マフラーを制作するにあたって、ホームセンターで安価に入手可能な単管パイプを使用しようと思っているですが、単管パイプを使ってマフラーを制作するデメリットがもしあれば教えて下さい。
先日、このような質問を頂きました。
そこでこの記事では、単管パイプを使用してマフラーを制作するメリットとデメリットについて簡単に紹介していきます。
単管パイプを使うメリット
単管パイプを使用してマフラーを制作するメリットは以下の2つです。
- 材料費が安い
- ホームセンターで入手可能
- 肉厚があるため、溶接が簡単
- 擦っても穴が空きにくい
正直なところ、単管パイプを使用してマフラーを製作するメリットは、材料費が安価に済むという点とどこのホームセンターでも入手が可能という2点ぐらい。
まあ…魅力的なメリットではありますね。
場合によっては、肉厚がある。という点もメリットになりますが、これはデメリットにも当てはまる内容だったりします。
単管パイプを使うデメリット
単管パイプを使用してマフラーを製作するデメリットは以下の通りです。
- マフラーが重くなる
- 音質が悪い
- パイプの強度があり過ぎるゆえ、打った際に他の場所にダメージ
単管パイプは、純正マフラー等に使用されているパイプよりも材料厚があるため、削れて穴が空きにくく、凹みも出来にくい。しかしながら、単管パイプ部分を打ってしまうと、単管パイプは衝撃を他へ受け流す形になるため、触媒やらエキマニやらが割れてしまうリスクもあります。
1台、単管パイプをふんだんに使用したマフラーを装着した車両で、マフラーを地面に打ちつけた際、エキマニが割れてしまったケースを確認しています。(これが純正マフラーだったら割れていなかったどうかの比較は出来ませんけどね。)
おそらくですが、純正マフラーだったら、打ちつけた部分が少なからず凹んで衝撃を吸収するので、触媒やエキマニといった箇所に加えるダメージは少なく済んだでは無かろうかと。(憶測の世界ですが…。)
まとめ
単管パイプは安く入手可能な上、大概どんなホームセンターでも入手可能なため、マフラー製作に使用されるケースも珍しくありません。僕自身も使用したことももちろんあります。
単管パイプを使用する場合は、デメリットもある程度許容した上で使用するのが良いかと思います。
- マフラーが重くなる
- 音質が悪い
- パイプの強度があり過ぎるゆえ、打った際に他の場所にダメージ
なるべく安く済ませたいけど、デメリットを考えるとな…。
という方は、材料を取るための純正マフラーを購入してきて、必要な箇所だけパイプを切り出して使用する。というのが案外安価に済みます。(送料がネックになってくる場合もありますが。)
過去に、エッセのマフラーを製作した際には、同年式のダイハツ車純正マフラーからパイプ部分を切断して材料を使用した経験があります。
それでは。
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