ショートナックルにすると車高が下がる？結論、変わらない。

 

アッパーアームが干渉するので、ショートナックル（加工ナックル）を導入しようと思っているのですが、ショートナックルにしたら、ショートにした分車高が下がりますよね？

 

先日、このような質問を頂きました。

 

そこでこの記事では、ショートナックルにすると車高が下がるのか？というテーマでお話ししていきます。結論、車高は変わりません。

 

 

ショートナックルにすると車高が下がる？

 

結論は冒頭にも記事のタイトルにも入れてありますが、ショートナックル（加工ナックル）に交換しても、車高の変化は全くありません。

 

ナックルを短縮して変化するのは、アッパーアームの角度だけです。

 

ナックルを短縮加工するのは、ダブルウィッシュボーンのサスペンション構造だと思います。ダブルウィッシュボーン式のサスペンション構造の場合、車高を決めているショックアブソーバーはロアアームに固定されています。

 

そのため、ナックルが短くなっても、ロアアームの位置は変化しないため、車高が変わることはありません。

 

少しだけ余談になりますが、ダブルウィッシュボーン式のサスペンション構造でショックの全長を変えずに、車高が変化する場面はロアアーム側の取り付け角度を補正した時のみ起こります。

 

• ロアアームの上げ加工
• ロールセンターアダプターの取り付け
• キャンバーアダプターの取り付け

 

この3つに関しては、車高が変化（下がる）します。

 

 

 

 

まとめ

 

ショートナックルを導入しても車高が変化する（下がる）ことはありません。

 

ショートナックルを導入することによって、アッパーアームの角度が変化するため、今まで付いていたナチュラルキャンバーが起きてしまうので、そこだけは頭の片隅に入れておくことをお勧めします。

 

 

※どの程度キャンバーが起きるかは、現状の車高やナックルの短縮量によって異なります。

 

それでは。

 

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