走行中になりやら、リア周りからのコトコト音が発生している…。
原因がリアスプリングのアジャスターにあったので、異音対策をしました。
そこでこの記事では、車高調のアジャスターから出る異音対策として、ゴムシートを取り付けることにしましたので簡単に紹介しておきます。
結果ですが、無事に異音解消です。オマケ程度ですが、若干乗り心地も良くなりました。
使用したゴムシート
特に深いこだわりもないので、ホームセンターで売っていた5ミリのゴムシートを使用しました。
正直なところ、5ミリも厚みが必要か?と聞かれたら確かにそうですが、1つのクッション材の役目も果たしてもらうために、5ミリにしました。(深い意味はない。)
ゴムシートの厚みは2、3ミリあれば十分だと思います。(根拠は無い。断言します。)
【車高調】アジャスターにゴムシート取り付け
まずはリア車高調のアジャスターを外して、アジャスターをゴムシートの上に乗せていきます。
あとは、アジャスターに沿ってカッターの刃を入れていくだけ。5ミリの厚みがあってもスルスルカット可能なので楽チンですね。
中央部分に車体側の逃しがあるので、そちらの寸法をノギスで測りそれよりも気持ち大きいソケットを中央に乗せて、逃し部分の切り抜き作業を行いました。
逃しなので、そんなに綺麗にカットする必要もありませんが、どうせなら綺麗な円でカットしたいので、ソケットをガイドに使用しています。
アジャスターが一部平らに削っている理由は、車体側の形状問題で干渉するためなのであまり気にしないで下さい。(別の車用を使用しているので。)
これで、ゴムシートの切り出しが終わったので、アジャスターの上に乗せて寸法を確認して完了です。取り付け時にズレると面倒なので工具箱の中に入っていたアロンアルファーでくっ付けちゃってます。
車体に取り付ける際にズレて欲しく無いだけなので両面テープでも良いぐらい。
ゴムシートを使用する際の注意点
ゴムシートを使用する際には1点だけ注意点があります。
それは、車高が上がるという点です。
言うまでもありませんが、ゴムシートの厚みに応じて車高が上がります。5ミリのゴムシートを使用したら、ぴったり5ミリ上がるってわけでもありませんが…。
この時、レバー比のことも頭の片隅に入れておいた方が良いです。
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トーションビーム式なら、そこまで影響は出ませんが、今回作業した車のレバー比は1対2。これほどのレバー比になると、少しの厚みでも車高変化が大きくなるので注意が必要です。
まとめ
アジャスターと車体(ボディ)の干渉部分から異音が発生するケースは珍しくありません。
マルチリンク式のサスペンションだと、バネがアジャスターに対して綺麗な垂直方向からの力を受けないことが原因になっていたりします。
純正のラバーゴムが使えるのであれば、そちらを使用するなり、今回みたくゴムシートを自分で用意してやると異音解消に繋がります。数百円で出来るのでおすすめです。
余談ですが、ゴムシートが1つクッション材の役割を果たしているのか、微々たるものですが乗り心地が良くなりました。(2日目以降は体感出来ないと思うけども。)
それでは。
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