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アッパーアームの割りピンの役割と交換時のハナシ

 

アッパーアームを固定するナット部分に、割りピンが使われているけどアレって何のために?

 

車を弄り始めてまもないユーザーの中には、このような悩みを持たれる方もいらっしゃると思います。

 

アッパーアームの割りピンを交換するときは、汎用品でいいの?それとも純正品を購入しないとダメ?

 

こんなユーザー向けに、アッパーアームの割りピンにはどんな役割があるのか?交換の際はどうすれば良いのか?この辺りについてお話ししていきます。

 

 

目次

アッパーアームの割りピンの役割

※これはR形状の割りピン

 

 

アッパーアームを固定する部分に、使われている割りピンにはナットが緩んだ際、完全に外れないようにするために取り付けられています。

 

もし万が一、アッパーアームを固定するナットが緩んでしまった場合、走行中の振動等で完全に外れてしまう恐れがあります。

 

そうなれば、アッパーアームとナックルは分離してしまい、走行不能になります。というよりも、走行中にそこが分離してしまうと事故につながる恐れも…

 

一言でまとめると、【保険】の役割があります。

 

一言でまとめられるんかい…

 

割りピンを交換するときは汎用品でも良い?

 

アッパーアームに限らず、あの手の割りピンは厳密には、再利用不可。※メーカー側はその都度交換を推奨するケースがほとんど。

 

つまり、割りピンを外した際は割りピンを新品に交換するのがセオリーという事ですが…

 

交換時には、汎用品の割りピンで充分です。※元々Rピンが入っていたところでも汎用品の割りピン使っても問題無いレベルです。

 

あくまでも、あの割りピンは【保険のために】使われている部品なので、同じサイズの割りピンなら何でも問題ありません。

 

あの手の割りピンは、近所のホームセンター等でも購入可能です。

 

購入前に、割りピンのサイズを測って、それと同じか似たようなサイズ(大は小を兼ねる)を購入しましょう。

 

  • 割りピンの太さ
  • 割りピンの長さ

 

割りピンの複数サイズが同梱されてるセットを持っておくのもオススメです。

 

 

割りピンが再利用不可の理由

 

割りピンが使われるヶ所に関して、原則メーカー側が再利用不可にする理由は至って簡単で…

 

金属疲労によって、割りピンが割れてしまう可能性があるためです。

 

R形状の割りピンならこのリスクは少ないですが、ピンを刺した後に曲げたり広げたりするタイプの場合、脱着でかなり割りピンを曲げたり伸ばしたりをすることになります。

 

コッチのタイプの割りピンね。

 

割りピンは、そんなに太くありませんから、それに耐えられず折れてしまうこともあるでしょう。

 

これが、原則再利用不可の理由です。

 

 

まとめ

 

アッパーアームに限らず、車の足回りには割りピンが使われていることも多々あります。

 

主にボールジョイントが使われているヶ所によく使われます。

 

基本的に、アッパーアームじゃなくても割りピンの役割は変わりません。また交換時も汎用品の割りピン使用で大丈夫です。

 

それでは。

 

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