以前彼女のキューブのナビを入れ替えた際に、ナビが余っていましたので、そちらを友人のタントに取り付けしました。
この記事では、l350(初期型タント)のナビ取り付けについてお話していきます。
車速センサーの位置や、配線色についてもお伝えします。
必要な工具
- プラスドライバー
- 内張剥がし
- 電工ペンチ
車速センサーの変換コネクターがあれば、配線加工は不用ですが、変換コネクターが無い場合は電工ペンチ等が必要です。
車速センサーのカプラーを変換するものもセットになっている商品も多いです。
そのあたりは必要に応じて。
【l350】タントにナビ取り付け
作業手順は以下の通りです。
- オーディオパネルを外す
- 純正オーディオを外す
- 変換コネクターを取り付ける
- GPSアンテナの設置
- カーナビを取り付ける
オーディオパネルを外す
オーディオパネルは、爪のみで固定されています。
画像のように内張外し(クリップ外し)を入れてやれば簡単に外せます。
パネルを外す際には、コラムシフトが若干邪魔になるので、ギアをドライブ辺りに移動させておくと外し易いです。
※移動させなくても外せるけども。
純正オーディオを外す
オーディオパネルを外したら、オーディオを固定しているネジにアクセス出来るようになります。
4隅に一個づつあります。※画像に写っているのが下側のネジ。
ネジを4つ外したら、オーディオが引っ張り出せますので、裏側のカプラー2つとラジオアンテナの配線を引き抜きます。
変換コネクターを付ける
純正オーディオが外せたら、そのまま外したカプラーに変換コネクターを差し込みます。
※今回使うのは、かなり前に誰かの車から外した余り物。
ダイハツ車用の変換コネクターを用意しておきましょう。ネットで購入しておくと安上がりです。※カー用品店にもあるけど少し高く付く。
コネクターでハーネスを変換したら、あとは変換コネクターの先をナビの配線に取り付けてやるだけです。
ここに関しては、同じ色の配線同士を連結するだけなのでそんなに難しい作業ではないです。
走行中にTVやDVDが見れるようにする方法は、こちらの記事で紹介しています。

GPSのアンテナ設置
ナビを取り付ける前に、Aピラーを外してGPSのアンテナを取り回しておきます。
先にやっておかないと…。外す羽目になります。
Aピラーはクリップのみで固定されていますので、オーディオパネルを外した時と同様に、内張外し等で簡単に外せます。
オーディオが入っていたスペースから、アンテナを持って手を伸ばしてAピラー部分までアンテナを取り回しました。※この作業で外した部品は、Aピラーのみです。
アンテナの固定位置を決めたら、今でも後でも構わないので両面テープでダッシュボード上に固定しておきます。
ナビの取り付け
最後に配線を全て連結(GPSアンテナも忘れずに。)したら、ナビを入れて固定してやれば作業完了です。
純正オーディオについていた、取り付けステーは再利用しますので、外して付け替えます。
※画像は純正オーディオ
ネジもそのまま再利用しています。
言い忘れましたが、ナビを固定したりパネルを戻す前にナビが正常に作動するか否か確認しておきましょう。
車速センサーはどこ?配線の色は?
タント(l350)の車速センサーは、こちらのカプラーにあります。
- 緑赤 車速
- 黒 バック信号
- 緑白 パーキングブレーキ
オーディオの配線コネクター付近にあると思います。※フレーム部分にある場合もあるかも。(探してみて。)
変換コネクターがあれば、そちらを取り付ければ良いし、ないならカプラー手前で切断してギボシ端子に組み替えればOKです。
この1番右に写っているカプラーが、車速センサーがあるカプラーのギボシ変換です。
まとめ
タントのナビ取り付けに関しては、特に難しい内容でもないので言うこともありませんが…
強いて言うなら、画像のようにナビ横に隙間が空きます。※余り物の変換コネクターしか持ち合わせていなかったから。
変換コネクターを購入する際に、パネルカバーがセットになっている商品を購入することをお勧めします。そうすれば、画像の隙間が生まれることはありません。↓これです。
※今回は、隙間は気にしないと言うことなのでこのままです。
それでは。
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