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ユーザー車検の流れを解説。陸運局に着いたら何をすれば良い?

 

人生で初めてのユーザー車検に行こうと思って、予約まで済ませてあるんだけど陸運局に着いたらまず何をすれば良い?ユーザー車検の流れが知りたい…。

 

こんな悩みを持たれる方も珍しくありません。

 

そこでこの記事では、ユーザー車検を受ける際の流れについて細かく解説していきます。

 

 

陸運局に着いたらまずやるべきこと

 

ユーザー車検を受ける当日、陸運局に着いてまずやるべきことは、陸運局にある【自動車検査自動受付システム】と言われるパソコンとQRコードの読み取り機を使って書類を出します。

 

ちなみに、乗ってきた車(車検を受ける車)は、陸運局の敷地内駐車場に停めておけばOKです。

 

 

全てにレ点を入れて、車検証のQRコードを読み取らせたら、勝手に下の印刷機より用紙が出てきます。(自分でレ点を追加しないと、一番上の自動車検査票しか出てきません。)

 

これが、ユーザー車検当日に陸運局に着いてから真っ先にやるべきことになります。

 

 

ユーザー車検の流れ

 

ユーザー車検を受ける際の当日の流れは以下のような動きになります。

 

  1. 必要書類を印刷する
  2. 書類に必要事項を書き込む
  3. 自賠責保険の加入を済ませる
  4. 手数料と重量税の支払いを済ませる
  5. 窓口にて書類を提出する
  6. レーンに並んで車検を受ける
  7. 検査完了後、検査票と車検証を窓口に提出する
  8. 新しい車検証と車検ステッカーを受け取り完了

 

必要書類の印刷に関しては、先ほど紹介した通りです。また、その書類には、車検を受ける車の情報(車体番号等)や車検を受ける人の氏名を記載する欄がありますので、そちらを全て書き込んでおきましょう。

 

※書類を代筆してもらう方法もあります。(後ほど、別の目次で説明します。)

 

書類の書き込みが終わったら、次に自賠責保険の加入を済ませます。陸運局によって、場所が異なるかもしれませんので、ここでは詳しく記載しませんが、もし場所が分からないようであれば、どこの窓口でも良いので自賠責保険の加入はどこで出来ますか?と聞けば教えて頂けます。

 

自賠責保険の加入が済んだら、車検を受けるための手数料と印紙代、重量税の支払いを行います。ここに関しては、同時に1つの窓口で完結します。

 

 

全ての支払いを済ませると、一番初めに印刷した用紙に支払いを証明する印紙が貼られます。

 

ここまで来たら、あとはこの書類を持って車検を受ける車に乗り込み、レーンに突撃すれば順番に車の検査を行なってくれます。

 

検査完了後の流れ

 

レーンに並んで、外観検査を始め測定検査、下回り検査を全てパスすることが出来たら無事に継続車検が完了し、晴れてまた公道を2年間走行する権利を得ることが出来ます。

 

ただし、くれぐれも検査レーンを全てパスして、検査票に押印を押してもらったからといってそのまま自宅直帰しないように…。

 

 

全ての検査が終わったら、また陸運局内の駐車場に車を停めて、検査時に使った自動車検査票(上の画像)と車検証を受付窓口に提出すると、順番に手続きが行われて、新しい車検証と車検ステッカーが渡されますので、これにてユーザー車検が完結します。

 

車検ステッカーは、ご自身で貼り替えになります。

 

書類を代筆してもらう場合

初めに自動車検査自動受付システムにて印刷した書類を、自分で記載せずに代筆してもらう方法もあります。

 

この場合は、自動車検査自動受付システムにて印刷する際に、全ての用紙にレ点を入れず、一番上の自動車検査票だけを印刷します。下の2つに関しては、印刷不要です。

 

 

自動車検査票だけを印刷し、自賠責保険の加入が出来る窓口にて、印刷した用紙と車検証を提出し、書類の代筆もお願いします。と伝えたら、印刷しなかった残りの用紙と代筆を合わせて行ってくれます。

 

代筆してもらうのに、その分の手数料(800円だか1000円だか)が掛かりますが。

 

確か代筆の場合は、その場で重量税の納付も済ませられた気がします。

 

まとめ

 

ユーザー車検を受ける際の手順は以下の通りです。

 

  1. 必要書類を印刷する
  2. 書類に必要事項を書き込む
  3. 自賠責保険の加入を済ませる
  4. 手数料と重量税の支払いを済ませる
  5. 窓口にて書類を提出する
  6. レーンに並んで車検を受ける
  7. 検査完了後、検査票と車検証を窓口に提出する
  8. 新しい車検証と車検ステッカーを受け取り完了

 

基本的には軽自動車であろうと普通車であろうと、大きな差はありませんので、これからユーザー車検を受ける人は参考にしてみて下さい。

 

何番の窓口が対応してくれるかに関しては、どこでも良いので窓口に〇〇をしたいのですが、どこの何番窓口に行けば良いですか?と尋ねれば、皆さん即座に回答してくれますので、上の流れだけを把握しておけば、初めてでもスムーズにユーザー車検を受けることが可能です。

 

自賠責保険の継続加入をしたいんですが、どこの窓口で対応して貰えますか?

 

このような形でその都度聞けば、建物がA棟、B棟、C棟で名前が付いていますので、◯棟の何番窓口です。って教えてくれます。

 

本当に困ったら、その都度窓口で次はどこに行けば良いんですか?と聞いたら、皆さんお答えしていだけます。

 

それでは。

 

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