトレは特に確認するようにしましょう。

 

経験上、30ミリ以下のワイトレはハブボルトが飛び出すケースが多いです。

 

車のメーカーによってハブボルトの長さが微妙に異なるので一概には言えませんが、多くのメーカーで飛び出します。

 

具体的に【25ミリ】までのワイトレです。

 

ちなみに先ほどの写真は【25ミリ】のワイトレです。

 

 

まとめ

 

ワイトレを購入する際は必ず押さえておくべきポイントを確認してから購入すようにしましょう。

 

  • 穴数
  • PCDサイズ
  • ボルトのピッチ
  • ワイトレの厚み
  • ワイトレのメーカー
  • ワイトレのハブ径
  • 取り付けるホイールに逃げはあるのか?

 

実際に僕の周りでも、うっかり見落としていていざ付けようとしたら付かない…。そんなケースを目の当たりにしたこともありますので、皆さんはそうならないようにして下さいね。

 

それでは。

 

 

 

 

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