これから、車高を下げようと思っているけど、車高を下げるにはどんな方法があっておすすめの方法は?
まだ車を触ったことがない、ユーザーであればこんな疑問は自然なものだと思います。
僕自身も初めて車高を下げる際には、周りの友人や先輩方よりアドバイスを貰いました。
そこでこの記事では、僕自身の実体験も交えつつ、車高を下げる3つの方法とオススメの方法についてお話していきます。
※まだ車についてよく分からない方にも分かりやすいように解説していきます。
車高を下げる3つの方法
車の車高を下げる方法は以下の3つが主な方法になります。
- 車高調
- ダウンサス
- エアサス
誰しも一度は耳にしたことがある、部品名かもしれません。
車の車高を下げる際に、候補に上がる方法はこの3つが主な選択肢になります。
それぞれ順番にメリットとデメリットをお話していきます。
車高調
最近では、街中で見かけるローダウン車の多くが車高調を使って車高を下げています。
車高調とはその名の通り、車高を調整する機能を備えたショックアブソーバーです。
▪️メリット
- 車高を任意の高さに調整が出来る
▪️デメリット
- 金額が高い
車高調は自分の好きな車高に調整ができる反面、金額がやや高めです。ざっくりですが、5万円〜20万円ほど。
※金額が高いという表現は、この後に解説するダウンサスと比べての話。(ダウンサスと車高調で迷う人が大半だから)
結構値段の差に開きがあるんだね!
理由は様々ですが、安い車高調から高い車高調まであります。詳しくはこちらをご覧下さい。
デメリットでは金額が高いとお伝えしていますが、最近では安く新品を購入できるメーカーも多くなっているため、気軽に手が出せる車高調も多いです。
ダウンサス
ダウンサスは、純正のショックアブソーバーはそのまま再利用して、バネ(サス)だけを交換して車高を下げるパーツです。
ちなみに、僕自身が初めて車の車高を下げた時はダウンサスを組み込みました。※後で詳しく話すけど1週間で車高調に交換したよ…。笑
▪️メリット
- 金額が安い
- 車高が下がり過ぎない
▪️デメリット
- 工賃が車高調取り付けより高い
- 車高の誤魔化しは効かない
- 下げ幅が少ない
※車高調整が出来ないため、上げることも下げることも出来ない…。
ダウンサスの1番のメリットは金額が安い事です。安いものだと新品で6000円ぐらいから購入することが可能です。
新品の金額だけ見ると、1番安いもの同士を比べると、車高調の10分の1の金額です。
しかしながら、ダウンサスは取り付け工賃が高いです。極論ですが、ショックをバラす手間が増えるためです。
ダウンサスで車高が下がる仕組みについては、こちらの記事で分かりやすく解説しています。
エアサス
エアサスとは、バネでは無く【エア(空気)】を使ったサスペンション構造です。
バネの代わりにエアバックと呼ばれる部品が付いており、その中に空気を溜めてショックの役割を担います。
▪️メリット
- ボタン(スイッチ)1つで車高を上げ下げできる
- 走る時は車高を上げて…
- 駐車中は低さを強調できる
▪️デメリット
- 金額が高い
- 工賃が高い
- 故障するリスクもある
走行中は、車高を上げて走るため悪路を気にすることも無ければ、車の腹下を擦ってしまうことも避けることが出来ます。
そして、車を止めておく際には、地面に着地したようなスタイルで停めておくことも可能です。
※エアサス組めば、簡単にこのスタイルを実現できる訳ではないよ…。
その反面では、部品代金もそれなりに高く、30万円〜80万円ほどの部品代金に加えて取り付け工賃が10万円ほど掛かります。
ここに関しては、エアサスにも色々種類があるので、値段の開きが車高調以上になります。
先日、エアサスの取り付け作業をDIYで行なっているので、気になる方はチェックしてみて下さい。
番外編
純正のショックアブソーバーを流用して車高を下げる方法もあります。※全ての車で出来るわけじゃないよ。
あまりこんなことを紹介するようなサイトはないと思います。※だからこそ、あえて書いておきます。
もっとも有名なのが、ダイハツ車にスズキ車の純正ショックを使って車高を下げる方法です。
例えば…
- タントにワゴンRの純正ショック
取り付け部分の寸法は同じなんだけど、車の設計上ショックアブソーバーの全長が異なるため、流用することで車高が下がる仕組みです。
あえてこの方法をおすすめすることは絶対にありませんが、知識として書いておきました。※この方法も車高を下げる方法には変わりないからね。
結論、どの下げ方がおすすめなの?
とりあえずは、車高を下げる方法が3つあることは分かったけど、どれがおすすめなの?
ここに関しては、人によっても異なりますが…
基本的には車高調、もしくはエアサスがおすすめです。
※エアサスに関しては、全体のパーセンテージで見ると、かなり少数派になるのでここでは置いておきます。
個人的にダウンサスをおすすめしないのは、いざ車高を下げると欲が出るためです。
- もう少し下げたい
- もう少し上げたい
これはどうしても、人間欲が出るものです。
僕自身もダウンサスを組んだ理由は、少しでも車高が下がれば良い。だからとにかく安いダウンサスを組みました。
しかしながら、いざ組んでみると思ったより変化を感じない…。これは僕自身だけに限った話では無くよくある話です。
※言うまでもありませんが、二度手間になるだけでは無く【高く付きます。】
実際に友人からダウンサスの取り付けをお願いされたときに、これと全く同じ話をしたにも関わらず、ダウサスを取る付けたら…
やっぱりもう少し下げたい…中古で車高調を探すわ…
だから言うーーーーたじゃーーーーーーん!!!!!!!!
※これはノンフィクションです。ちなみにこのやり取りは、僕がダウンサスを付ける際に先輩ともやった…。
それでもまだ悩む方には、こちらの記事がおすすめです。※別に車高調を買って欲しい訳じゃないけど。
最近では、ヤフオクだけではなく、メルカリやラクマ、PayPayフリマなどなどフリマアプリが充実しているので、中古品を安く購入することも容易ですね。
中古で車高調を購入する際の注意点は、こちらの記事にまとめてありますので、ご覧下さい。
プラスアルファーで下げる方法もある
車高調などのショックアブソーバーの交換と併用して、さらに車高を下げる方法もあるので、お話しておきます。
この情報は、【ガッツリ車高を下げたい人】向けの情報なので、そうでない方には無意味な情報かも知れません。
▪️アクスル車
- アクスル加工
- ドラム上げキット
▪️マルチリンク(ダブルウィッシュボーン)
- ロールセンターアダプター
- SSキット
あくまでも、ここで紹介した方法はプラスアルファーで車高を下げる方法です。
つまるところ、車高調やエアサスを組んだけど、下げ幅が足りない時に使う方法ということです。
ガッツリ車高を下げたい願望があるユーザーは知っておいて損はないと思います。
※キットいつか役に立つ時が来るよ。
SSキットとロールセンターアダプターで車高が下がる仕組みは同じです。
まとめ
この記事では、車高を下げる3つの方法と番外編を紹介しました。
- 車高調
- ダウンサス
- エアサス
多くの方は、車高調とダウンサス。もしくは車高調とエアサスで迷われる方が大半です。
車高調とダウンサスで迷われる方には、車高調をおすすめします。これは、ダウンサスを選択して後悔した過去の自分や周りの友人の失敗談を元にする【助言】です。
それでは。
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