マニュアル車のミッションオイル交換で得られる効果。そもそも交換した方が良い?

 

マニュアル車のミッションオイル交換をしようと思っているけど、ミッションオイルの交換をすると、どんな効果が得られるの?やった方が良い?

 

エンジンオイルとは違い、ミッションオイルはなかなか交換しないオイルに加えて、中には全然交換しないユーザーもいるぐらい。こんな疑問を持たれる方も少なくありません。

 

そこでこの記事では、マニュアル車のミッションオイル交換についてお話していきます。合わせて、そもそもミッションオイルは交換した方が良いのか?という点についても少しお話しします。

 

 

ミッションオイルは交換した方が良い?

 

結論からお伝えすると、マニュアル車のミッションオイルは、交換した方が良いです。

 

理由は2つ。

  • ミッションオイルも劣化する
  • 鉄粉が溜まる(オイルに混ざる)

 

ミッションオイルはギアケース内にある、ギア(トランスミッション)やベアリング等の動きを円滑にするために、入っているオイルです。このオイルが劣化して性能が落ちてくると、ギアやベアリングを傷める恐れがあります。

 

オートマ車の場合は、内部がつまり不動になるリスクから交換しない方が良い。とされるケースもありますが、マニュアル車の場合は、なるべく交換してあげる事をお勧めします。

 

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エンジンオイルと比較すると、過酷な状況下で使用されている訳では無いので、汚れにくいのは事実ですが…

 

それでも、ギア同士が噛み合い、内部で回転しているため、どうしても鉄同士が擦れる際に鉄粉が発生します。この鉄粉がオイルに混ざることで、オイルは汚れるし、本来のオイル性能を低下させるのも事実です。

 

 

ギアケースに溜まった鉄粉を外に排出してやるには、ミッションオイル交換をする必要があります。

 

トランスミッションのオイルには、フィルターはありませんので、オイルと鉄粉が常に混ざり合う状況下にあります。

 

そんなこんなで、トランスミッションの動きをアシストするミッションオイルは劣化したら、新しいものに交換してやる必要があるのです。

 

【MT車】ミッションオイル交換で得られる効果

 

マニュアル車のミッションオイル交換で得られる効果は以下の2点です。

 

  • ギアの入りが良くなる
  • ギアケースの中が綺麗になる(トラブル防止)

 

ミッションオイルの交換を行うことで、ギア同士の動きが良くなりギアの入りがスムーズになります。(ミッションオイルが劣化していればいているだけ。)交換後に一番体感出来る効果はココに尽きると思います。

 

※定期的に交換している車両なら、そんなに大きな体感は出来ないかも。

 

僕自身も、これまで乗ってきたマニュアル車は全てミッションオイルの交換をしていますが、おそらく長いこと交換されてなかった車両たちであったことから、全ての車で交換後はギアの入りがスムーズになっています。

 

 

オイル交換前のギアチェンジで何か引っ掛かりを感じるような場合は、ギアの入りが良くなるケースが多いです。

 

明らかにギアが入りにくい場合だと、オイル以外の問題があるかもしれませんので、改善の余地は無いかもしれませんが…。

 

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返ってギアの入りが悪くなるケース

 

長いこと、ミッションオイルの交換がされていない車両でミッションオイルの交換をすることでギアの入りが良くなるケースが多いですが、中には返ってギアの入りが悪くなるケースがあります。

 

それは、ミッションオイルの【粘度】を硬くした場合です。

 

メーカーが指定している粘度よりも硬いオイルを入れてしまうことで、返ってギアが入りにくくなることがあります。

 

サーキット走行を行ったり、何か目的があってわざと粘度の硬いオイルを入れるユーザーもいらっしゃいます。

 

そのようなケースであれば良いのですが、何も目的が無いのであれば、ミッションオイルを交換する前に、メーカー指定の粘度を確認し、それを守ってオイル選びをする事をお勧めします。

 

 

メーカー指定の粘度がなかなか特殊な種類で市販オイルに設定がないケースもあります。そんな時は、仮に少し手間が掛かっても金額が高くなってでも純正オイルを入手し、指定のオイルを選択する事をお勧めします。

 

 

 

夏場は気温が高く、ミッションオイルの温度も上がるので多少粘度が変わってもギアの入りに何の影響が出なくても、冬場になり気温が下がる事でミッションオイルの温度も下がり、ギアが入りにくくなってしまいます。

 

夏場と冬場でミッションオイルの種類を変えているユーザーも少数派でありますが、いらっしゃったりするぐらいです。

 

※メーカー指定のオイルよりも硬いオイルを入れたら、絶対にギアの入りが悪くなるわけではありません。そのような場合があるので注意が必要です。というお話です。

 

まとめ

 

マニュアル車のミッションオイルを交換する事で、内部のギアやベアリングの動きが良くなり、ギアの入りが良くなったりトラブル防止の効果が得られます。

 

メーカー側がミッションオイル交換の不要を謳っている場合でも、ミッションオイルの交換はやっておく事をお勧めします。その車に長く乗るつもりがあるのであれば…。

 

僕自身も何台かでミッションオイル交換をしていますが、交換して公開したことは一度もありませんね。

 

そんなに交換が特別難しいわけでも無いので、サクッと交換が可能です。

 

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基本的に劣化しないオイルは無いし、性能が低下しないオイルもありません。

 

それでは。

 

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