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クラッチのジャダーをお手軽に直す方法

少し前に自分の車で、クラッチからジャダーが発生してしまいました…。

 

そこでクラッチ周りを分解(交換)せずに、ジャダーを解決出来る方法が1つあるので、試してみることに。この記事ではその方法について簡単に紹介していきます。

 

※必ずしもここで紹介する方法でジャダーが無くなるとは限りません。

 

 

クラッチのジャダーをお手軽に直す方法

 

クラッチからのジャダーをお手軽に直す方法は、以下の通りです。

 

  1. サイドブレーキを掛ける
  2. クラッチを踏む
  3. ギアを5速、もしくは6速に入れる
  4. アクセルを踏んで3000回転まで上げる
  5. 半クラッチにして500回転ぐらいまで下げる
  6. 10秒ほどその状態を放置

 

この手順で操作することによって、クラッチディスクのあたり面が削れて均等になることで、クラッチからのジャダーが改善(直る)ケースがあります。

 

もしこの方法でジャダーが直っても、またすぐに症状が再発してしまう場合は、クラッチ周りの分解・交換をおすすめします。

 

何かジャダーが発生する状態になってしまう原因があるということです。

 

必ずしもこの方法で直るわけではない

クラッチからジャダーが発生している原因が、そもそもクラッチディスクではなかったり、スプリングのヘタリによるものだったりした場合は、先ほど紹介した方法では直りませんが…。

 

はたまた、フライホイール側にジャダーの原因があるケースも同様に。

 

2、3回これを繰り返しても改善が見込めない場合は、それ以上やっても無駄ですので、諦めてクラッチ交換するほか無いかと思います。

 

半クラッチ状態を作って、クラッチディスクをわざと削る方法ですので、あまりにも回数を行ってしまうと、ディスクに熱が加わり状態を悪化させる可能性も十分ありますので、やり過ぎには注意が必要です。

 

まとめ

 

クラッチディスクの歪みや偏摩耗と言ったところにジャダーの原因がある場合においては、半クラッチ状態をあえて作り出し、クラッチディスクを削って、当たり面を均等にしてやることでクラッチのジャダーが直る場合があります。

 

ただし、すべてのジャダーがこの方法で必ず直るというわけではありません。

 

クラッチディスクに熱を加える行為ですので、あまりにも回数を重ねてしまうと場合によっては状況が悪くなる恐れもありますので、そこら辺は注意が必要です。

 

1,2回やってみてダメなら、原因が他の箇所にあるかと思いますので、クラッチ交換を視野に入れることをお勧めします。

 

ちなみに先日自分の車でこの方法をダメ元で試しましたが、改善せず…。ミッションを下ろしてクラッチを分解してもらったところ、フライホイール側に問題がありました。今はクラッチ一式とフライホイールを交換して無事にジャダーとおさらばです。

 

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それでは。

 

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