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【N-ONE(JG1)】車高調取り付け。フロント編

  • 2022年8月13日
  • 2023年3月20日
  • N-ONE

先日購入してきたN-ONEに車高調の取り付けを行いました。

 

そこでこの記事では、N-ONE(JG1)のフロントの車高調取り付けについて紹介していきます。

 

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使用する工具

  • スピンナーハンドル
  • ラチェット
  • ソケット(12、17、19ミリ)
  • メガネレンチ(17ミリ)
  • インパクトレンチ

 

【N-ONE(JG1)】車高調取り付け。フロント編

 

N-ONEのフロント車高調取り付け手順は以下の通りです。

 

  1. ジャッキアップする
  2. ブレーキホースやABSセンサーを外す
  3. ナックル連結ボルトを外す
  4. アッパーマウントの固定ナットを外す
  5. 車高調を取り付ける

 

 

ジャッキアップ完了後、ショックアブソーバーに固定されているブレーキホースとABSセンサーを取り外しておきます。ブレーキホールの固定ボルトは12ミリです。

 

ABSセンサーの固定部分は、クリップ外し等で爪を持ち上げれば簡単に外すことが可能です。

 

 

次に、ショックアブソーバーとナックルを連結しているボルト2本を外します。(1本だけ残しておく。)ボルトとナットの頭は【17ミリ】です。この時、ロアアームにジャッキを掛けておくことをお勧めします。

 

あとはアッパーマウント部分の固定ナット(17ミリ)をインパクトレンチで外してやれば、ショックアブソーバーが外せます。もしインパクトレンチがない場合は、角度が付いたメガネレンチと六角レンチを併用して外します。

 

これ。

 

 

助手席側のアッパーマウント部分は、カバーを外すだけ。運転席側のアッパーマウント部分に関しては、ヒューズボックをどかしてやる必要があります。

 

 

ヒューズボックスには爪が3箇所あるので、爪を内張外しやマイナスドライバー等を使い、押し込みながらヒューズボックスを上に引き上げると、固定用のステーから外せますので、ヒューズボックスを横にずらせます。

 

少しずらしてやるだけでナットにアクセス可能なので、外したりする必要はありません。

 

 

運転席側には、カバーがハマっていないので、サビサビになる傾向があります…。助手席側のカバーを購入すれば、運転席側にもカバーが取り付け出来ますので、気になる人は購入して取り付けることをお勧めします。

 

200円程度で購入可能です。

 

 

アッパーマウント部分のナットを外すとショックが下側に抜けますので、ナックル部分のボルトを完全に外してショックを取り出します。

 

 

あとは逆の手順で車高調を取り付けてやるだけです。

 

今回の車両にはスタビサイザーがついていないので、スタビリンクがついてしませんでしたが、グレードによってはスタビライザーがあるかと思われます。

 

ちなみに今回取り付けた車高調はN-ONE(JG1)用ではなく、N-BOX(JF1)用を流用しています。

 

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純正ショックから流用する部品

 

N-ONEに限らず、ホンダのNシリーズはアッパーマウント部分をナット1本で固定する方式を取っているため、純正ショックから車高調に移植する部品があります。

 

上側からハマっているゴム部分(ワッシャーにゴムがついているようなやつ)と、下側にハマっているゴムを再利用します。加えて、スラストベアリングも移植です。

 

ちなみにこちらの3点セットを車高調でもそのまま使用します。

 

 

 

スラストベアリングを外す際には、インパクトレンチと19ミリのディープソケットを使用して外します。かなりシャフトが長いので、スプリングコンプレッサーは不要でした。

 

多分組み込み時にも、使わなくていけそうです。

 

今回、部品を用意していませんでしたので、純正ショックから全て移植しましたが、車検の際作業工程を減らすようにもう一式アッパーマウント周りの部品を用意しようと思います。

 

それほど高い部品ではないので、この機に新品に交換してしまうのも1つの手だと思います。

 

 

まとめ

 

純正ショックから移植する部品があったり、アッパーマウントの固定が1本なので、取り外すのに少々苦労する人もいらっしゃるかもしれませんが、ストラット構造なので比較的簡単に車高調の取り付けが可能です。

 

車高調の取り付け作業に慣れていれば、1時間も掛からず交換が可能です。

 

インパクトレンチがあるか否かで作業時間(効率)が大幅に変わるので、インパクトレンチを用意してから作業することを強くお勧めします。

 

 

 

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それでは。

 

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