車屋さんに勧められてプラグ交換をしようと思っているけど、プラグ交換をやるとどんな効果があるの？
こんな疑問を持たれる方も少なくありません。
そこでこの記事では、先日プラグ交換をした車で得られた4つの効果についてお話ししていきます。
※あくまでも今回の交換で肌で感じた効果がメインです。
プラグ交換で得られた4つの効果
今回のプラグ交換で得られた効果は、以下の4つです。
- エンジンの始動性が良くなった
- エンジンが静かになった
- アイドリングのバラつきが減った
- 交換前よりエンジンの回りが軽い
エンジンの始動性が良くなったというのは、キーを回してエンジンが掛かるまでの時間が大幅に短くなりました。セルが回っている時間が短くなるので、セルモーターにも優しい…。
これまで使っていたプラグは電極が減ったことで、上手くスパーク出来ていなかったのでしょう。完全にプラグの寿命というところです。
新旧のプラグを比較してみると、状態の悪さがよく分かります。
中央部分の電極も減り、角が完全に丸まっています。外側も結構減っている状態。それにしても、付着物が多いですね…。点火不良でも起きていたのでしょうか？
- 左側 外したプラグ
- 右側 新品のプラグ
最も個人的に大きな効果を感じたのは、エンジンが静かになったこと。アイドリング中に聞こえていた、メカノイズが静かになりました。プラグ交換でこんな効果を得られるとは思っていませんでした。
※メカノイズとは、金属部品同士が当たる音。
走行性能に関しては、エンジンの回転が交換前よりも軽くなった印象です。ここに関しては、プラシーボ効果ってやつも混ざっていそうですが、交換前よりもアクセルの踏み込みに対して、エンジンの回転が綺麗に付いてくるという表現が伝わりやすいかな？
正直、走行性能云々はどちらでも良くて、エンジンのノイズ軽減の効果に少々感動した。というのが率直な感想です。
今回は全く触れていませんが、【燃費改善】もプラグ交換で得られる効果の1つです。点火不良を防ぐ事で無駄なガソリンを使わずに済むためです。
プラグの状態が良くなければ、燃費の改善は大なり小なりあるのはほぼ確実だと思います。（喜ぶほどの改善は、あまり期待できないと思います。）
※燃費が気になるような大排気量の車では無いので、交換前の燃費も知らないので正確なことはお伝え出来ませんが…。
プラグ交換にあまり効果は期待し過ぎないこと
あくまでもこの記事でお伝えしている、プラグ交換で得られた効果というのは、僕自身の車で交換して得られた効果に過ぎません。
全ての車で同じような効果が出るというものでもないので、交換前にあまり大きな期待を持ち過ぎるとがっかりする結末になるかもしれません。
これを見ている皆さんは、僕よりも年式の新しい車に乗っているでしょうし、プラグの劣化状況（磨耗具合）によって得られる効果は多く変わります。
- アイドリングがもたつく
- アイドリング時のノイズが大きい
- エンジンの始動性が悪い
こんな悩みがあれば、プラグ交換によって大幅に改善されるかもしれません。
今回、プラグの状態を一度確認した上で、プラグの状態があまり宜しくなかったため交換に取り掛かっています。
このように、事前にプラグ状況を確認して交換するのであれば、効果の期待値を高めることが可能ですが、そうでない場合はあまり期待し過ぎない方が良いと思います。
軽自動車であれば、2000円程度で交換出来てしまうので、事前に確認するぐらいならそのタイミングで交換した方が良いような気がします。6気筒エンジンや8気筒エンジンクラスになってきたら、事前にプラグの様子を確認したところですが…。
そもそも論、プラグ交換って何か大きな効果を得るためにやると言うよりは、【定期メンテナンスの領域】かと思われます。
まとめ
プラグ交換で得られる効果は思っていたより、大きいです。（バイクでプラグ交換をすることがあっても車のプラグは変えた事なかった…。笑）
標準プラグを使用すれば、数千円で交換が可能です。
これまで、全くプラグ交換をしてこなかった車両ほど、プラグ交換で得られる効果は大きいと思うので、思い立った今プラグを注文して交換してみてください。
たまにはプラグも交換してやっても良いと思います。
あくまでもプラグ交換は、定期メンテナンスの領域だと思います。（普段から全くプラグ交換をしない僕には説得力が皆無ですが…。）リフレッシュがてら、何か症状が出始める前に交換されるのが理想です。（あくまでも理想論のお話です。）
それでは。
▪️関連記事はこちら
