注目キーワード

【モンキー】オイル量と粘度のハナシ。88ccにはどのオイルを使う?

先日、無事にモンキーエンジンのオーバーホールも終わり、いよいよ火入れでもしようかな〜と。そこで火入れの前にエンジンオイルをまだ入れていませんので、忘れないうちにオイルを入れておきました。

 

88ccにボアアップしたら、オイルの粘度はどうする?

 

先日、このような質問を友人より頂きましたので、そこについてもお話ししてきます。

 

 

【モンキー】オイル量と粘度

 

モンキーエンジンに使用されるオイルの粘度とオイル量は、以下の通りです。

 

  • 全量 0.8リットル
  • 粘度 10w-30

 

こちらがオイルの全量とメーカー指定のオイル粘度になります。もし、純正エンジンであれば、10w-30のエンジンオイルをチョイスしてやればOKです。

 

オイルの全量は0.8リットルですが、オイル交換時には全てのオイルが抜けるわけでは無いので、0.5リットルぐらいを入れて少しづつ量を調整していきましょう。

 

キャップでオイル量を確認する際には、オイルゲージはネジ込まず、差し込むだけで量を確認します。半分より上ぐらいに来ていればOKです。(写真の状態だともう少し入れても良いかも。)

 

※ゲージでオイル量を確認する場合は、車体を平行にした状態で確認します。

 

 

もし、使用するオイルに迷っているのであれば価格帯的にも、ホンダ純正の【G3】がお勧めですね。(特別拘りが無いのであれば。)

 

 

缶のパッケージが青色から黒色になったんですね。

 

88ccエンジンの場合は?

 

エンジンをボアアップし、排気量を上げている場合は、メーカー指定のオイル粘度よりもやや硬めのエンジンオイルを使用して方が良いと思います。

 

排気量が上がる分、エンジン内の湯温も上がりますので、オイル切れを起こす恐れがあります。(湯温が上がると、オイルが粘らなくなるため。金属部分に付着する時間が短くなる。)

 

そんなこんなで、88ccのボアアップキットを装着されている場合は、10w-40ぐらいのオイル粘度をチョイスするのがお勧めです。今回のモンキーにもホンダ純正のウルトラ【G2】10w-40を入れてあります。

 

 

 

以前預かりで製作したシャリーの時も88ccでホンダ純正の10w-40を入れてノントラブルです。

 

あまり粘度が硬すぎるオイルを入れてしまうと、ギアの入りが悪くなるのでそこは注意した方が良いと思います。車のエンジンと違って、エンジン内部にミッションが入っているので、そのようなトラブルになってしまいます。

 

ボアアップエンジンのユーザーだと、モチュールを入れている人が多いイメージですね。(あくまでも僕のイメージ。)

 

 

 

 

関連記事

 88ccにボアアップされていましたが、オイルクーラーは取り付けしないのですか?オイルクーラーは必要では無いですか? 先日、このような質問を頂きました。 そこでこの記事では、モンキーを88c[…]

 

まとめ

 

モンキーのエンジンオイル全量は、0.8リットル。オイル粘度に関しては、純正エンジンであれば【10w-30】を使用し、ボアアップキットを組み込んでいるエンジンであれば、【10w-40】ぐらいのオイルがお勧めです。

 

あまりオイル粘度を上げ過ぎると、ギアが入りにくくなるので注意です。

 

特に拘りがないのであれば、ホンダ純正オイルをチョイスしておくのが間違いないと思います。

 

 

 

 

昔、ナップスでこのオイルが安売りしていたものだから、ダックスに入れてみたのですが、ギアが全く入らなくて即抜いた記憶が蘇りました…。

 

 

それでは。

 

▪️関連記事はこちら

関連記事

モンキー製作にあたり、何のマフラーを取り付けようかかなり迷っていたのですが... オーバーレーシングのレーシングダウンを装着することにしました。 そこでこの記事では、オーバーレーシングのレーシングダウン装[…]

関連記事

モンキーエンジンのオーバーホールに伴い、セットでボアアップキットの組み込みを行いました。 そこでこの記事では、モンキーエンジンのボアアップキット(腰上)組み込み方法について解説していきます。 腰上のバラシ[…]

関連記事

モンキーエンジンのオーバーホールをするため、エンジンを全バラし、各部の清掃と部品交換を行い組み付けを行いました。 そこでこの記事では、モンキーエンジンの腰下の組み付け方法を画像付きで解説していきます。 初[…]

関連記事

モンキーのエンジンオーバーホールに伴い、エンジンの腰上を分解しました。 そこでこの記事では、モンキーエンジンの腰上分解方法について、画像付きで解説していきます。 エンジンをオーバーホールする方や、ボアアッ[…]

最新情報をチェックしよう!