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ロベルタカップとエアサスの違いについて

 

ロベルタカップとエアサスって何がどう違うんだろ?

 

そんな疑問を持つ方は少なくありません。

 

実際に僕自身ロベルタカップを取り付けた事はありませんが、過去にロベルタカップの導入を検討し、色々調べている時期がありました。

 

そこでこの記事ではロベルタカップとエアサスはどう違うのか?わかりやすく解説していきます。

 

 

ロベルタカップとエアサスの違い

 

 

ロベルタカップとエアサスの大きな違いは【スプリング】を使うか使わないかです。

 

 

ロベルタカップとエアサスの大きな違いは3つあります。

 

  • スプリングを使う
  • 基本走行中はエアは使わない
  • 素材が違う

 

ロベルタカップもエアサス同様にコンプレッサーやエアタンク、配管の設置等エアサスを取り付ける際と同様の設備投資が必要ですが、あくまでも【アシスト】機能であるということを頭に入れておいてください。

 

 

スプリングを使う

エアサスの場合には、エアの力だけで車を支えています。

 

その一方でロベルタカップの場合は、車高調や純正サスペンション同様にスプリングで車体を支えて、緊急時のみエアの力を借りて車高をアップさせます。

 

つまり、ロベルタカップとは、一時的に車高を上げるためのパーツなのです。

 

ロベルタカップは車高調の後付けパーツという認識で構わないです。

 

基本走行中はエアは使わない

エアサスの場合、走行中もエアをエアバックに張った状態で走行しますが、ロベルタカップの場合は違います。

 

通常走行時は、エアを抜いた状態(車高調状態)で走行し、大きな段差(緊急時)のみエアを張って車高を上げます。

 

素材が違う

エアサスの場合、エアバックを使用します。

 

エアバックは【ゴム製】で出来ている反面、ロベルタカップは金属で出来ています。

 

これは、常時エアを張った状態で走行するエアサスとは違い、一時的にエアを張って使うため、衝撃吸収面よりも耐久性を取っていることが分かります。

 

ロベルタカップのメリット

 

ロベルタカップを取り付けるメリットは以下の通りです。

 

  • 構造変更が不要
  • 故障しても走行可能
  • 急な段差を回避できる

 

ロベルタカップの人気な理由の1つに構造変更がいらないという点があります。

 

ロベルタカップの場合、スプリングがメインのサスペンション構造になり、エアに関してはサブ的な役割なので構造変更する必要がありません。

 

また、エアサスとは違い、何かトラブルが発生しエアが漏れて車高が上げられなくなったとしても、走行可能です。

 

あくまで、ロベルタカップは補助的役割なので故障してしまっても走行することが可能な点は大きなメリットです。故障してしまった場合はただの車高調に戻ったと思ってもらえばわかりやすいです。

 

エアサスだとトラブルが発生して、エア漏れが起きれば走行出来なくなってしまいますからね。

 

ロベルタカップのデメリット

 

メリットがある一方で当然ながらデメリットも存在します。

 

  • 車高を上げた状態で常時走行が出来ない
  • 車高の上げ幅が狭い

 

ロベルタカップは緊急時を一時的に回避するためのものなので、走行可能速度が設けられています。

 

ちなみにその走行可能速度というのは【60キロ】までです。

 

つまり、ロベルタカップにエアを張った状態(車高を上げてる状態)で走行出来る速度は60キロまでということです。

 

そのため、エアサスのように走行時は常に車高をかちあげて、停車時のみベッタリ車高を下げておくという使い方が出来る訳では無いのです。

 

ここは勘違いしている人も多いです。

 

実際に僕自身も調べる前は、エアサスのように車高を上げたまま、通常走行することが可能だと思っていました…。

 

また、車高の上げ幅が少ないのもデメリットです。

 

これはロベルタカップの種類によっても異なりますが【40〜60ミリ】の上げ幅に設定されているものが多いです。(僕が調べていた限り)

 

ロベルタカップが向いている人

ロベルタカップには向き不向きがあります。

 

ロベルタカップが向いていない人に当てはまる方は、ロベルタカップでは無くエアサスがおすすめです。

 

■ロベルタカップが向いている人

  • 普段は車高を低く走行したい
  • ここぞという場面だけ車高が上がれば良い
  • 出先のトラブルは絶対に避けたい

 

■ロベルタカップが向かない人

  • 走行時は常に車高をかち上げて走りたい
  • 停車中は着地させておきたい

 

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まとめ

エアサスは全ての車重をエアの力によって支えている一方で、ロベルタカップはスプリングのアシストとして一時的にエアの力を借りて車高の調整を行います。

 

これがロベルタカップとエアサスの大きな違いです。

 

ロベルタカップの場合、普段は車高調と全く変わらぬ性能で走行を行い、大きな段差を越える時などに一時的にエアの力を使って車高を上げるものです。

 

普段は車高調で全然良いんだけど、いざという時(コンビニや立体駐車場に入る時など)に車高が上げられたら便利なのに…

 

そんな考えを持つ方にもってこいのパーツです。というかそのような場面で車高を上げるためのものです。

 

実際にロベルタカップを装着して始動させている動画をリンクしておきます。

 

 

それでは。

 

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