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【モンキー】スペシャルクラッチからオイルクーラーの取り出しをする2つの方法

  • 2022年10月5日
  • 2022年10月5日
  • 4mini

先日、モンキーにオイルクーラーを取り付けたところ…

 

武川のスペシャルクラッチカバーからオイルクーラーを取り出す際の、ネジのサイズはいくつでしたか?

 

このような質問を頂きました。

 

そこでこの記事では、武川さんのスペシャルクラッチカバーからオイルクーラーの取り出しをする際の2つのパターンについて紹介していきます。

 

 

【モンキー】スペシャルクラッチからオイルクーラーの取り出しをする2つの方法

 

武川さんのスペシャルクラッチカバーを装着している場合は、クラッチカバーからオイルラインの取り出しが可能ですが、取り出し方法は2つあります。

 

  • ユニットを取り付ける
  • ドレンボルトからオイルラインを取る

 

順番に、ネジピッチやユニットの種類を交えながら紹介していきます。

 

ユニットを取り付ける

 

まず1つ目の方法は、武川さんから別で発売されているオイルクーラーの取り出し用ユニットを購入して、そこからオイルラインを取り出す方法です。

 

このユニットを購入すると、ユニットからオイルクーラーの取り出し(出入り口)が可能になります。

 

ユニットには以下の2パターンの種類があるので、購入時は注意が必要です。

 

  • 横出し
  • 上出し

 

▪️横出し

 

▪️上出し

 

ちなみに、上のダックスに使用しているユニットは、上出しタイプです。

 

また、ユニットに付属してくる、取り出し口の形状にも2つ種類があり、フィッティング取り付けタイプとラバーホース用があります。購入される場合は、品番の確認をした方が良いと思います。

 

※ラバーホースの方は、フィッティングは使用せず、耐油ホースを直接差し込み、バンドでホースを固定するタイプになります。

 

 

もっと言うと、フィッティング仕様のタイプには3種類あります。

 

  • スリムラインホース用
  • AN4
  • あれグリメッシュホース用(AN6)

 

この辺も間違えないように…。商品の画像だけで判断すると間違いが起こりますよ。

 

ドレンボルトからオイルラインを取る

 

次の方法は、スペシャルクラッチカバーの下側に取り付けられているドレンボルトから、オイルクーラーの出入り口を確保する方法です。

 

この取り方をする場合は、今ついているドレンボルトを取り外し、そこにフィッティングのアダプターを取り付けたり、バンジョーボルトを取り付けオイルラインを取り出します。

 

▪️ネジサイズ

  • M10 P1.25

 

今回使用したのは、シフトアップさんから発売されているこちらのバンジョーボルトを使用して、フィッティングにてオイルラインを取り出しています。(武川さんにもこの商品がありますが、金額が高い…。)

 

 

 

 

今回の僕のようにバンジョーボルトを使用してフィッティングを取り付けると、真横にホースを出せるので、ホースの取り回しが下に下げ過ぎずに済みます。

 

当然、バンジョーボルトを使用する分、オイルが漏れる箇所が余分に出来てしまうというデメリットもありますが…。

 

今回僕はフィティングを使用していますが、もちろんラバーホースで使用するためのバンジョーボルトも存在しますし、バンジョーボルトではなく、直接フィッティングが固定できるアダプターもあります。

 

 

 

どっちから取り出した方が良いの?

 

2つの方法があって、どっちからオイルクーラーの取り出しをすれば良いのか迷っている…。

 

こんな人も珍しくありません。過去、そんな相談を受けたことも…。これに関しては、見た目の問題や掛かる費用の問題と、決める上でのポイントは人それぞれなので、一概には言えませんが、コスパを取るならドレンボルト側だし、見た目を取るならユニットを購入する方が個人的には好きです。

 

ドレンボルト側から取ると、当然ユニットの費用(12000円ぐらい)が掛からず、バンジョーボルトだけで済むので、3000円〜4000円ほどで済みます。

 

また、オイルクーラーと同時にオーバークールの防止にサーモスタットを取り付けたいとなった場合、ドレンボルト側からオイルラインを取っていれば、クラッチカバーに直接サーモスタットを入れ込むことが出来ます。

 

もしユニットからオイルクーラーを取り出している場合は、サーモスタットのユニットも購入する羽目になるので、そこでも1万円以上のお金が必要になってきます…。

 

▪️サーモスタット単体

 

▪️サーモスタットのユニットキット

 

 

1号機のオイルラインは、サーモスタットを取り付け少し際立つオイルラインを求めていたので、ユニットから取っていますが、今回製作した2号機のモンキーは、オイルラインはなるべくクールな見た目にかつ、価格帯もスマートに済ませるために、ドレンボルト側から取っています。

 

どっちからオイルラインを取っても、機能的には変わりありませんので、自分にあった方を選択してやれば良いと思います。

 

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まとめ

 

モンキーに限らずですが、武川さんのスペシャルクラッチキットを組み付けている車両の場合、2パターンのオイルクーラー取り出しが可能です。

 

  • ユニットを購入する
  • バンジョーボルトを購入する

 

ドレンボルト側からオイルクーラーの取り出し口を取りたい場合は、ドレンボルトのネジサイズが【M10 P1.25】になりますので、そのサイズであとはお好きなタイプの商品(ラバーホースなのか、フィッティングアダプター、バンジョータイプのフィッティングなどなど)を購入してやればOKです。

 

武川さんからも商品として販売されていますが、ネジのサイズが合えば他のメーカーさんの商品を取り付けることも可能です。価格帯から今回、シフトアップさんの商品を使用しています。

 

 

 

 

それでは。

 

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