今回は前から欲しかった『オイルキャッチタンク』をダックスに取り付け致しました。
より自然な形で取り付けしたかったため、純正のエアクリーナー設置部分に取り付けしました。またホースの取り付けはオイルラインに合わせるため、全てフィッティングにて取り付けです。
この記事では『オイルキャッチタンク』の付け方や実際に掛かった費用、そもそもオイルキャッチタンクの役割について少しお話していきます。
オイルキャッチタンクの役割
オイルキャッチタンクの役割としてはサーキットなどを走る際にエンジンから出るブローバイガスをキャッチタンクを通す事で水蒸気化されたオイルをキャッチタンクに内に付着させ液体に戻ったオイルを外に排出せずエンジンに戻してやる役割を果たしています。
しかし、4miniをカスタムしていてキャッチタンクを付けたいな〜。って思う方の9割型の方はサーキットでは無く、一般道の走行がメインになりますよね。正直キャッチタンクの役割は果たしません。
『見た目がカッコイイ』から付けるんです。笑
少し余談ですが…
- カスタム=見た目向上
- チューニング=性能向上
オイルキャッチタンクって必要ですか?
そんな人がちらほらいらっしゃるので、別の記事でより詳しくお話ししています。
取り付けたキャッチタンク
今回スマートに取り付けしたかったため、浜松にある『水野板金』さんというショップにキャッチタンクを製作して頂きました。
純正エアクリーナーの位置に配置出来るキャッチタンクは『Gクラフト』にも製品化されていますが、溶接跡の見た目やホースの取り出し口の関係で水野板金さんのモノを使用します。
素材は『ステンレス製』でバフ掛けしてあり、メッキのような輝きです。ステンレス製という事でバフ掛けがくすむ事も無いのでお手入れは楽チンですね。
『水野板金』さんのホームページやヤフーオークションなどでも販売していますが、僕はホースと出し位置やフィッティング変更などをしてもらいたかったため、電話でのやり取りにて作製して頂きました。
4mini界隈では『水野板金』さんは有名で知ってる人も多いかとは思いますが、クオリティーはかなり高いです。時に『ダックス用』のパーツはかなり高い所も多く他にもパーツを使わさせて頂いています。
汎用品を取り付けるという選択もありますが、純正の見た目を壊すことなく、スマートに取り付けを検討される場合は、水野板金参加Gクラフトさんのオイルキャッチタンクの2択かと思います。
取り付け写真
キャッチタンク本体からはガソリンコック取り付け用のステーも付けて貰えるので、ガソリンコックの取り付け位置に困る事もありません。(ステーを付けない事も確か可能だったと思います。)
ホースの取り付け位置は、既製品とは別の位置に配置してもらい、フィッティングを取り付けるためにタップを作ってもらいました。
本来であればクラッチからとシリンダーヘッドからのブローバイをキャッチタンクに繋ぐのですが、ホースまみれになってしまい見た目が悪いのでシリンダーヘッド部分用の取り付けは無くしてもらいました。
最終的にキャッチタンクに入ったブローバイはフレーム側の差し込み口からホースを伝って車体後方に抜けていきます。ホースはフレーム内を上手く通し、見栄えが悪くならないようにしてあります。
このオイルキャッチタンクは、完全見た目重視でフィッティングの取り付け位置を変更してもらっているので、オイルキャッチタンクに溜まったオイルはエンジン内部に戻ることはありません….。
掛かった費用と追加部品
- オイルキャッチタンク 13500円
- フィッティング 6000円
- メッシュホース 2000円
- ゴムホース(排出用) 600円
僕の場合ホースの取り回しをフィッティングに変更したため、フィッティング代が高く付いてる他、キャッチタンク本体の金額も少し上がっているためこのぐらいの費用を要しましたが、フィッティング出なければ、15000円程度で取り付けが可能になると思います。
まとめ
キャッチタンクを取り付けた事で、一気にエンジン周りの空間が埋まり、カスタム度が上がった気がします。
エンジン周りの見た目を気にしている方は是非取り付けてみて下さい。
エアクリーナー部分に取り付け出来るオイルキャッチタンクは『水野板金』か『Gクラフト』の2社製品のみだと思います。
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